住友商事(本社:東京都千代田区)は12月16日、同社が事業参画しているインドネシア・西スマトラ州のムアララボ地熱発電所が同日より商業運転を開始したと発表した。同社はインドネシアの民間発電事業デベロッパーのPT.Supream Energy、欧州大手総合エネルギー企業のENGIEと共同でムアララボ地熱発電事業に参画。今回の完工により、発電容量85メガワット(MW)での商業運転を開始し、インドネシア・スマトラ島の42万世帯の使用電力量に相当する電力を賄う。 同事業は国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行およびLEAP(JICAとADBによる信託基金)の協調融資によるプロジェクトファイナンス案件。