イオンモールは2月26日、ベトナムトゥア・ティエン・フエ省とショッピングモール開発に関する投資および事業推進に関する包括的覚書を締結したと発表した。
ベトナム中部に位置する同省は、中部エリア(ホーチミン市、ビンズオン省)、北部(ハノイ市、ハイフォン市)に次ぐ同国第3経済圏。同プロジェクトを加速させることにより、20モール体制構築に向けた事業基盤の確立を目指す。
ネオジャパン タイ・バンコクで子会社を本格始動
ビジネスICTツールを手掛けるネオジャパン(本社:横浜市西区)は2月26日、タイで設立した子会社Neo Thai Asia Co.,Ltd(所在地:タイ・バンコク)が同国の承認を取得、本格始動すると発表した。ネオジャパンはパーッケージソフトの開発・販売を主幹事業とする。
近鉄 早期退職募集などで45歳以上の従業員600人削減へ
近畿日本鉄道(近鉄)は2月26日、新型コロナウイルスの影響による鉄道利用者の減少で業績が悪化していることから、一層のコスト削減を進める必要があるとして、早期退職の募集などで社員600人を削減する方針を明らかにした。早期退職の対象は45歳以上の管理職と一般社員。3月から募集を始める。
西友 レタス植物工場を都内店舗に開設 “店産店消”で鮮度抜群
西友(本社:東京都北区)と、植物工場の運営・野菜の卸売販売を手掛けるLEAFRU(本社:東京都中央区)は2月26日、西友大森店(所在地:東京都品川区)に西友では都内初となる「店内植物工場」を開設、3月5日より水耕栽培レタス販売を開始すると発表した。
西友は2020年2月に、この取り組みの1号店として西友上福岡店(所在地:埼玉県ふじみ野市)にレタスを栽培する店内植物工場を導入。コロナ禍でも「安全・安心な衛生管理と無農薬栽培」で人気を得ている。この運用ノウハウを踏まえて、今回2店舗目を開設することになったもの。大森店で収穫されたレタスは近隣の西友26店舗でも販売される。
スシローグローバルHDが「京樽」買収発表 持ち帰り強化
回転ずし大手のスシローグローバルホールディングス(HD)は2月26日、吉野家ホールディングスの子会社、京樽を買収すると発表した。4月に全株式を取得する予定。買収額は非公表。京樽は持ち帰りすしで高い知名度があり、買収によりスシローは新型コロナウイルス禍で需要が高まる持ち帰り事業を強化する。
新会社名は「マツキヨココカラ&カンパニー」10月発足
ドラッグストアのマツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインは2月26日、今年10月の経営統合に伴い発足する持ち株会社を「マツキヨココカラ&カンパニー」にすると発表した。社長にマツキヨHDの松本清雄社長、代表権のある副社長にココカラの塚本厚志社長がそれぞれ就任する。子会社となるココカラは9月29日に上場廃止となる予定。
両社の経営統合により、売上高は単純計算で1兆円規模と国内最大手となる。
トヨタ 水素活用促進めざし今春から燃料電池モジュール外販
トヨタ自動車は2月26日、燃料電池(FC)システムをパッケージ化したFCモジュールを開発し、2021年春以降、外販を開始すると発表した。このモジュール化により、トラック・バス・鉄道・船舶などのモビリティや定置式発動機など様々な用途のFC製品の開発・製造事業者に活用してもらことが可能となる。
トヨタはカーボンニュートラルの実現に貢献するために、CO2排出量の削減を目指し、燃料電池車(FCV)の普及のみならず、多くのFC製品事業者とともにFC製品の普及による水素活用の促進を目指し、FCのシステムサプライヤーとしての取り組みを強化していく。
ホンダジェット 小型カテゴリーで4年連続で世界1位達成
ホンダは2月25日、航空機事業子会社、米ホンダエアクラフトカンパニーがビジネスジェット機「ホンダジェット」の2020年暦年(1~12月)の世界へのデリバリー数が31機となり、小型ジェットカテゴリーで4年連続世界1位になったと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で2019年実績は下回ったが、足元では回復傾向にあるとしている。
日立 CO2削減へ2030年度までに840億円投資 省エネ,再生エネで
日立製作所は2月25日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、2030年度までに840億円を投資すると発表した。内訳は省エネ設備の導入に600億円、再生可能エネルギー由来の電力購入に240億円。
CO2削減など環境対策の成果を役員報酬に反映する仕組みも4月に導入し、長期の経営課題と位置付ける。30年度までにCO2排出量を24%以上、電力消費量を22%以上それぞれ削減する計画。
JESCO スリランカ・バンダラナイケ国際空港工事35億円で受注
JESCOホールディングス(本社:東京都中野区)は2月24日、連結子会社JESCO Co.,Ltd(以下、JESCO社)が、スリランカ最大都市コロンボに近接し、同国の中心的な国際空港、バンダラナイケ国際空港パッケージAプロジェクト工事の案件を受注したと発表した。受注金額は約35億3,700万円。
受注先は大成建設。電気設備工事のうち幹線、電灯コンセント、避雷設備工事。工事場所はスリランカ西部州ガンパハ県カトゥナーヤカ市。工期は2020年12月15日~2023年12月14日(36カ月)。工事規模は地上4階建て旅客ターミナルビル、総延床面積18万㎡。
JESCOホールディングスはベトナムにおける各種設備工事に多くの実績がある。とりわけ今回は、ベトナム首都ハノイのノイバイ国際空港第2ターミナルビル新築工事の施工実績が評価され、受注につながった。