ホンダは4月21日、5月上旬に鈴鹿製作所(所在地:三重県鈴鹿市)で、従来計画に比べ5割程度減産すると発表した。半導体不足に加え、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う中国・上海市などのロックダウン(都市封鎖)による部品調達難が響いているとしている。
JERA,九州電,中国電 水素・アンモニアの導入で協業の覚書
JERA、九州電力、中国電力の3社は4月20日、発電用燃料としての水素・アンモニアの導入に向けて、協業を検討することを定めた覚書を締結したと発表した。水素やアンモニアは燃焼時にCO2を排出しないため、化石燃料に代わる次世代燃料として期待されている。
この覚書は国内で大規模な火力発電所を運営する3社が、燃料用の水素・アンモニアのサプライチェーン構築・拡大に向け、①国内発電所向け水素・アンモニアの調達費用削減等を目的とした共同調達②水素・アンモニアの輸送・貯蔵手段の確立③水素・アンモニアに関する政策支援・ルール形成へ働きかけ④他の国内電力会社等に対する本協議への参画の打診-で協業の可能性を検討することを定めている。
ダイハツ 5月に滋賀・京都2工場停止,部品供給に支障
京セラ 鹿児島で625億円投じ半導体部品工場を拡張
出光興産 国内初の商業規模SAF製造へ NEDOに採択
双日G 在留外国人向け専用のクレジットカード事業
三菱商事とENEOS 航空機用再生燃料の製造で協力
日立 インド・デリーの病院に酸素工場を設置
丸紅 廃プラなど再資源化でインドネシア企業と覚書
マツダ 次世代リチウムイオン電池開発がNEDOに採択
マツダは4月19日、提案した「次世代高容量高入出力リチウムイオン電池の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」の研究開発項目の一つ「高性能蓄電池・材料の研究開発」に採択されたと発表した。
今回同社が提案した事案は、カーボンニュートラルの実現に不可欠な電動車の普及に向けて、蓄電池・モータ-システムの性能向上・コスト低減などの技術的な課題解決を図ることで、将来的な自動車の電動化を支える基盤技術や地区衣電池・モーターの産業競争力強化窓を目指している。同事業でマツダは、高容量と高入出力を両立するリチウムイオン電池(LIB)の開発に取り組む。