朝日印刷 マレーシアのHL社とSN社を子会社化、販売・製造拠点に

朝日印刷(本社:富山市)は8月8日、マレーシアの印刷会社、Harleigh(Malaysia)Sdn.Bhd.(以下、HL社)およびShin-Nippon Indusries Sdn.Bhd.(以下、SN社)のそれぞれの株式65.0%を取得し、子会社化する旨の株式譲渡契約を締結したと発表した。マレーシア国内外で強固な顧客基盤を持つ両社の株式取得により、朝日印刷はASEANを中心とした販売・製造拠点の確立、人材交流等を通じた人財の育成など加速していく。

ヤクルト 中国江蘇省に無錫第2工場建設 2022年4月生産開始予定

ヤクルト本社(所在地:東京都港区)は8月8日、中国ヤクルトの製造子会社、無錫ヤクルト(所在地:中国江蘇省無錫市)で第2工場(以下、無錫第2工場)の建設を2020年5月に開始すると発表した。無錫第2工場の敷地面積約6万6,660㎡、建築面積約2万3,460㎡、延床面積約3万4,049㎡。2022年4月の生産開始を予定。生産開始当初は80万本/日を予定。中国では2002年に広東省広州市で「ヤクルト」の生産を開始。上海市、天津市、江蘇省無錫市、広東省佛山市と生産拠点を拡大し、現時点で5都市6工場が稼働している。                                                 

トッパン・フォームズ インドネシアのRDS社の株式取得

凸版印刷の子会社で情報管理ソリューション事業を手掛けるトッパン・フォームズ(本社:東京都港区)は8月8日、PT.Reycom Document Solusi社(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、RDS社)の株式を取得し、持分法適用会社にしたと発表した。RDS社と資本業務提携することにより、経済成長の著しいインドネシア市場でのデータ・プリント・サービス(DPS)やビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスの事業展開に取り組んでいく。取得株式数は12万5,795株で所有割合は40.0%。

ミニストップ 中国遼寧省大連市でコンビニをダブルブランド展開

ミニストップ(本部:千葉市)は8月8日、中国遼寧省大連市で大連三●商業管理有限公司のコンビニエンスストア事業ブランド「会有便利」とのダブルブランド店舗1号店を開店したと発表した。店舗面積は約143.7㎡、売場面積は約107.7㎡(イートイン約16席)。店舗屋号は「MINISTOP会有便利」。ミニストップは現在、中国山東省青島市に店舗展開しており、2019年6月末現在86店舗。今回の大連での出店により、中国では2カ所目のの店舗展開となる。

島津製作所 中国子会社が天津市にギヤポンプ・バルブの新工場

島津製作所(本社:京都市中京区)は8月8日、中国子会社の天津島津液圧有限公司(略称:TSH)が、11月に天津市の西青経済技術開発区にフォークリフト向け油圧ギヤポンプおよびコントロールバルブ製造の新工場を着工すると発表した。同社はこれに先立ち、TSHに2018年9月26日、2,000万米ドルを増資している。                                         新工場の竣工は2020年9月を予定。敷地面積は約2万4,000㎡、建物仕様は2階建て(延床面積は約1万7,000㎡)。TSHはギヤポンプで2023年度には2018年度比2倍となる年間生産30万台を見込んでいる。

Meiji Seikaファルマ インドネシアで参天製薬の点眼薬など販売

Meiji Seikaファルマ(本社:東京都中央区、以下、Meiji)は8月7日、参天製薬(本社:大阪市北区)と2018年11月に締結した業務提携契約に基づき、インドネシアで参天製薬のドライアイ治療剤および緑内障・高眼圧症治療薬の販売を開始したと発表した。 Meijiの連結子会社、PT.メイジ・インドネシア・ファーマシューティカル・インダストリーズ(本社:ジャカルタ特別州、以下、PT.メイジ)が、参天製薬の支援のもと、インドネシア国内での販売および情報提供活動を行う。PT.メイジは同社内に眼科専門の営業チームを新設し、情報提供活動を行う。今後順次対象商品を追加し、製品ラインアップを拡大していく。

タムラ製作所 中国で車載用電子部品生産子会社設立

タムラ製作所(本社:東京都練馬区)は8月7日、中国における環境車向け昇圧リアクタの生産増強を担う、新たな連結子会社・新工場として「田村汽車電子(佛山)有限公司」(所在地:広東省佛山市)を設立すると発表した。同新会社設立・工場建設に係る総投資額は約23億円(土地・建物12億円、生産設備11億円)。投資土地面積2万㎡、建築面積1万4,909㎡。生産能力は年間200万台体制まで順次拡大していく。稼働予定は2022年。

シャープ バッテリー交換不要のビーコン開発、第1弾で清水建設へ納入

シャープ(本社:大阪府堺市)は8月7日、世界最高レベルの発電効率を実現した色素増感太陽電池を電源とする、バッテリー交換不要のビーコンを開発したと発表した。第1弾としてこの製品を清水建設(本社:東京都中央区)の屋内外音声ナビゲーションサービスに向け7月末に納入した。ビーコンは位置情報信号を無線通信ブルートゥースなどで発信する機器。ナビゲーションサービスに応用すると、対応アプリケーションをインストールしたスマートフォンを携行する歩行者は、GPS(全球測位衛星システム)の電波が届かない場所でも目的地までスムーズに移動することができる。

日新電機 中国遼寧省の生産能力を倍増、受託コーティング事業拡大へ

日新電機(本社:京都市右京区)は8月6日、中国遼寧省の工場を移転し、生産能力を倍増したと発表した。需要が増大している中国東北地域における工具・金型・自動車部品用の受託コーティングサービス事業を拡大する。今回、日新高性能塗層(瀋陽)有限公司を、遼寧省瀋陽市渾南新区から同省瀋撫新区へ移転した。新工場の敷地面積は約585㎡、延床面積は約2,049㎡。投資額は2億4,800万円。8月1日に竣工、関係者らで開所式を執り行った。