NTTドコモは1月17日、AGCの協力を得て第5世代移動通信方式(以下、5G)におけるエリア構築の最適化に向けて、高い透明性を維持しながら電波の反射・透過を制御する「透明動的メタサーフェス」のプロトタイプを開発、ドコモR&Dセンター(所在地:神奈川県横須賀市)で1月10日、28GHz帯電波の透過・反射を動的に制御する実証実験に世界で初めて成功したと発表した。 今回ドコモとAGCが開発したメタサーフェス動的化手法は、半導体を用いたこれまでの手法に対して”透明性を維持したまま動的制御が可能”、”基板の大面積化が可能”という優位性があり、建築物や看板、広告、車両などへの設置の可能性が広がる。