日本工営(本社:東京都千代田区)は4月25日、カンボジア・シェムリアップ州で、地元の有力な観光関連企業のトップやコミュニティリーダーらで設立された企業連合Siem Reap Tourism Club(本社:カンボジア・シェムリアップ州、以下、STC)と、ICT活用による持続可能なスマート観光振興を推進するための協力覚書(MOU)締結したと発表した。
今回の覚書は、現在進行中の一連の日本政府支援、カンボジアの州政府機関による観光都市シェムリアップのスマート化をさらに民間側から補完・促進し、ICTを通じた新たなスマート観光ビジネスエコシステムを早期形成することを目的に締結したもの。
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3月全国百貨店売上高4.6%増の4,260億円 まん延解除で
3月外食売上高5.9%増もコロナ禍前比2ケタ減
日本フードサービス協会(所在地:東京都港区)が4月25日発表した3月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比5.9%増となった。まん延防止等重点措置が3月下旬に解除され、需要増につながった。ただ、新型コロナウイルス禍前の2019年3月比で13.7%減だった。
業態別ではファミリーレストランが前年同月比4.0%増、2019年比で25.0%減だった。「焼き肉」は同8.4%増、「中華」は同7.2%増と復調傾向が目立った。パブ・居酒屋は同4.3%増だったが、2019年同月比では68.5%減と低水準。中でも居酒屋が同3.8%減、2019年3月比で71%減と大な落ち込みとなっている。ファストフードは前年同月比6.6%増、2019年3月比でも2.6%増と底堅い。
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塩野義 コロナ薬治験 発熱・呼吸器に改善効果
塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は4月24日、新型コロナウイルスの治療薬について、臨床試験(治験)の追加した詳細データの結果を発表した。治験中に流行し感染拡大したた変異株、オミクロン株の特徴の、鼻水やせきなど呼吸器4症状と発熱については改善効果があったとしている。嘔吐(おうと)や下痢などを加えた12症状に関するプラセボ(偽薬)群との複合的な比較で、統計学的に有意な差は認められなかった。体内のウイルス量を下げる効果については、3回投与後に感染力のあるウイルスを持つ患者の割合が、プラセボ群と比較し90%減少した。
治験は428人の軽症・中等症患者を対象に、症状の改善とウイルスを減らす効果を確認することを目的に実施された。
