任天堂 最高益4,803億円 “あつ森”など巣ごもり需要の追い風で

任天堂の2021年3月期連結決算は、最終(当期)利益が前期比85.7%増の4,803億円となり、12年ぶりに過去最高益を更新した。売上高は同34.4%増の1兆7,589億円だった。
新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要などの追い風を受け、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」や専用ソフト「あつまれ どうぶつの森」(通称:あつ森)の販売が好調だった。「あつ森」はこの1年間で2,085万本を売り上げた。同社のこれまでの最高益は2009年3月期の2,790億円だった。