ウィルグループ 特定技能を強化,技能実習生の入国再開

人材派遣などのウィルグループ(本社:東京都中野区)傘下のウィルオブ・ワーク(本社:東京都新宿区)は、在留資格「特定技能」の資格取得・就職支援活動を強化する。今後、ミャンマー、ベトナムなどからの特定技能外国人の受け入れを推進。特定技能外国人の就業機会を創出するため、登録支援機関として2023年3月までに支援人数500名を目指す。
すでにミャンマーからの介護技能実習生の入国を再開。5月23日に1年4カ月ぶりとなる13名を迎え、技能実習生の来日後の日本語教育や生活面サポート、また介護施設職員への共働指導サポートを行う。
ミャンマーからの介護技能実習生は2022年末までに約30名の来日を予定しており、サポートする実習生は累計70名以上となる。

理研・富士通「富岳」5期連続の世界第1位獲得

理化学研究所(理研)と富士通は5月30日、共同で開発し、2021年3月より共用しているたスーパーコンピュータ「富岳」が、世界のスーパーコンピュータの共役勾配法の処理速度の国際的なランキング「HPCG」で5期連続の世界第1位を獲得したと発表した。
ただ、「TOP500」および性能ベンチマーク「HPL-A」では、米国の「Frontier」が第1位となり、「富岳」はいずれも第2位だった。

ダイハツ 6月京都工場を5日間追加稼働停止

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は5月30日、仕入先からの部品供給不足により、6月の京都工場(所在地:京都府大山崎町)の操業について、追加で5日間稼働停止すると発表した。追加は6月6〜10日の合計5日(5直)。この結果、同工場の稼働停止は5月23日公表分と合わせ8日(8直)となる。
同工場では「プロボックス」「ブーン/ポッソ」を生産している。

トヨタ 4月世界販売11.1%減の76.3万台 8カ月連続減

トヨタ自動車が5月30日発表した4月の世界販売台数は、前年同月比11.1%減の76万3,708台だった。前年実績を下回るのは8カ月連続で、下落率は2021年10月の20.1%以来の大きさとなった。半導体不足で原産を余儀なくされたことや、先が見えない中国・上海市の新型コロナウイルス拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が響いた。

パイロット インドで筆記具の子会社設立

パイロットコーポレーション(本社:東京都中央区)は5月27日、インド・ハリヤナ州に全額出資の子会社「PPIN」(仮称)を設立すると発表した。インド市場で成長が見込まれる筆記具の製造・販売を手掛ける。
新会社の資本金は7億5,000万ルピー(約12億3,000万円)。2022年8月設立予定で、2023年7月の営業開始を目指す。

JR東海 リニア新幹線「神奈川県駅」公開 相模原市

JR東海は5月30日、リニア中央新幹線の相模原市で建設中の「神奈川県駅(仮称)」の工事を報道陣に公開した。同駅は、東京・品川と名古屋間の4つの中間駅の一つで、地下約30mに設けられる。元高校の跡地に建設され、同駅の長さは680mほど。
JR横浜線や京王電鉄が通る橋本駅南口に近く、乗換駅としての役割や周辺の再開発が期待されている。
リニア中央新幹線は品川駅ー名古屋駅間を時速500kmで結ぶ。同駅は品川駅を出発し、最初の駅になる。

パナソニック 10月から事業所向けにEV充電器提供

パナソニック エレクトリックワークス社は5月27日、カーボンニュートラルに貢献するエネルギーソルュ―ション事業の第一弾として、2022年10月より電気自動車(EV)充電インフラソリューション「Charge-ment(チャージメント)」を展開。企業や自治体などEVを複数台所有する事業所向けに提供を開始すると発表した。
同社は、EV充電設備の導入相談から、設備設置、導入後の運用管理までワンストップでサポート。顧客のEV充電の利用状況に合わせた充電コントロールで、電力コストを最小化する。また、充電の状態・実績やCO2削減量の見える化により、管理業務の負担を軽減する。

タイで「ハウスドゥ」ブランドのFC展開を本格開始

「ハウスドゥ」ブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス(本社:東京都千代田区)は5月27日、持ち分法適用会社のH-DO(THAILAND)Limited(本社:タイ・バンコク、以下、H-DO社)とタイでの「ハウスドゥ」ブランドのフランチャイズ(FC)展開に関するマスターフランチャイズ契約を2022年5月30日付で締結すると発表した。
同社は10年以内にタイでのFC加盟店500店舗を目指し、ハウスドゥの展開を通じてタイの不動産市場を活性化し、今後さらなるアジア展開を推進していく。