日通 インドネシア・スワルナビジネスパークの施設でGDP認証取得

日本通運は11月19日、現地法人インドネシア日通が10月4日を発効日としてスワルナ・ビジネスパーク内の自社施設で、医薬品の流通基準GDP(Good Distribution Practice)の航空輸送サービスに関して認証を取得したと発表した。
インドネシア日通は今回の認証取得により、GDPに準拠した安全かつ高品質な航空輸送サービスを提供する体制を整備。インドネシアにおける医薬品産業の顧客の物流ニーズに応えていく。

東京センチュリー フィリピン合弁リースの株式追加取得して連結子会社化

東京センチュリー(本社:東京都千代田区)は11月19日、フィリピンのBank of the Philippine Islands(以下、BPI)との合弁リース会社、BPI Century Tokyo Lease&Finance Corporation(本社所在地:フィリピン・マニラ、以下、BPICT)の発行済み株式の2%を追加取得し、同社を連結子会社化すると発表した。この結果、東京センチュリーのBPICTにおける持分比率は51%となった。これにより、フィンテック・オート関連事業の拡大・深化に向け、協業を加速させる。

日本通運 タイ発日本向けトラック輸送&海上輸送サービスを開始

日本通運は11月17日、現地法人、南アジア・オセアニア日本通運が、タイ発マレーシアおよびシンガポールからトラック&海上輸送による日本向け輸送サービスを同日より開始すると発表した。
一つはタイからマレーシア・ポートケランまでのクロスボーダー・トラック輸送と、ポートケラン港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたBCP対応用の輸送サービスで、バンコクから東京港までのリードタイムは最短で16日となる。
いま一つは、タイからシンガポールまでのクロスボーダー・トラック輸送と、シンガポール港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたBCP対応用の輸送サービスで、バンコクから東京港までのリードタイムは最短で14日となる。

アイリスオーヤマ 医療用マスク,除菌ウエットティッシュ生産設備導入

アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)は11月19日、新型コロナ再流行に備え、医療機関で不足している医療用マスクと現在も品薄状態が続いている除菌ウエットティッシュを宮城県角田工場で生産すると発表した。また、つくば工場の敷地内に生活必需品の備蓄倉庫として第2倉庫を増設する。
同社はこれまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点の生産に加えて、角田工場へのマスク生産設備導入により、日本国内に月間2億3,000万枚を供給できる体制を構築している。

バンダイナムコ 新感覚スポーツ施設を中国・上海市に21年春初出店

バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)とBANDAI NAMCO Amusement(SHANGHAI)CO.,LTD.は11月19日、新感覚バラエティスポーツ施設「BANDAI NAMCO VS PARK」を中国・上海市に2021年春に開業する「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」(所在地:上海市浦東新区)内にオープンすると発表した。同施設の総面積は2,426.4㎡。バンダイナムコアミューズメントは、日本国内で若者を中心に高い人気を誇るこの施設を今回初めて海外へ出店する。

サイボウズ「kintone」の販売強化でタイに駐在員事務所を開設 

IT事業のサイボウズ(本社:東京都中央区)は11月19日、業務用アプリ開発プラットフォーム「kintone」のタイでの販売強化を強化するため、10月27日にタイ駐在員事務所を開設したと発表した。パートナー支援を通じてのマーケティングや現地調査に本格的に注力。タイにおける日系企業のほか、タイ現地企業への販売強化を目指す。2023年までに500社への導入を目標としている。

東芝 マイナス30℃でも運用 水系リチウムイオン二次電池開発 世界初

東芝(本社:東京都港区)は11月19日、再生可能エネルギーの安定供給で必須となる、安全で大容量な定置用蓄電池を実現するため、マイナス30℃でも運用できる水系リチウムイオン二次電池を世界で初めて開発したと発表した。2,000回以上、充放電可能な長寿命の特長を兼ね備え、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献すると見込まれる。
水系電池は電解質に水を用いるため、外部要因で火災が起きた際でも安全な、将来の電池として期待が高まっている。

三井不動産 初進出の中国で「ららぽーと上海金橋」の引渡し式典

三井不動産(本社:東京都中央区)は11月19日、中国初進出となるリージョナル型ショッピングセンター「ららぽーと上海金橋」の本体工事が完了し、11月18日に引渡し式典を開いたと発表した。飲食ゾーンや体験型アミューズメント店舗まで約220店舗で構成される同施設は、中国初の「ららぽーと」として、2021年春から順次開業し、2021年秋にグランドオープンする予定。

サイバーダインのHALシリーズをインド大手病院IBSが6台導入

サイバーダイン(本社:茨城県つくば市)は11月18日、インドの大手病院、Institute of brain&Spine hospital(以下、IBS病院)に向けて、脳・神経・筋系機能を改善・再生する装着型サイボーグHAL(R)6台(下肢タイプ3台、単関節タイプ2台、腰タイプ1台)を同日出荷したと発表した。南アジアで初めてのHALの導入で、アジア太平洋におけるサイバニクス治療の普及が加速している。

三井住友銀行 インドニューデリー支店にチェンナイ出張所開設

三井住友銀行は11月18日、インド・タミルナドゥ州チェンナイ市に、ニューデリー支店チェンナイ出張所を開設し、同日より営業を開始したと発表した。
インドは13億人の世界第2位の人口を擁し、中長期的に成長力が大きい巨大市場。チェンナイ市はインド南部地域で、最大の人口を抱える主要都市。工業団地等の産業集積地や、インド有数の貨物取扱量を誇るチェンナイ港に近接している。