東京証券取引所は7月9日、2022年4月に予定する市場再編巡り、東証1部に上場している2,191社のうち約3割にあたる664社が、最上位の「プライム」市場の基準を満たしていないと発表した。
東証は2022年4月に現在の1部、2部、ジャスダック、マザーズの4市場を、グローバル企業向けの「プライム」、中堅企業向けの「スタンダード」、新興企業向けの「グロース」の3市場に再編する。
国内外から投資マネーを呼び込む位置付けのプライム市場の上場維持基準は、現在の1部よりも厳しくなる。
基準未達の企業も改善に向けた計画を提出すれば残留できる経過措置が当面あるが、その後もとどまるには対応が必要となる。
エイチ・ツー・オー 大阪府と「包括連携協定」締結
エイチ・ツー・オーリテイリング(本社:大阪市北区)は7月7日、大阪府と「子ども・教育」「地域活性化」「環境」「健康・福祉」「雇用促進」「防災・防犯」「府政のPR」の7つの分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結したと発表した。
これにより、同社グループは大阪府とともに、個性豊かで魅力ある地域社会を実現すること等を目的とした取り組みを、より一層深化させていく。
三菱ケミカル シンガポール子会社の社名変更
三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は7月7日、完全子会社のMitsubishi Chemical Asia Pacific Pte.Ltd(本社:シンガポール、以下、MCAP)の社名を、10月1日付けでMitsubishi Chemical Singapore Pte.Ltd(以下、MCS)に変更すると発表した。より一層地域や顧客に寄り添った活動を行うことを明確にし、最適なソリューションの提供を通じて三菱ケミカルの成長を目指す。
人権問題懸念でミャンマー携帯事業売却 テレノール
ノルウェーの通信大手テレノールは7月8日、ミャンマーの携帯電話事業をレバノンの投資会社に売却すると発表した。売却額は約1億500万ドル(約115億円)。携帯各社は国軍から市民の通信監視などの協力を求められており、人権重視の観点から撤退を決めたとみられる。
住友商事やKDDIも最大手の政府系MPTを共同運営しており、今後の対応が注目される。テレノールは2014年にミャンマーに参入。携帯大手4社ではMPTに次ぐ業界2位だった。
JDI 台湾子会社を現地企業に80億円で売却
ジャパンディスプレイ(JDI)は7月8日、液晶製品の設計や製造販売を手掛ける台湾の子会社、カオシュン・オプトエレクトロニクスの全株式を現地の電子機器受託製造大手ウィストロングループに売却すると発表した。売却額は80億円。JDIは売却後、子会社だった企業に製造を委託する。
JESCO ベトナム・オーシャンバレーインフラ工事受注
JESCOホールディングス(本社:東京都中野区)は7月7日、ベトナムの連結子会社JESCO HOA BINH ENGINEERING JOINT STOCK COMPANY(所在地:ホーチミン市タンビン区、以下、JHE社)が、DELTA-VALLEY BINH THUAN(ノバランド子会社)より、オーシャンバレーインフラ3期工事を受注したと発表した。
受注金額は839億ベトナムドン(4億円)。工事場所はNOVA WORLD PHAN THIET。工事内容は高圧受変電工事、道路街灯電気設備工事、給水設備工事。工期は2021年7月~11月(4カ月間)。
山崎製パン インドネシア第2工場稼働へ 食パン倍増
山崎製パン(本社:東京都千代田区)は、インドネシアで近く第2工場の稼働を開始する。食パンの生産量を2倍に引き上げる。第2工場の土地取得費用を含めた投資額は40億円以上。NNA ASIAが報じた。
ダイキン 省エネ型EV用エアコン冷媒を開発
ダイキン(本社:大阪市北区)は7月8日、省エネ性能に優れた電気自動車(EV)向けのエアコン用冷媒を開発したと明らかにした。エアコンの消費電力を減らすことで航続距離への影響を少なくする。厳冬期を想定した試算でEVの航続距離を最大で5割伸ばせるとしている。2025年までの実用化を目指す。
ワタミ 中国・上海に「から揚げの天才」海外1号店
ワタミ(本社:東京都大田区)は7月8日、グループ企業で海外外食事業を展開しているWATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD(所在地:中国・香港)が、上海小南国を運営する中国の大手外食企業、国際天食集団有限公司(所在地:中国・上海市)とマスターフランチャイズ契約を締結して、揚げたてから揚げと、テリー伊藤こだわりの玉子焼き「から揚げの天才」海外1号店を7月、中国・上海市にオープンすると発表した。
ワタミはコロナ禍で中国本土から主幹事業の居酒屋業態を全面撤退したが、今回のから揚げの天才出店を機に、中国本土での店舗展開を推進していく。
昭和電工M 鉛蓄電池事業を投資ファンドに売却
昭和電工マテリアルズ(旧、日立化成、本社:東京都千代田区)は7月8日、鉛蓄電池事業を投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)と、リース大手の東京センチュリーに売却すると発表した。売却額は非公表だが、数百億円規模とみられる。12月までの譲渡を予定。