トヨタ自動車は4月29日、タイ政府が2月に導入した電気自動車(EV)振興策の適用を受けると発表した。1台あたり最大15万バーツ(57万円)の補助金が支給され、製品の販売価格を低く抑えることが可能になる。日本勢の同制度適用は初めて。トヨタは2022年内にも量産EV「bZ4X」を輸入販売する計画。
トヨタのタイでの2021年販売は約21万台で首位。日系メーカーはタイで約9割のシェアを握っているが、EV対応では中国に後れを取っている。
TDK 中国・厦門市でリチウム二次電池で2合弁設立
TDK(本社:東京都中央区)は4月27日、リチウムイオン二次電池の製販などを手掛ける中国子会社、アンぺレックス・テクノロジー(所在地:中国・香港特別行政区、以下、ATL)が、中国のコンテンポラリー・アンぺレックス・テクノロジー(本社:福建省、以下、CATL)と、中国福建省厦門(アモイ)市に2つの合弁会社の設立を含む業務提携について合意し契約を締結したと発表した。また、厦門市に合弁会社の持株会社となる子会社を設立することを決めた。
合弁会社は二次電池セルの開発、製造、販売を手掛ける新会社「厦門新能和科技有限公司」(資本金50億人民元=約772億円、出資比率:ATL30%、CATL70%)と、二次電池パックの開発、製造、販売を手掛ける「厦門新能達科技有限公司」(資本金10億人民元=約154億円、出資比率:ATL70%、CATL30%)。
合弁会社2社の持株会社となる子会社は「厦門新能同科技有限公司」で、資本金は22億100万人民元(約424億円)で、ATLが全額出資する。
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ニトリHD エディオンとの資本・業務提携発表
ニトリホールディングス(札幌本社:札幌市北区、東京本部:東京都北区)は4月27日、エディオン(本社所在地:大阪市北区)の株式を取得し、両社の間で資本業務提携すると発表した。
ニトリHDは、エディオンの株主、LIXILより市場外相対取引を通じて896万1,000株(2021年9月30日現在に発行済み株式総数に対する所有割合8.60%)を取得する。取得総額は102億6,900万円。株式取得実行日は5月13日の予定。
両社は、両グループの経営資源やノウハウを相互活用し、両グループの事業拡大を図るため①魅力的な店舗開発に向けた協働②商品の相互交流と商品ラインアップ拡充③EC事業でのシナジー創出④物流ネットワークおよび設置サービス、アフターサービスネットワークの相互活用⑤リフォーム事業、法人ビジネスにおけるシナジー創出などについて、協議・検討していく。