日立製作所は8月30日、子会社で子会社のHitachi Aqua-Tech Engineering Pte.Ltd.(以下、日立アクアテック社)が、フィリピンの大手不動産開発会社Filinvest Development Corporation(以下、フィリンベスト社)と、フィリピンで水処理エンジニアリング事業を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。日立アクアテック社は淡水化ROシステムなどの設計・製造・販売・メンテナンスを手掛ける。 新会社「フィリンベスト-日立・オムニ・ウォーターワークス社」(所在地:フィリピン・タギック市)の資本金は3,437万5,000フィリピンペソ(約6,875万円)で、出資比率はフィリンベスト社60%、日立アクアテック社40%。2019年中に設立する予定。都市開発、ホテル・リゾート向けを中心に事業展開する。
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東芝エネルギーS ベトナム・バンフォン1石炭火力発電所向けEPC契約を受注
東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は8月29日、住友商事が出資するベトナム法人Van Phong Power Company Limited(以下、VPCL)から、IHI、台湾の大手エンジニアリング会社CTCI Corporation、韓国の斗山重工業とのコンソーシアムとしてバンフォン1石炭火力発電所のEPC契約を受注し、このほど着工したと発表した。 東芝エネルギーシステムズは蒸気タービンおよび発電機などの設計・製造・供給・据付工事・試運転を担当し、2023年内の商業運転開始を目指す。同発電所は発電容量1,320MW[(660MW×2基)で、同社は25年間にわたりベトナム国営電力公社に売電する。
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4社が廃プラスチックのガス化ケミカルリサイクルで協業の検討開始
日揮(本社:横浜市西区)、荏原環境プラント(本社:東京都大田区)、宇部興産(本社:山口県宇部市)、昭和電工(本社:東京都港区)は8月28日、秘密保持契約を締結のうえ、EUP(Ebara Ube Process)を活用した廃プラスチックのガス化処理設備の設計・調達・建設(EPC)に関わる協業の検討を開始したと発表した。 海洋プラスチック問題に代表される通り、廃プラスチックのリサイクルの推進は世界的な課題となっている。日本におけるプラスチックのリサイクル率は86%だが、そのうち資源循環されているプラスチックの割合は13.5%にとどまり、日本のみならず各国内での資源循環システム確立が急務となっている。