後藤厚生労働相は3月25日、塩野義製薬(本社:大阪市中央区)が開発した新型コロナウイルスの飲み薬の購入について基本合意したと明らかにした。薬事承認されればまず100万人分を確保し、その後も一定数量を調達する。国内企業が開発した軽症者向け飲み薬の購入は、今回が初めて。
塩野義製薬は2月にこの飲み薬について承認申請し、現在は医薬品医療機器総合機構(PMDA)が審査している。
住友商事 ベトナムBRGとの食品スーパー50店舗へ
クボタ,神鋼など5社 カンボジア上水道事業を受注
クボタの100%子会社のクボタ建設(旧クボタ工建、本社:大阪市浪速区)は3月23日、神戸製鋼グループの神鋼環境ソリューション(本社:神戸市)などとのコンソーシアムが、カンボジア南部カンダール州タクマウ市の上水道拡張事業を受注したと発表した。発注元はプノンペン水道公社(PPWSA)で、受注額は28億8,000万円。
今回同事業を受注したのは既述の2社のほか、北九州の外郭団体、北九州ウォータ-サービス、建設技研インターナショナル(所在地:東京都江東区)、TECインターナショナル(所在地:東京都千代田区)の5社で組織する共同企業体。
DBO(設計・建設・運営)方式で、浄水施設や取水施設の整備、導水管や配水ポンプの設置などを進める計画。処理能力は日量3万㎥。稼働後は約8万人に浄水を供給する。工期は約33カ月間。運営期間は10年。同事業は国際協力機構(JICA)で初の「事業・運営権対応型無償資金協力」の対象事業。」
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ホンダ 国内2工場で4月は計画比1割減産 部品調達難
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シャープ 「AIoT」家電を24年度に国内白物の7割に
シャープは3月23日、国内で販売する白物家電について、AI(人工知能)を搭載し、多様な機器を通信でつなぐモノのインターネット(IoT)に対応させる「AIoT」製品を、2024年度に金額ベースで7割以上に高める目標を明らかにした。
AIoT家電を2024年度に白物家電の販売額に占める割合を、国内では現在の30%から70%以上に、米国や欧州など海外では50%以上とするのが目標。
同社のAIoTは、最新の洗濯機では天気や花粉の量などに応じた洗い方の提案や、洗濯が終わったことを冷蔵庫やテレビで通知する機能がある。また、冷蔵庫では音声のやり取りで、購入した食材を登録したり、好みに合うメニューをスマートフォンなどに送ってくれたりする。