独ダイムラーが2月1日付でメルセデス・ベンツグループに正式に社名変更した。同社は2021年12月にトラック・バス部門を分離しており、今回の措置により高級車のメルセデス・ベンツグループと、トラックのダイムラートラックホールディングスの2つの独立した企業が誕生した。メルセデス・ベンツはこれまでダイムラー傘下の高級車事業会社の名称として使われてきた。
帝人ファーマ ライセンス先がアルツハイマー治療薬の治験開始
帝人ファーマ(本社:東京都千代田区)は2月1日、2017年にアルツハイマー病治療薬候補「抗リン酸化タウ抗体」の独占的開発・製造・販売権を供与するライセンス契約を締結したMerck&Co.,Inc.Kenilworth,N.J.,U.S.A(北米以外ではMSD)が、このほど臨床試験(治験)を開始したと発表した。これにより、同社はライセンス先より臨床試験開始のマイルストーン(一時金)を受領した。
帝人ファーマはライセンス先より契約一時金および開発・承認の成功に応じた対価、販売額に応じた対価を受け取る権利を持っている。
国際アルツハイマー病協会発表のデータによると、認知症の患者数は2030年には全世界で7,600万人、2050年には約1億3,900万人に達するといわれている。その認知症の中で最も多いとされているのがアルツハイマー病。
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OKI・リコー A3モノクロプリンターエンジンを共同開発
沖電気工業(本社:東京都港区、以下、OKI)とリコー(本社:東京都大田区、以下、リコー)は1月31日、A3モノクロプリンターののプリンターエンジン(印刷機構)を共同開発したと発表した。今春、同エンジンに自社製のプリントコントローラー(制御機構)を独自に搭載した新商品を、両社がそれぞれ国内市場向けに発売する。
今回の共同開発は、OEMとは異なり、両社の強みを持ち寄ってプリンターエンジンの開発を企画段階から協業して進めたもので、開発期間を従来比で約3割短縮し、開発効率の向上を実現した。印字部分には高精細・高信頼性を実現し、装置の小型化に寄与するOKIのLEDプリントヘッドを採用、業務用途で重要となる幅広い用紙対応力や高信頼性を実現する用紙搬送機構をリコーが担うなど、両社の強みとなる技術を組み合わせている。