システム開発大手のTISインテックグループでITソリューション事業を手掛けるTIS(本社:東京都新宿区)は12月13日、ブロックチェーンを活用した貿易金融ネットワークを運営するシンガポールのコントゥア(Contour Pte.Ltd.)と資本業務提携したと発表した。出資額は非公表。
コントゥアのサービスやマーケットの拡充のほか、日本向けのパートナーとして導入支援やコンサルティングを手掛け、銀行や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。
世界の大手15銀行がコントゥアのプラットフォームを利用し50カ国以上で取引を行っており、貿易金融業務の効率化に貢献している。
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マイナビ インドネシアのマッチングサイトSribu社買収
マイナビ(本社:東京都千代田区)は12月13日、インドネシアでクラウドソーシングサイトを運営するPT Sribu Digital Kreatif(スリプ・デジタル・クレアティフ、本社:ジャカルタ特別州、以下、Sribu)を10日付で買収し、子会社化したと発表した。株式の取得比率は100%ではないが、出資比率や取得額は非公表。
Sribu社はインドネシアで、「仕事を依頼したい人(発注者)」と「仕事を受けたい人(受注者)」をオンラインでマッチングするクラウドソーシングサイト(マッチングプラットフォーム)『Sribu』および『Sribulancer』を展開している。累計登録ワーカーは55万人、クライアント数は5万社に達している。
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伊藤忠 クリーンエナジーコネクトと資本業務提携 再生エネ強化
伊藤忠商事(本社:東京都港区)は12月13日、クリーンエナジーコネクト(本社:東京都品川区、以下、CEC社)の第三者割当増資を引き受け、資本業務提携を締結したと発表した。同社はこの提携を通じて国内で最大規模のコーポレートPPA運営事業者を目指すとともに、同社が進める再生可能エネルギー・蓄電ネットワークの取り組みを加速し、再生可能エネルギーを活用した分散型電源のプラットフォームを構築していく。
CEC社は、国内の土地を有効活用し、複数の中小規模の太陽光発電所を開発・保有したうえでグリーン電力を束ね、都心のオフィスビル等の顧客へ長期に電気と環境価格の提供を行う企業。グリーン電力導入の計画立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までのグリーンソリューションをワンストップで提供することに強みを持つ。
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トヨタ EVに本腰 30年までに投資4兆円 年350万台を世界販売
トヨタ自動車は12月14日、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、燃料電池車(FCV)といった電動車について、2030年までに8兆円を研究開発や設備投資に振り向けると発表した。うちEVには半分の4兆円を充てる。
豊田章男社長は、同社のEV戦略説明会で2030年時点のEVの世界販売目標について、今春公表した見通しの年間200万台(FCV含む)から同350万台へ引き上げることを明らかにした。EVの車種を拡充し30車種を展開、競争力強化に本気で取り組む姿勢を示した。
同社はこれまで急速にEVが普及することに慎重な見方を示してきた。航続距離や充電スタンドの整備、またEV化だけでは脱炭素の大きな課題に応えきれないとの判断からだ。しかし今回、世界で進むEVシフトに対応、EV戦略を強力に推進することになった。
パナソニックH 全館空調システム標準装備のZEHの住まい
パナソニックホームズ(本社:大阪府豊中市)は12月13日、快適と省エネを両立する全館空調システム「エアロハス」を標準装備し、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)にも対応できる住まい「FORTINA(フォルチナ)X」を、2022年1月6日に新発売すると発表した。
フォルティナXに標準装備する全館空調システム、エアロハスは、専用エアコン1台で居室だけでなく廊下や洗面室等の非居室空間も換気・空調。四季を通じて、家じゅう快適な温度で過ごせる。また、専用エアコンが入る空調ユニットから宅内へ搬送する空気は、0.3μmの微小粒子を99.97%捕集できる高性能な「HEPAフィルター」でしっかり浄化。ホコリや花粉はもちろん、PM2.5にも対応し、清潔な空気を家じゅうに届ける。
