農林水産省によると、2021年1~10月の日本の農林水産物・食品の輸出額は前年同期比28%増の9,734億円となり、年間で初の1兆円突破が確実になった。牛肉や日本酒の増加が全体を押し上げた。
ただ、日本政府は2030年までに5兆円の目標を掲げており、この達成には10年前の原発事故の”後遺症”が大きな壁となっている。中国や韓国による放射性物質を巡る輸入規制の早期撤廃が避けて通れない。
IATA事務総長 渡航制限は「航空業界を危険にさらす」と批判
トヨタ BYDと協業 価格抑えた小型セダンのEV 22年中国へ投入
ジョリーグッド 医療・福祉VR総合プラットフォームを開始
セブンとANA ドローンで商品配送実験 東京・日の出町
パワーエックス 今治造船と電気運搬船舶開発で提携契約
日本紙パルプ商事 インドネシアでOAJが段ボール新工場稼働
日本紙パルプ商事(本社:東京都中央区)は12月2日、グループ会社でインドネシアで段ボールケースの製造を手掛けるPT Oriental Asahi JP Carton Box(所在地:西ジャワ州、以下、OAJ)が、成長市場の同国でのさらなる事業拡大に向け新工場を建設、移転し、本格的に稼働開始したと発表した。
OAJ新工場の所在地は西ジャワ州MM2100工業団地内。敷地面積は旧工場の約2倍の6万㎡、建築面積は旧工場の約2倍の3万8,000㎡。段ボール・パッケージの製造・販売を手掛ける。
インドネシアでは近年、国内の中間・富裕層の増加による日用品メーカーの生産拡大に伴い、現地市場向けの段ボール需要が高まり、OAJもこの需要の取り込みに注力している。また、OAJは2015年6月に労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格、OHSAS18001を取得。同認証のISO規格化に伴い、2020年4月にISO45001を取得している。