病院や高齢者施設などを運営する平成医療福祉グループ(本部:徳島市)のインドネシア法人は、インドネシアにリハビリテーション専門のクリニックを開設する。同施設「HMWリハビリテーションクリニック」を南ジャカルタのセノパティ地区に、9月3日にオープン式典を行い、9日から診療を開始する予定。同グループとして初の海外事業となる。リハビリに特化した日系クリニックのインドネシア国内での開設は初めてとみられる。クリニックは通所型施設。延べ580㎡に診療室やリハビリスペースを備える。最新型の装着型ロボットなどを導入する予定。 日本・インドネシア両国間の経済連携協定(EPA)の枠組みで、日本の同グループ施設で働いた経験のあるインドネシア人看護師らを活用する。新クリニックの事業費は約5,000万円。新興国での医療の国際展開を支援する経済産業省の「国際ヘルスケア拠点構築促進事業」として補助を受ける。
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エクイニクス 韓国・ソウルに初のIBXデータセンター「SL1」開設
インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(本社:東京都品川区)は8月29日、韓国初となるIBXデータセンターをソウルに開設したと発表した。「SL1」と名付けられた同データセンターは、キャリアの中立性を確保し、多様なインターコネクションを提供すると同時に、韓国企業並びにグローバル企業のデジタルトランスフォーメーションとハイブリッドマルチクラウドへの移行を促進するよう設計されている。同データセンターは、ソウル・サンアムドン地区にあり、第1フェーズでは約1,790㎡以上のコロケーションスペースと550ラックを提供する。将来的な拡張完了時には約3,200㎡以上のコロケーションスペースと1,000ラック以上を提供する予定。
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リバネスなど4社が東南アのフード・アグリテックに特化した投資会社設立
リバネス(本社:東京都新宿区)、Focustech Ventures Pte.Ltd.(本社:シンガポール)、小橋工業(本社:岡山市)、ユーグレナ(本社:東京都港区)の4社は8月30日、共同で東南アジアのフード・アグリテック分野に特化したスタートアップ企業への投資活動を行う新会社「Germi8 Pte.Ltd.」をシンガポールに設立したと発表した。 Germi8社は、今回集結した4社の強みやノウハウを活かして、シンガポールを中心とした東南アジア全域におけるフード・アグリテック分野のスタートアップを発掘・育成し、東南アジアと日本の発展に寄与していく。3年間で総額約1億円、20件程度に投資を実行する予定。
ピーチ 韓国3路線を10月以降、順次運休へ 搭乗率低さ理由に
LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションが、関西空港などと韓国を結ぶ3つの路線について、搭乗率の低さを理由に今年10月以降、順次運休することを決めた。日韓関係が悪化した7月以降、日本の航空会社が韓国路線の運休を決めたのは初めて。同社が運休を決めたのは、日本と韓国を結ぶ5つの路線のうち3路線で、新千歳-ソウル線が10月28日から、関西-プサン(釜山)線が2020年1月7日から、那覇-ソウル線が2020年1月28日から、それぞれ運休する。また、関西-ソウル線は1日4便を3便に減便する。運休する3つの路線のうち、那覇-ソウル線はおよそ1カ月で再開する予定だが、その他の路線については再開の見通しは立っていないという。