東急電鉄は8月26日から、訪日外国人向けに順次導入し、東急線全駅(世田谷線・こどもの国線を除く)・東急線内の全列車のアナウンスを、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語で行うと発表した。ヤマハが開発した音響通信技術「SoundUD」を用いた音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用する。駅構内では、駅の放送装置とタブレット端末を接続することで構内放送を行い、列車内では車掌マイクを通じてタブレット端末から発せられる音性を放送する。
シャープ・SB 5G活用しバスケットボール国際試合の8K映像をライブ伝送
シャープは8月23日、ソフトバンク(SB)と協力し、さいたまスーパーアリーナで開催されたバスケットボールの国際試合(ドイツ対チュニジア戦)の8K高精細映像を、第5世代移動体通信方式(以下、5G)を活用して、ソフトバンク5G×IoT Studioのお台場ラボ(所在地:東京都江東区)までマルチアングルでライブ伝送する実験に成功したと発表した。 この実験ではさいたまスーパーアリーナのコートサイドで2台のシャープ製8Kカムコーダーで撮影したマルチアングル映像と、同時に収録した7.1chの音声を、ソフトバンク5G×IoT Studioのお台場ラボまで伝送し、8Kモニターを接続したパソコンで同期して再生するとともに、22.2ch対応立体音場再生スピーカー(開発品)により、臨場感あふれる音響を再現することに成功した。また、配信方式に国際電気通信連合(ITU)が推奨する「MPEG-DASH」を採用した。使用周波数は28GHz.
川崎重工 ベトナムで二輪車販売の現地法人KMV社が始動
川崎重工は8月23日、ベトナムで二輪車の輸入販売を行う現地法人、Kawasaki Motors Vietnam Co.,Ltd.(カワサキ モータース ベトナム、以下、KMV社)を設立し、販売を開始したと発表した。KMV社は2014年10月に提携しているマレーシア系のTC Motorcycle Vietnam Co.,Ltd.(以下、TCMCV社)の販売店網を継承して営業するとともに、市場の拡大に合わせて新たな販売店の開拓を進め、ベトナムにおける二輪車事業の拡大を目指す。 ベトナムの二輪車市場は2018年に約330万台以上と、アジアでは中国・インド・インドネシアに次ぐ規模があり、2019年には約360万台への成長が見込まれている。
ブリヂストン 中国でタイヤ特許権侵害訴訟に勝訴
「アジアで1番目指す」経営統合へココカラ・マツキヨ 両社長会見
三菱電機 電子ビーム金属3Dプリンターを発売、国内初
バンダイナムコ 中国の星葆国際と北京に「VR ZONE BEIJING」開業
バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)は8月22日、星葆国際文化伝媒(北京)有限公司(本社:中国・北京市)と北京におけるVRコンテンツのフランチャイズ契約を締結、北京市内の朝陽公園に「VR ZONE BEIJING」を2019年秋にオープンすると発表した。施設面積は約1,700㎡(約520坪)。 バンダイナムコアミューズメントは、VR体験施設を日本国内21カ所、海外6カ所で展開しており、近くマカオに7カ所目をオープンする。今回は海外8カ所目となる。星葆国際は、中国で国内外のIPとエンターテインメントコンテンツを結び付け、良好なエンターテインメント産業環境を開拓することに注力している企業。
良品計画 ベトナム・ホーチミン市に現地法人、20年春に1号店オープン
マーチャント・バンカーズ 中国大手医療機関と業務提携
マーチャント・バンカーズ(本社:東京都千代田区)は8月20日、病院給食事業の業務提携先の中国大手医療機関、大承医療投資股份有限公司(以下、大承医療投資)と、医療ツーリズム並びにネットカフェ展開で業務提携の基本合意書を締結したと発表した。医療ツーリズムは、同社の病院やホテルとのネットワークをベースとし、東京や京都、大阪の名門病院や研究センターでの健康診断、人間ドック、がん治療、免疫力治療、幹細胞治療の受診など受入体制を構築のうえ、大承医療投資が紹介した中国人の患者に、同社が病院やホテルなどを紹介する形で事業に取り組む。インターネットカフェは浙江省、上海を中心とし、将来的には中国全土での運営を視野に入れる。