エーザイ(本社:東京都文京区)は1月6日、自社創製の抗てんかん剤「フィコンパ(R)」(一般名:ペランパネル)を12歳以上の部分てんかん併用療法(二次性全般化発作を含む)の適応で、中国で新発売したと発表した。フィコンパは同社筑波研究所で創製されたファースト・イン・クラスの抗てんかん剤で、1日1回投与の経口錠剤。中国国家薬品監督管理局より、2019年9月29日に新薬承認を取得していた。 中国の推定てんかん患者数は約900万人で、そのうち約60%が部分てんかんに大別され、部分てんかん患者の約40%に併用療法が必要とされている。