ウエストホールディングス(本社:広島市)は4月5日、グループのWEST Internatioal(Thailand)(以下、WESTタイ)が、タイの大手自動車部品会社Somboon Advance Tecnology PCLとの間で、太陽光発電システムの契約を締結したと発表した。
発電能力は1.5MW、タイ東部ラヨーン県の工場で9月以降に発電開始の予定。WESTタイが工場屋上に設置した太陽光発電設備で発電した電力を、Somboon Advance Technology PCLに15年間供給する。電気コストの削減に加えて年間970トンのCO2削減効果を見込む。
クボタ・農研機構 露地野菜栽培のスマート事業化で共同研究
クボタ(本社:大阪市浪速区)と国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市、以下、農研機構)は4月8日、露地野菜栽培における、生育情報を活用したスマート生産システムの共同研究契約を締結したと発表した。データに基づく栽培管理技術や生育モデルの構築を通じて、露地野菜栽培のスマート農業化に貢献する。
豊田通商 インドの医薬品卸SKITESへ出資 医薬品流通の効率化へ
豊田通商は4月9日、インド医薬品卸のSKITES PHARMA Private Limited(スカイツファーマ、以下、SKITES)へ3月26日に出資したと発表した。医薬品流通の集約化・効率化を進め、必要な医薬品をタイムリーに病院・薬局へ届ける仕組みを構築することが目的。
三谷産業・小金井精機 日越大学で「日本ものづくり」連携講座
三谷産業(本社:石川県金沢市)と小金井精機製作所(本社:埼玉県入間市)は4月9日、ベトナム・ハノイ市に拠点を置く日越大学で2021年9月より「日本型ものづくり」をテーマとした企業連携講座を提供すると発表した。
これに先立ち4月8日、日越大学、三谷産業、小金井精機製作所の3者が国際協力機構(JICA)本部に集い、日本型ものづくりの連携講座に関する協定書署名式を執り行った。日越大学は、日本、ベトナム両政府の合意により、両国の友好と結束の象徴として2016年にハノイ市で開校した、ベトナム国家大学ハノイ校の7番目のメンバー大学。
代替肉ネクストミーツ シンガポールの和食店に商品提供
代替肉製造のベンチャー企業、ネクストミーツ(本社:東京都新宿区)は4月7日、焼き肉用代替肉を使ったメニューをシンガポールの和食チェーンで提供すると発表した。日本の代替肉がシンガポールの外食チェーンで使われるのは初めてという。
和食チェーン「炙りえん(Aburi-En)」の国内全9店で4月5日から世界初の焼き肉用代替肉「NEXTカルビ」を使ったメニュー2品の提供を開始した。
ネクストミーツは2020年6月に設立された新興のベンチャーだが、すでに日本国内のほかベトナムや台湾にも販売している。
トヨタ「レクサス」「ミライ」にも”レベル2”手放し運転車
トヨタ自動車は4月8日、新しい自動走行「レベル2」の機能を搭載した高級セダンHV(ハイブリッド車)「レクサスLS500h」とFCV(燃料電池車)「ミライ」を発売すると発表した。運転者の監視下で高速道路を”手放し運転”できる。
レクサスは4月8日発売で、価格は1,794万円と1,632万円、ミライは12日発売で860万円と845万円(いずれも税込み)。
丸紅 ベトナム・クアンニン省工業団地の販売代理契約
丸紅は4月6日、タイの大手工業団地デベロッパー、Amata Corporation Public Company Limited(以下、アマタ社)のグループ会社、Amata City Halong Joint Stock Company(以下、アマタシティ・ハロン社)が、ベトナム・クアンニン省で開発を進めるアマタシティ・ハロンプロジェクトの第一期工業団地の販売代理契約を締結したと発表した。
同プロジェクトは、工業団地とスマートシティからなる総開発面積5,800haの大型地域開発プロジェクト。
「ユニクロ」東南アでの年間出店ペースを100店へ加速
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は4月8日、「アジアで圧倒的なナンバーワンになる」として、アジア地域への出店ペースを従来の年間40~50店から同100店に増やす方針を表明した。
同時にインターネット販売を強化し、注文した商品を店舗で受け取る際の「ついで買い」の効果を高める考えも示した。
ローソン 中国の店舗25年度まで1万店に引き上げ
ローソン(本社:東京都品川区)は4月8日、中国に展開するコンビニエンスストア店舗を現在の約3,000店舗から、2025年度までに1万店舗に引き上げる目標を発表した。
苦戦している日本国内のコンビニ事業とは対照的に、中国を中心に展開する海外事業は好調。2020年12月末時点で日系コンビニでは最大店舗となり、2021年2月末時点で3,344店舗まで拡大し、2021年2月期で初めて海外事業が営業黒字となっている。
LIXIL トステムタイ工場に5MW太陽光発電設置 10月より稼働
LIXIL(本社:東京都江東区)は4月8日、LIXIL Housig Technology(以下、LHT)の生産拠点として最大規模のトステムタイ(タイ工場)で、工場屋根上に敷地当たり最大設置制限の5MWの太陽光発電システムを設置し、2021年10月より稼働すると発表した。
発電された電力は工場内で全量自家消費することで、事業で使用する電力の再生可能エネルギー化とCO2の排出削減に寄与する。CO2の排出削減効果は年間約4,000トンとなる。