転職支援のリージョンズ 台湾に台北オフィス開設

転職支援サービスのリージョンズ(本社:札幌市中央区)は12月12日、台湾に台北オフィスを開設したと発表した。台湾労働局より10月30日に人材紹介業の免許を取得、12月5日に北海道労働局より台湾での人材紹介事業の認可を取得。中国語・日本語・英語の3言語に堪能なグローバル人材の採用で、企業の成長を図りたい北海道内企業と、台湾で日本語を学び北海道で転職したい方を結び付け、北海道の地域経済活性化に貢献する。開設した台湾オフィスは「日商●泉國際管理顧問股份有限公司台彎分公司」(リージョンズ台湾支社)。

加藤産業 マレーシアの日用雑貨・加工食品卸売業を買収

総合食品卸売業の加藤産業(本社:兵庫県西宮市)は12月12日、マレーシアに本社を置く日用雑貨・加工食品卸売業のMerison(M)Sdn.Bhd.(以下、Merison)を買収することで同日、株式譲渡契約を締結したと発表した。これにより、マレーシア第二の市場、南部市場へ進出することで、同社はマレーシア半島全域を営業地域とする同国最大級の卸売業グループとなる。

神鋼環境S カンボジアで共同出資の浄水場が竣工、日本企業初の水道事業

神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区)は12月16日、同社とカンボジア民間企業のSOMA Groupが折半出資するSOMA KOBELCO WATER SUPPLY CO.,LTD.が、カンボジア工業手工芸省から独占水道事業権を取得した浄水場の竣工式を12月13日に執り行ったと発表した。12月からすでに上水供給を開始している。この事業はカンボジアで初めて日本企業が実施する水道事業。プノンペン都Koh Dach(コ―ダック)およびカンダール州Koh Oknha Tei(コ―オクニャティ)地区の住民2万人および商業施設を対象に上水供給を行う。水源となるメコン河の水を取水、同社水処理技術で浄化、各地区への配水、メーター検針、料金徴収まで含めた一貫した水道事業を展開する。                                

リーガル不動産 事業拡大へシンガポールに支店開設

リーガル不動産(本社:大阪市北区)は12月13日、国内のみならず海外顧客のニーズに応えていくとともに、事業規模の更なる拡大を目指し、2020年2月にシンガポールに支店を開設すると発表した。東南アジアにおける不動産マーケット調査および同社保有以外の不動産の売買仲介を目的とし、政治・経済・治安の面でも安定し、日本への投資制限も少なく、潜在顧客の多いシンガポールが支店の適地と判断した。

新田ゼラチン,中国・北京合弁事業を譲渡

ゼラチンの製造・販売を手掛ける新田ゼラチン(本店:大阪市浪速区)は12月12日、先に公表していた中国の合弁事業譲渡の手続きを完了したと発表した。ソーセージの原料を詰めるコラーゲンケーシングを製造・販売する合弁会社、Package Hongkong Limitedおよび北京秋実膠原腸衣有限公司の全株式のCasing Hongkong Limitedへの譲渡を同日付で完了した。これにより、同社は中国のコラーゲンケーシング市場から撤退する。

関空国際線1,000億円投じ大改修25年までに70%増の4,000万人に

関西空港を運営する関西エアポートは12月12日、訪日外国人旅行者の増加に対応、防災対策費を含め総事業費1,000億円を投じ、関西空港国際線の受け入れを現行の70%増の年間4,000万人に拡充すると発表した。来年度着工し、「大阪・関西万博」が開催される2025年度までの完成を目指すとしている。                                                    2つあるターミナルのうち、第1ターミナルで開港以来の大規模工事を行い、これまで国内線専用として使われてきた2階のフロアを国際線の出発フロアとして使えるようにつくり替えるほか、保安検査場も増設する。

デンヨー ベトナム・ハノイに販売子会社 設立

発電機、溶接機などを手掛けるデンヨー(本社:東京都中央区)は12月12日、ベトナム・ハノイ市に販売子会社を設立すると発表した。新会社「Denyo Trading Vietnam Co.,Ltd.(デンヨートレーディングベトナム)」の資本金は30万米ドルで、デンヨーが全額出資する。2020年1月設立し、同年4月から営業開始する予定。産業用電気機械器具等の販売、修理および補修用部品を販売する。シンガポール、米国、オランダに次ぐ第4の販売拠点となる。

ZOZO 中国ネット通販に再進出

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOは12月10日、中国版サイト「ZOZO」のサービスを開始したと発表した。日本のゾゾタウンに出店中の計177店が出店する。商品は日本国内の物流センター「ZOZOBASE」で管理し、中国から注文が入るごとに、ZOZOBASEから発送する。日本から中国への配送や通関は2月に上海市で設立した中国法人「上海走走信息科技」が担う。

東ソー 韓国法人設立、20年度中に石英ガラス製品の生産開始

東ソー(本社:東京都港区)は12月12日、グループの東ソー・クォーツ(本社:東京都港区)が韓国で現地法人を設立し、石英ガラス製品の現地生産を開始すると発表した。韓国で2019年度中に現地法人を設立、約1万㎡の既存建屋を取得し、2020年度中に生産を開始する計画。日本、台湾に続く同社の拠点として拡充。世界トップクラスの技術・経験と最新設備の導入を韓国でも進め、グローバルに拡大する石英ガラス製品需要に応えていく。

三洋化成 化粧品ブランド立ち上げ20年春から中国で販売開始

三洋化成(本社:京都市東山区)は12月12日、化粧品ブランド「Cheriage(シェリアージュ)」を立ち上げ、2020年春より中国で販売開始すると発表した。同社が完成版の化粧品を扱うのは今回が初めて。最終化粧品を手掛けることで、中国における同社の認知度向上とともに、末端消費者のニーズを直接把握して化粧品の原料の開発にも反映させるのが狙い。販売には通販サイトを利用する。