三井物産(本社:東京都千代田区)は3月24日、クリーンエネルギー投資会社Aker Horizons ASAが持株会社を通じて保有する再生可能エネルギー事業者Mainstream Renewable Power Limited(本店所在地:アイルランド・ダブリン、以下、Mainstream)に出資参画することで同日、関連諸契約を締結したと発表した。Mainstream持株会社が実施する5億7,500万ユーロ(約770億円)の第三者割当増資を引き受け、同社株式の27.5%を取得する。
Mainstreamは中南米・アフリカを中心に陸上・洋上風力ならびに太陽光を手掛ける、同地域における再エネ事業のリーディングカンパニー。
日本工営 ジャカルタ首都圏のMaaS普及で覚書
日本工営(本社:東京都千代田区)は3月25日、公共交通機関の電子運賃決済サービスを提供するインドネシア企業、PT Jakarta Lingko Indonesia(以下、ジャクリンコ社)との間で、MaaS分野で連携する覚書を締結したと発表した。
ジャクリンコ社は、既存公共交通オペレーター4社により設立され、MaaSアプリを通して蓄積される利用者の移動に関するビッグデータを保有。ジャカルタ州政府が推進するMaaSプラットフォーム開発・運営を含めたジャカルタ首都圏の複数の公共交通を(鉄道、バス等)を対象とした決済システム統合プロジェクトを主導している。
今回、日本工営がその解析などに協力することで、将来的なMaaSプラットフォームを基盤とした新サービスの実現や派生する新たなビジネスの創出につなげていく。
JICAとセイコーエプソン「つなぐ」で包括連携協定
国際協力機構(本部:東京都千代田区、以下、JICA)とセイコーエプソン(本社:長野県諏訪市)は3月25日、開発途上国の課題解決およびSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を目的として同日、包括連携協定を締結したと発表した。
「信頼で世界をつなぐ」ビジョンを掲げ、人間の安全保障と質の高い成長の実現を目的とした多様な事業を展開しているJICAと、現在「省・小・精の技術とデジタル技術で、人・モノ・情報がつながる、持続可能でこころ豊かな社会を共創する」とのビジョンの実現に向け、様々なつながりを生むソリューションを世界に広く提供することを目指すセイコーエプソン。それぞれのビジョンにおいて世界を「つなぐ」ことを目指す両者が、連携・協働による活動を推進する。
パナソニック 5/1より還元水素水生成器を発売
ネクストミーツ 話題の代替肉をスーパーなどで展開
代替肉の研究開発、製品の製造・販売を手掛けるネクストミーツ(本社:東京都新宿区)は3月25日、話題の代替肉「NEXTカルビ2.0」を4月1日よりスーパーやドラッグストアなど全国の小売店で展開していくと発表した。これに先駆け3月26日より全国のイトーヨーカ堂127店舗(2月末現在)で先行発売する。
NEXTカルビ2.0は2021年10月にオンラインで販売展開したところ、テレビや雑誌で話題となり、多い日にはネットで1日に1,000食以上も売れ、人気商品となった。
先行発売するのはNEXTカルビ2.0が80g1パック298円(税別)、NEXTハラミ80g1パック298円(税別)。いずれも動物性不使用で、100%植物性の食品。
江崎グリコ 40年ぶり社長交代 ASEANで事業拡大
東洋紡 三菱商事と機能素材事業で海外見据えた新会社
塩野義のコロナ飲み薬 政府が承認後100万人分購入で合意
住友商事 ベトナムBRGとの食品スーパー50店舗へ
クボタ,神鋼など5社 カンボジア上水道事業を受注
クボタの100%子会社のクボタ建設(旧クボタ工建、本社:大阪市浪速区)は3月23日、神戸製鋼グループの神鋼環境ソリューション(本社:神戸市)などとのコンソーシアムが、カンボジア南部カンダール州タクマウ市の上水道拡張事業を受注したと発表した。発注元はプノンペン水道公社(PPWSA)で、受注額は28億8,000万円。
今回同事業を受注したのは既述の2社のほか、北九州の外郭団体、北九州ウォータ-サービス、建設技研インターナショナル(所在地:東京都江東区)、TECインターナショナル(所在地:東京都千代田区)の5社で組織する共同企業体。
DBO(設計・建設・運営)方式で、浄水施設や取水施設の整備、導水管や配水ポンプの設置などを進める計画。処理能力は日量3万㎥。稼働後は約8万人に浄水を供給する。工期は約33カ月間。運営期間は10年。同事業は国際協力機構(JICA)で初の「事業・運営権対応型無償資金協力」の対象事業。」