電動工具の製造・販売を手掛けるマキタ(本社:愛知県安城市)は4月27日、半導体商社のマクニカ(本社:横浜市港北区)と共同で、半導体の安定調達に向け、台湾・新北市に半導体の取引に特化した合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社の名称は「マキタ・インターナショナル・プロキュアメント」で、8月に設立する予定。資本金は700万台湾ドルで、出資比率はマキタ85.1%、マクニカ14.9%。
世界的な半導体不足や電気自動車(EV)シフトなどにより今後、一段と半導体調達は厳しくなると予想される中、台湾域内外の半導体メーカーからの調達拠点とし安定調達を図る。
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TDK 中国・厦門市でリチウム二次電池で2合弁設立
TDK(本社:東京都中央区)は4月27日、リチウムイオン二次電池の製販などを手掛ける中国子会社、アンぺレックス・テクノロジー(所在地:中国・香港特別行政区、以下、ATL)が、中国のコンテンポラリー・アンぺレックス・テクノロジー(本社:福建省、以下、CATL)と、中国福建省厦門(アモイ)市に2つの合弁会社の設立を含む業務提携について合意し契約を締結したと発表した。また、厦門市に合弁会社の持株会社となる子会社を設立することを決めた。
合弁会社は二次電池セルの開発、製造、販売を手掛ける新会社「厦門新能和科技有限公司」(資本金50億人民元=約772億円、出資比率:ATL30%、CATL70%)と、二次電池パックの開発、製造、販売を手掛ける「厦門新能達科技有限公司」(資本金10億人民元=約154億円、出資比率:ATL70%、CATL30%)。
合弁会社2社の持株会社となる子会社は「厦門新能同科技有限公司」で、資本金は22億100万人民元(約424億円)で、ATLが全額出資する。
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ニトリHD エディオンとの資本・業務提携発表
ニトリホールディングス(札幌本社:札幌市北区、東京本部:東京都北区)は4月27日、エディオン(本社所在地:大阪市北区)の株式を取得し、両社の間で資本業務提携すると発表した。
ニトリHDは、エディオンの株主、LIXILより市場外相対取引を通じて896万1,000株(2021年9月30日現在に発行済み株式総数に対する所有割合8.60%)を取得する。取得総額は102億6,900万円。株式取得実行日は5月13日の予定。
両社は、両グループの経営資源やノウハウを相互活用し、両グループの事業拡大を図るため①魅力的な店舗開発に向けた協働②商品の相互交流と商品ラインアップ拡充③EC事業でのシナジー創出④物流ネットワークおよび設置サービス、アフターサービスネットワークの相互活用⑤リフォーム事業、法人ビジネスにおけるシナジー創出などについて、協議・検討していく。