関西エアポート(所在地:大阪府泉佐野市)は10月23日、深圳航空が10月27日に関西-南昌線を新規就航し、毎日運航を開始すると発表した。機材仕様はエアバスA320で、座席は158席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席)。 深圳航空は、広東省深圳市に本社を置く航空会社で、今回の就航により関西国際空港発着路線は深圳、無錫、北京、南通に加え5路線を運航することになる。南昌市は江西省の省都で、工業都市として発展しており、さらなる需要の取り込みが期待されている。
タベルモ ブルネイにスピルリナの生産能力拡張へ新工場建設
ジョリーグッド 外国人労働者の育成をVRで、第一弾は介護
医療・介護福祉分野を中心にVR人材育成サービスを展開するジョリーグッド(本社:東京都中央区)は10月21日、国内産業の人材不足対策として急増する外国人労働者の職業教育をVRで体験学習することができる「外国人労働者教育VRサービス」を開発し、ベトナムや中国をはじめとするアジアの教育機関や国内の外国人材受け入れ企業向けに提供していくと発表した。第一弾として、日本が世界で高いレベルを誇る介護スキルのVR教育サービスを、大阪の3つの社会医療法人が連携して展開している外国人向け介護教育プログラム「大阪A・P・Sコンソーシアム」(以下、大阪APS)らと提携し、共同開発することで合意した。 このサービスは、ベトナムの人材教育で豊富な実績を持つ「菅沼グループベトナム」をビジネスパートナーに迎え、年内はベトナムや中国での試験提供を実施し、2020年2月から正式にアジア各国の大学や日本語学校(送り出し機関)、国内の外国人労働者受け入れ企業向けにサービスを提供していく予定。
海南航空が関西-北京線、関西-連雲港-蘭州線を新規就航
王子HD・双日P パルプ原料のプラスチック開発が環境省の委託事業に採択
王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は10月21日、バイオプラスチック(ポリ乳酸、ポリエチレン)開発事業が、双日プラネット(本社:東京都千代田区)とともに、環境省が行うCO2排出抑制およびプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業に採択されたと発表した。 従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラスチックに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。サトウキビ、トウモロコシなどの可食原料ではなく、非可食原料の樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証する。これにより、非可食バイオプラスチックの普及を目指す。
中国東方航空 関西-南昌線10/27新規就航、週2便運航
富士通 シンガポールのIHPC、SMUと共同プロジェクト開始
富士通(本社:東京都港区)は10月21日、シンガポール科学技術庁のハイパフォーマンスコンピューティング研究所(以下、IHPC)およびシンガポールマネジメント大学(以下、SMU)が、富士通の「デジタルアニーラ」とディープラーニング技術を活用したデジタルプラットフォーム実装プロジェクトを開始すると発表した。 このプロジェクトは富士通の量子現象に着想を得た組み合わせ最適化問題を高速に解くアーキテクチャー「デジタルアニーラ」とシンガポールの先端研究組織、Urban Computing and Engineering Centre of Excellence(以下、UCE CoE)の研究開発能力を活用して、商用アプリケーションの開発を促進する戦略的な取り組み。 今回、シンガポール首相府国立研究財団の支援を受けて、世界で初めてデジタルアニーラのオンプレミスサーバをSMUのデータセンターに設置し、2020年9月末まで検証を行い、実用化に向けた計画を検討する予定。