製薬大手のエーザイ(本社:東京都文京区)は7月19日、米国で投与が始まったアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」(一般名)について、「投与環境の整備に全力で取り組む」とのコメントを発表した。
米バイオジェンと共同開発した同新薬を、一部の米医療機関が使用を見送る方針を示し、普及に懸念が生じている。こうした動きを受けたもので、エーザイでは「他の米大手医療機関などで採用が進み、投与人数も増えている」としている。
大阪ガス 豊田織機とアンモニア燃料のエンジン開発
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は7月16日、豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)と共同でアンモニアを燃料とする小型エンジンシステムの開発を始めたと発表した。これは2021年4月に採択された環境省の委託事業で、同システムの技術開発および実証実験を行う。
2021年度と2022年度でアンモニアエンジンの要素技術の確立、エンジンシステムの性能実証および実機搭載による運転実証に取り組む。
脱炭素社会に向けて、アンモニアは水素と同様、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないことや、貯蔵や輸送などで既存のインフラを活用できることから化石燃料の代替として注目されている。ただ、アンモニアは燃えにくいという課題があるため、単体で利用できる小型エンジンの実用例はない。したがって、実現すれば世界初になるという。
西武HD 国内40施設の売却検討 1,000億円超規模
西武ホールディングスが札幌プリンスホテル(所在地:北海道札幌市)やびわ湖大津プリンスホテル(所在地:滋賀県大津市)など国内約40施設の売却を検討していることが分かった。売却額は1,000億円超となる見通し。ただ、売却後もこれら施設の運営を受託し、プリンスホテルとして営業を続ける見込み。
千代田化工 インドネシアの銅精錬所建設を受注
千代田化工建設(本社:横浜市西区)は7月15日、米国の鉱業大手フリーポート・マクモランの子会社からインドネシア・東ジャワ州に建設する銅精錬所の設計・調達・建設(EPC)業務を受注したと発表した。溶錬工場、電解工場、硫酸工場、排水処理設備および付帯設備を建設、供給する。受注額、着工・完工時期などは明らかにしていない。
トヨタ 半導体不足で8月 高岡工場一部5日間停止
トヨタ自動車は7月16日、半導体不足で部品調達に支障が出て、高岡工場(所在地:愛知県豊田市)の一部生産を8月2日から6日の5日間停止すると発表した。これにより、同ラインで生産する「カローラ」および「カローラツーリング」が約9,000台の減産となる見込み。
ルネサス 子会社の山口工場を22年6月末に集約
半導体大手のルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は7月16日、100%子会社ルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング(本社:茨城県ひたちなか市)の山口工場(所在地:山口県宇部市)について、2022年6月末に集約すると発表した。現在同社で生産している製品は他拠点へ生産移管するほか、生産を中止する。
JFEエンジ 宇宙関連スタートアップ企業3社へ出資
JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は7月16日、J&TC Frontierを通じて宇宙関連のスタートアップ企業3社へ出資すると発表した。対象企業はALE、アクセルスペースホールディングス、スペースシフトの3社。
J&TC Frontierは2019年に、従来の事業ポートフォリオに捉われない新しい視点による事業の創出を目的に東京センチュリーと共同で設立した会社。
台湾TSMC 魏CEO 日本に工場設置「検討段階」
半導体の受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家最高経営責任者(CEO)は7月15日開いたオンライン業績説明会で、日本での工場設置について、「検討している段階にある」と改めて表明した。ただ、具体的な地名には言及しなかった。
日本ノート トナム・ドンナイ省に初の海外生産拠点
文具メーカ-大手のプラス(東京都港区)傘下で学用・日品・ビジネス用紙などの文具製造・販売を手掛ける日本ノート(本社:東京都江東区)はこのほど、ベトナムドンナイ省に工場を建設したと発表した。同社初の海外生産拠点となる。9月から本格稼働する。
スギ薬局 ベトナムのOmicareと業務提携で合意
スギ薬局(所在地:愛知県大府市)は7月16日、ベトナムで薬局型併設のドラッグストアで、EC事業を展開するOmicare Joint Stock Company(所在地:ベトナム・ハノイ市、以下、Omicare)と業務提携することで合意したと発表した。
スギ薬局グループで培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品供給に加え、互いの経営ノウハウの共有などを通して両社の事業展開を一層推進していく。