東京建物グループの日本パーキング(本社:東京都千代田区)は2月16日、太陽光路面発電パネルの開発を手掛ける環境プラットフォーマ―、MIRAI-LABO(本社:東京都八王子市)と資本業務提携契約を締結したと発表した。
東京建物が運営する駐車場に、MIRAI-LABOの太陽光路面発電パネルを実装し、ZEP(ネット・ゼロ・エネルギー・パーキング)の実現に向けて取り組んでいく。両社は、互いの強みを活かした駐車場のZEP化を通じて、SDGsの達成に貢献していく。
トランスコスモス 韓国・明洞,永登浦区に新センター開設
伊藤忠 NESTE社製の石油代替航空燃料の日本向け独占販売契約
伊藤忠商事(本社:東京都港区)は2月16日、世界最大の再生可能資源由来の燃料(以下、リニューアル燃料)メーカー、Neste OYJ社(本社:フィンランド、以下、NESTE社)グループとの間で、NESTE社が生産する持続可能な石油代替航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下、SAF)、Neste MY Sustainable Aviation Fuel(TM)に関する日本市場向け独占販売契約を締結したと発表した。伊藤忠商事は羽田空港および成田国際空港で、この契約に基づいたSAFの供給を開始する。
日本政府は2021年12月、航空分野の脱炭素に向けた工程表をまとめ、2030年までに本邦航空会社による航空燃料使用量の10%をSAFに置き換えるという数値目標を公表している。
世界的に供給不足が予測されるSAFを戦略的に日本へ確保し、日本に就航する国内外の航空会社へ安定供給を行うことで、航空業界における脱炭素化実現への貢献を目指す。
日本M&Aセンター 過年度決算を訂正 5年で売上高不正83件
帝人 中国の自動車向けコンポジット生産拡大 瀋陽市に第3工場
帝人(本社:大阪市北区)は2月14日、グループで自動車向け複合成形材料事業を展開するテイジン・オートモーティブ・テクノロジーズ(本社:米国ミシガン州、以下、TAT)が、中国第2工場として江蘇省常州市に新設した自動車向けコンポジット製品の生産拠点で、このほど商業生産を開始したと発表した。また、これに続き遼寧省瀋陽市に自動車向け複合成形材料部品の中国第3工場を新設する計画も明らかにした。投資額は数十億円規模で、2023年夏に稼働する予定。
第2工場の敷地面積は約3万9,000㎡、第3工場の敷地面積は約1万3,000㎡。中国で急速に高まる電気自動車(EV)向けの部品や複合材料の供給体制を強化する。これにより、自動車向けコンポジット市場における世界有数のリーディングカンパニーとしてのゆるぎない地位を確立していく。そして2030年めどに自動車向け複合成形材料事業の売上高を20億米ドル規模への拡大を見込む。