タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は5月1日から、検体からウイルスRNAを精製する前処理工程を必要とせず、反応時間が1時間未満で、迅速・簡便に検出可能な新型コロナウイルスのPCRキットを販売開始した。
同キットは独自技術により簡便な前処理操作のみで、通常およそ1時間を要する前処理工程を省略。また、同社の高速PCR技術の採用によりトータルの検査時間が従来の方法に比べ半分以下の約1時間に短縮できるという。同社は月産2万キット(200万反応分)の製造体制を整えている。
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三井倉庫 日中間コンテナサービスの総代理店業務を開始
三井倉庫(本社:東京都港区)は4月28日、中国遼寧省に本社を置く「華信集装箱運輸有限公司(HUAXIN CONTAINER LINES)」の日本総代理店業務を開始したと発表した。
華信集装箱運輸は、1998年に設立された遼寧省営口港および大連港を拠点に、中国国内内航コンテナサービスと国際バルクサービスを手掛ける大手海運企業集団「信風海運物流(TRAWIND SHIPPING)」の外航コンテナ部門を担う会社で、外航定期コンテナ航路進出の第一歩として江蘇省~日本主要港サービスを立ち上げる。
今回5月中旬から開始するサービスは、400TEUクラスのコンテナ船2隻を投入し、中国江蘇省張家港と関東(東京・横浜)、中部(名古屋)、関西(大阪・神戸)をウィークリーで結ぶ。日本へは5月19日の大阪、神戸を皮切りに、その後、東京、横浜、名古屋に順次寄港する予定。