金属建材メーカー、岡部(本社:東京都墨田区)は、インドネシア・ジャカルタ特別州に建設資材の仕入れ販売等を手掛ける新会社「PT.Okabe Hardware Indonesia」を4月28日付で設立したと発表した。資本金は1,250億ルピア。ASEANの中でも人口増加やGDP成長が著しく、購買力が高まるインドネシアでのさらなる事業展開を図る。
日本光電 インドに検体検査試薬の新工場を設立
SBI シンガポールSC Venturesと業務提携で合意
トヨタG3社が インドに電動化で800億円超投資
大京 全駐車区画にEV充電コンセントを標準仕様化
AGC 1,000億円超投じタイでクロール・アルカリの能力増強
AGC(本社:東京都千代田区)は5月6日、インドシナ半島におけるクロール・アルカリ事業の統合新社、AGC Vinythai Public Company Limited(2022年7月設立予定)のタイ2拠点の生産能力を増強すると発表した。稼働開始は2025年第1四半期を予定。投資総額は1,000億円以上を見込み、同社グループとして過去最大の金額規模となる。
この設備増強により、同社グループの東南アジアにおけるクロール・アルカリ製品の年間生産能力は、苛性ソーダ164万トン(現在142万トン)、塩化ビニルモノマー(VCM)170万トン(同130万トン)、塩化ビニル樹脂(PVC)160万トン(同120万トン)にそれぞれ拡大する。
JBIC,三井住友銀 エンケイのインド法人に3.6億ルピー融資
国際協力銀行(JBIC)および三井住友銀行は5月6日、エンケイ(本社:静岡県)のインド法人、ENKEIWHEELS(INDIA)LIMITED(以下、EKIN)との間で、総額3億6,000万インドルピーの協調融資を実施する貸付契約を締結したと発表した。内訳はJBIC分2億5,200万インドルピーを限度とし、三井住友銀行分が1億800万インドルピー。この融資はEKINが自動車部品の製造・販売事業を行うために必要な資金に充てられる。
エンケイは、1950年設立の四輪・二輪自動車メーカー向けのアルミホイールの製造・販売を手掛ける中小企業。インドでの事業拡大を企図しており、インドルピー建て融資で支援するもの。