NEC(本社:東京都港区)は3月4日、5GおよびBeyond5G(5Gの次の世代の無線通信システム)時代の無線通信データの大容量化に向けて、D帯(130~174.8GHz)に対応したRF IC(周波数変換器)と本デバイスを実装した屋外無線装置を開発し、10Gbpsの屋外無線伝送実験に成功したと発表した。
NECは今後、この技術を超小型マイクロ波通信システム「パソリンク」に適用し、5GおよびBeyond5Gの商品利用で大容量化が求められるモバイルバックホール、フロントホール回線での利用を目指す。