明治機械(本社:東京都千代田区)は11月26日、子会社の明治機械(徳州)有限公司(本社:中国山東省徳州市)が、新たに韓国製粉会社に製粉ロールの販売を開始したと発表した。同子会社はこれまで中国国内、日本およびタイ向けに販売してきたが、今回新たに韓国への販売に乗り出した。これにより明治機械グループはアジア4か国の製粉会社にロールを提供することになる。今後はさらに提供先を広げ、海外向け年間売上高1億円を目指す。さらに穀物粉砕や飼料配合に関する製品・プラント・技術も積極的に海外展開していく。
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JOLED 有機ELの量産ライン完成 20年中に月間2万枚目指す
有機ELパネル開発のJOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区)は11月25日、能美事業所(石川県能美市)の工場に有機ELディスプレーの量産ラインが完成したと発表した。世界で初めて印刷方式による量産が可能になる。同日からサンプルの試作を始めており、2020年中に月間2万枚の量産出荷を目指す。 有機ELは蒸着による製法が一般的だが、10~32インチの中型ディスプレーの量産は難しかった。そこで、同社は基板に有機EL材料を印刷する方式で克服した。これにより軽量で薄くて曲げることができる有機ELを事業化することになった。医療用モニターや車載ディスプレー向けを予定している。 JOLEDは2015年、ソニーとパナソニック有機ELディスプレーの開発部門を統合して設立。能美事業所はジャパンディスプレイ(JDI)から譲り受け、2018年7月に開設された。
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三菱ガス化学 完全人工光型植物工場竣工,環境条件を制御
三菱ガス化学(本社:東京都千代田区)は11月22日、国内最大規模となる完全人工光型植物工場を、同社事業所の「QOLイノベーションセンター白河」内にこのほど竣工したと発表した。同工場は施設内で植物の成長に必要な光、温湿度、二酸化炭素濃度、水分、栄養分等の環境条件を制御しながら、常に最適な生育環境で植物を栽培する施設。1日2.6トン以上、1株80gのリーフレタス換算で約3万2,000株の葉菜類の生産能力がある。一般消費者向けから業務用まで顧客ニーズに沿った計画的生産および供給が可能という。 今後は、三菱ガス化学とファームシップ(本社:東京都)が共同で設立したMGCファーミックス(本社:福島県白河市)が、この工場を運営する。GLOBAL G.A.P認証の早期取得に向けた活動を開始するなど、安全・安心にこだわり、生産・販売していく。