クレディセゾン(本社:東京都豊島区)は2月5日、カンボジア、ミャンマー、スリランカ、インドの4カ国で現地子会社・関係会社を通じてマイクロファイナンス(主に小口融資)を提供する五常・アンド・カンパニー(本社:東京都渋谷区、以下、五常)に対し、新興国でのマイクロファイナンス事業資金を目的とする新規融資を実行したと発表した。五常は、既述の4カ国に拠点を置く7つのグループ会社を通じて金融事業を行っている。クレディセゾンが今回融資する資金は、通常の銀行融資が受けられない零細事業を営む女性を中心に、個人や中小零細企業にファイナンスを提供する原資となる。
ワタミ「和民」の中国本土からの全面撤退を発表
ワタミ(本社:東京都大田区)およびワタミグループの海外事業統括会社、WATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD(所在地:香港)は2月5日、中国本土に展開している「和民」全店を撤退すると発表した。新型コロナウイルスによる感染拡大による影響で、店舗休業(出店しているショッピングモール全体)や客数の大幅な減少が長期化する見通しになったことが今回の苦渋の決断になったとしている。
ワタミグループは現地法人を通じて上海、深圳、広州、蘇州などで11店舗を展開している。今回閉鎖を決めたのはこの11店舗のうち「和民」「響和民」「サーモン伝説和民」の和民業態の全7店舗。同グループは現在、海外外食事業を全体で8地域に53店舗を展開している。
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IDEC インドでの事業拡大へバンガロールに販売子会社を設立
IDEC(本社:大阪市淀川区)は2月3日、インドでの事業拡大のため、カルナータカ州バンガロール市に販売子会社を設立し、2月より営業開始すると発表した。新会社「IDEC CONTROLS INDIA PRIVATE LIMITED」の資本金は1500万インドルピーで、出資比率はIDEC IZUMI ASIA PTE.LTD.(Singapore)75%、IDEC25%。制御機器製品の販売およびサービスを手掛ける。IDECは市場成長が期待できるアジア・パシフィック地域での事業拡大を成長戦略の一つと位置付け、とりわけ人口13億人を擁し、継続的かつ安定的な成長が期待されるインドで、将来的には開発製造も視野に入れている。