エーザイ(本社:東京都文京区)とMerck & Co.,Kenilworth,N.J.,USAの日本法人、MSD(本社:東京都千代田区、以下、MSD)は2月25日、エーザイ創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤「レンビマ(R)」(一般名:レンバチニブシメル酸塩)とMSDの抗PD-1抗体「キトルーダ(R)」(一般名:ペムブロリズマブ)の併用療法について、「根治切除不能または転移性の腎細胞がん」の適応で、厚生労働省より承認を取得したと発表した。2021年12月の「がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体がん」の適応承認に続き、日本で2つ目のがん種に対する承認。
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シャープ インドネシア・カラワン県にエアコン新工場
シャープ(本社:大阪府堺市)は2月24日、約40億円を投じインドネシア・ジャカルタの生産販売会社PT.Sharp Electronics Indonesiaのあるカラワン県カラワン工業団地に、エアコン新工場を建設すると発表した。同工場はインドネシアをはじめASEAN諸国向けの生産・輸出拠点として、2023年4月稼働開始の予定。生産能力は年間90万台。
同工場は、同社の従来のエアコン工場からさらに内製化率を高め、コスト競争力を強化するとともに、工程のムダを抑えた高効率生産と安定した高品質を実現。また、工場の屋根には太陽光発電システム(設置容量約2.0MW-dc)を設置し、発電電力を照明・ラインなどの各種設備に使用、環境負荷低減に取り組む。
マルチ・スズキ インドで新型「バレーノ」発売 輸出も順次開始
スズキのインド子会社マルチ・スズキは2月24日、全面改良したプレミアムハッチバックの新型「バレーノ」を23日、インド国内で発売したと発表した。アフリカ、中南米、中東などへの輸出も順次開始する。
バレーノは2015年にインドで発売。同国内ではプレミアム販売網「NEXA」で販売し、都市部の若者層で特に支持が高く、2021年11月に同国内累計販売100万台を達成している。
2021年の同国内における乗用車のモデル別販売台数で、マルチ・スズキのモデルが上位10モデル中8モデルを占め、バレーノは1位の「ワゴンR」(18万3,851台)、2位の「スイフト」(17万5,052台)に次いで3位(17万2,241台)の支持を得ている。