昭和電工は3月9日、2023年1月をめどに持ち株会社に移行すると発表した。持ち株会社名は「レゾナック・ホールディングス」。事業は、同月発足する昭和電工マテリアルズ(旧 日立化成)との統合新会社「レゾナック」が継承する。2022年9月開催予定の臨時株主総会などを経て、正式決定する。持ち株会社への移行で、グループ全体の機動的な運営につなげる。
レゾナック(RESONAC)は、英語で共鳴する、響き渡る「RESONATE」と、化学「CHEMISTRY」の頭文字Cを組み合わせたもの。
東大,ホンダなど体に装着する生化学ラボ開発へ連携
東京大学大学院(所在地:東京都文京区)、ホンダ技術研究所(本社:際打玉県和光市)、凸版印刷(本社:東京都文京区)、三洋化成工業(本社:京都市東山区)は3月9日、2022年1月1日に「装身型生化学ラボシステム 社会連携講座」を東京大学内に開設し、体に装着し汗などの生体試料から主にストレスや疲労などに関わる生化学情報を体への負担が少なくかつ連続的にセンシングする「装身型生化学ラボシステム」の開発および、その実証技術の研究に着手したと発表した。
この講座は、業種の異なる3社と東京大学のバイオエンジニアリング専攻で、人とデバイス・マテリアル、さらに機械をつなぐバイオインターフェース技術、デバイスおよびシステム設計技術を構築し、さらには開発する装身型生化学ラボシステムを用いた”先進ヘルスケアシステム”の実証技術を構築する。
これによって、将来的には自動車や建機など移動・輸送機械の運転時の安全性や快適性の向上、健康・医療、介護機器などでの活用による人々の一層の健康増進に貢献する。
ALSOK,SOMPOケアと介護業界の課題解決へ協業開始
ALSOK(本社:東京都港区)は3月9日、SOMPOホールディングス(本社:東京都新宿区)およびSOMPOケア(本社:東京都品川区)の2社と、介護領域のリアルデータを起点とした介護業界の社会課題解決につながるソリューション創出に向けた協業を開始することで合意したと発表した。
SOMPOケアが構築した介護施設業務プロセスの最適化の仕組みを基盤に、現在1都3県で計185の介護施設(居室数:約6,800)を手掛けるALSOKが保有するデータを活用し、①施設利用者の生活に密着したデーターの統合、解析を通じた科学的な介護サービスの提供、オペレーションの改善②施設利用者の体調データの可視化による異変の早期発見-などにつなげていく。
カシオ タイ教育省と関数電卓活用に向けた協業開始
コスモエネルギー,岩谷産業が水素で協業 年内に共同事業会社
日本郵便 18カ国・地域向け航空郵便の引き受け停止
JCB ロシアでのカード決済停止 アメックスなどと足並み
マクドナルド,スターバックス,コカ・コーラロシアで事業停止
ANA HD 国際新ブランド「Air Jpapan」23年度就航
ANAホールディングス(所在地:東京都港区)とエアージャパン(所在地:千葉県成田市)は3月8日、アジアなど中距離路線への就航を予定する国際線の新ブランドを「Air Japan(エアージャパン)」に決めたと発表した。2023年度の後半に運航を始める計画。基本的な運賃は格安航空会社(LCC)並みに抑え、ANAなどフルサービスキャリアのようなサービスもオプションとして提供する。新型コロナウイルス禍収束後を見据え、回復が見込まれる観光需要を取り込む。
現在、アジア路線などでANAブランドの運航を手掛けるエアージャパンが運航する。米ボーイングの中型機「787」を使用し、成田を拠点にアジア・オセアニア方面に就航する。具体的な就航先や就航時期は今後詰める。
同社はANAブランドの運航も続け、客室乗務員(CA)はANAブランドとAir Japanを兼務する。1つの会社で2つのブランドを運航するのは国内で初めてという。