タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は10月28日、新型コロナウイルス変化株のP681R変異およびP681H変異を検出するPCR試薬(研究用試薬)を同日より販売開始すると発表した。この試薬はすでに発売している変異検出用試薬シリーズと同様に、RNAを精製することなくダイレクトPCRが可能で、コアキット(PCR酵素ミックスと前処理試薬のセット)と組み合わせて使用する。また、反応確認のための陽性コントロールも発売する。
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日立造船など NEDO「次世代船舶の開発プロジェクト」に採択
日立造船、商船三井、ヤンマーパワーテクノロジー(以下、YPT)の3社は10月27日、グリーンイノベーション基金における国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「次世代船舶の開発プロジェクト」において、日立造船を幹事会社として「触媒とエンジン改良によるLNG燃料船からのメタンスリップ削減技術の開発」を提案し、採択されたと発表した。
同事業では、2021年度から2026年度までの6年間でメタン酸化触媒とエンジンの改良を組み合わせることでLNG燃料船のメタンスリップ削減率70%以上を実現し、LNG燃料船のさらなる環境負荷低減を目指す。また、YPTは名村造船所に委託し、日立造船、商船三井とともに、この研究で開発するシステムの実船搭載技術の確立を行う。
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資生堂 中国・上海の新研究開発拠点で本格的な活動開始
資生堂は10月27日、中国・上海で美容・健康産業の発信地「東方美谷(The Oriental Beauty Valley)」で展開する様々な企業・機関との協働を目的とした中国イノベーションセンターの新施設「資生堂(中国)研究開発中心有限会社 上海奉賢分公司(以下、新研究開発拠点)」での本格的な研究活動を同日より開始すると発表した。同施設の所在地は上海市奉賢区、明遺跡は1,575㎡。
新研究開発拠点は、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」に掲げる主要戦略の一つ「他社との協業によるイノベーション強化」を中国で実現するために設立した。最先端の化粧品技術や、有用性評価法の研究開発を行いビューティーに関わる新分野を開拓し、資生堂グループ全体の成長に貢献する。
川崎重工など3社 舶用水素エンジン開発がNEDO事業に採択
川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーションの3社は10月26日、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代船舶の開発プロジェクト」に「舶用水素エンジンおよびMHFSの開発」を提案し、採択されたと発表した。
川崎重工が中速4ストロークエンジン、ヤンマーパワーテクノロジーが中・高速4ストロークエンジン、ジャパンエンジンコーポレーションが低速2ストロークエンジンの開発に同時並行で取り組み、様々な用途に対応可能なエンジンラインアップを2026年ごろに完成させるとともに、船社、造船所と協力し、実船での実証運航を行うことで社会実装につなげる予定。
さらに川崎重工は、この実証の中で舶用水素燃料タンク・燃料供給システムの開発を担当し、各社と共同で水素燃料推進システムの実現を目指す。
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オムロン 台湾のテックマン・ロボットに出資 共同開発へ
オムロン(本社:京都市下京区)は10月25日、台湾EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下で、アーム型協調ロボットを手掛ける達明機器人(テックマン・ロボット)に出資すると発表した。テックマン・ロボットが実施する第三者割当増資を引き受ける。出資比率は10%。2021年12月に手続きを完了する予定。出資額は非公表。
オムロンとテックマン・ロボットは2018年5月に戦略的提携を締結。テックマンの協調ロボット「TMシリーズ」を両社のブランドとしてオムロンのネットワークで販売。オムロンのモバイルロボットとTMシリーズを組み合わせた移動型作業ロボット「モバイルマニピュレーター」も共同開発している。今回の出資により提携を強化し、製造現場の人手不足解消につながるロボットを共同開発する。