丸紅(本社:東京都中央区)は10月7日、シンガポールに本社を置くMoBiol Holdings Pte.Ltd(モビオール ホールディングス、以下、MoBiol)と資本提携、並びに戦略的パートナシップに係る契約を締結したと発表した。MoBiolはパーム油の製造工程で発生するパーム油廃液(以下、POME)から、微細藻類(以下、藻)を利用し、代替タンパク・DHAを抽出するノウハウを保有する。両社は藻由来の代替タンパク・DHAの飼料原料としての販売可能性・テストマーケティングを含む事業化に向けた実証実験を実施することにより、POMEの処理過程で発生する温室効果ガスの排出、並びに水産養殖業の養殖用飼料としての天然資源依存という2つの社会課題の解決に向け、双方のリソースを活用し取り組んでいく。
住友商事 ベトナムBRGとスマートシティ開発目的の合弁会社
住友商事(本社:東京都千代田区)は10月7日、ベトナムの大手企業グループ、BRG Group Joint Stock Company(以下、BRG)と、ベトナム・ハノイ市北部ドン・アイン区の272㌶のエリアにおけるスマートシティ開発を目的とした不動産開発会社を設立したと発表した。この開発エリアは、ノイバイ国際空港とハノイ市中心部のほぼ中間地点となるニャッタン橋の北側に位置しており、第一期から第五期までの開発フェーズに分かれている。病院、学校、防災設備、セキュリティシステム、商業施設などに加え、緑・水路・桜並木を整備し、安全・安心な住環境のコミュニティの実現を目指す。5G、顔認証、ブロックチェーン技術の導入により、スマートシティとしてのサービス高度化を図り、ハノイ市の持続的な発展に貢献する。
生活クラブ生協連 ベトナム産の粗放養殖エビの取扱い開始
三菱電機 インド・グジャラート州に自動車機器の新工場を建設
NTTドコモ,ハノイ大学など特定技能外国人向けの共同プロジェクト発足
伊藤忠出資の世紀康瑞が日本の2つの大手医療機関と提携
伊藤忠商事(本社:東京都港区)は10月4日、同社が出資する中国の北京世紀康瑞病院集団(本社:北京市、以下、世紀康瑞)が、学校法人藤田学園 藤田医科大学(本部:愛知県豊明市、以下、藤田医大)並びに、徳洲会グループの本部機能を有する一般社団法人徳洲会(本部:東京都千代田区、以下、徳洲会グループ)とそれぞれ提携することで調印したと発表した。これを機に伊藤忠商事は、世紀康瑞と藤田医大並びに徳洲会グループ間での、インバウンド治療・健診事業を皮切りに、医療人材・医療技術の交流、日本式病院経営、管理ノウハウの確立等の支援を行っていく。 世紀康瑞は、北京市朝陽区を中心に11病院(計7,000床)を展開する、民間資本としては中国最大の総合病院グループの一つで、今後5年以内に20,000床への拡大を検討中だ。