出光興産(本社:東京都千代田区)は2月17日、フィリピン・ブラカン州の建設前段階の大規模ソーラー発電所プロジェクト(プロジェクト名:PowerSource First Bracan Solor、発電規模:8万900KW、2020年中商業運転開始予定)に参画すると発表した。このプロジェクトは、現地の再生可能エネルギー開発事業者PowerSource Group Development Corporation社(本社:フィリピン・マニラ、以下、PowerSource)の子会社への出資を通じ行う。出光興産のフィリピンでの太陽光発電開発プロジェクトへの参画は初めて。
同発電所にはPowerSourceのほか、フィリピン最大の電力会社マニラ電力のグループ会社およびシンガポールの再生可能エネルギー開発会社、Sunseap International社の子会社が共同出資しており、発電された電力は全量マニラ電力が買い取る。
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三菱ガス化学 台湾で原料過水から超純過水まで一貫生産体制構築
三菱ガス化学(本社:東京都千代田区)は12月13日、半導体の製造工程で使用される超純過酸化水素(以下、超純過水)事業のさらなる伸長を目指し、台湾子会社「巨菱精密化學股份有限公司」で、工業用過酸化水素(以下、工薬過水)製造設備を建設すると発表した。これにより、台湾で原料過水から超純過水までの一貫生産体制を実現する。台湾子会社の生産能力は過酸化水素4万トン/年(100%濃度換算)。総投資額は47億ニュー台湾ドル。運転開始は2023年1月の予定。
超純過水は、主に半導体のウエハやデバイスの製造工程で洗浄・エッチング、研磨剤として使用される。5G、IoTの用途拡大、そして半導体需要の伸長および微細化に伴い、より高品質で大量の超純過水需要の高まりを受け、同社は電子産業向け超純過水事業世界戦略を加速する。
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三菱UFJ銀行 インドでシステム開発子会社設立
三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は2月13日、インドでアジア・オセアニア地域のシステム開発・運用の一部を担う子会社、MUFG Enterprise Solutions India Private Limited(以下、MES India)を設立したと発表した。MES India(所在地:インド・ムンバイ、支社:ベンガルール)の資本金は3.12億インドルピー(約5億円)で、出資比率は三菱UFJ銀行99.9%、三菱UFJインフォメーションテクノロジー0.1%。システム開発受託、事務受託を主業務とする。将来的にはアジア域内を中心とした同行の各種業務への対応も伴うシェアードサービス子会社としての機能拡大も視野に入れている。開業時の従業員数は約20名。
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IHI バングラデシュ・ダッカ近郊の3橋梁建設、既存橋改修が竣工
IHI(本社:東京都江東区)は2月13日、グループのIHIインフラシステム(所在地:大阪府堺市)が大手ゼネコンなどと共同企業体を組成し、バングラデシュの首都ダッカ近郊で建設を進めていたカチプール・メグナ・グムティ第2橋建設工事および既存橋改修事業が完了したと発表した。これに伴い2月9日、同国道路交通・橋梁省大臣、同省道路局事務次官、道路局国道部技監、在バングラデシュ日本全権大使、国際協力機構(JICA)バングラデシュ事務所長らの臨席のもと、竣工記念式典が執り行われた。
大林組、清水建設、JFEエンジニアリングを含めた共同企業体(JV)全体の請負額は約900億円、設計はオリエンタルコンサルタンツほか7社。工期は48カ月(2016年1月着工)。