ロート製薬子会社 シンガポールにフローズンフルーツバー海外初出店

ロート製薬(大阪本社:大阪市生野区)は6月12日、子会社、ジャパンパレタス(本社:神奈川県鎌倉市)がシンガポールのChurch Streetに位置するCapital Square「GOCHI」内にPALETAS(パレタス)の新店舗を6月13日に出店すると発表した。パレタスは、旬の時期に収穫される新鮮なフルーツや野菜を果汁やジェラート、ヨーグルトなどに閉じ込めたフローズンフルーツバー。本店の鎌倉店をはじめ関東を中心に3店舗出店しているが、海外での出店は初めて。

ゼロワンブースター 日越スタートアップ支援などで連携の覚書

事業創造アクセラレーターを運営するゼロワンブースター(本社:東京都港区)は6月11日、ベトナムのInnovationLab(所在地:ベトナム・ホーチミン)と、日本スタートアップのベトナム進出支援、ベトナムスタートアップの日本進出支援、またベトナム企業のオープンイノベーション支援に関する覚書を締結したと発表した。このパートナーシップを通じ、両社はスタートアップのクロスボーダー展開の促進、そしてベトナムのスタートアップエコシステムを支援していく。

アップルとの取引比率の高さを憂慮 シャープ戴会長兼社長

シャープの戴正呉会長兼社長は6月11日、事業方針説明会で米国のアップルを念頭に、特定の顧客との取引比率が高すぎると指摘し、米中貿易摩擦で自社に影響が拡大することを憂慮、対策が必要との認識を示した。シャープは今回の米中貿易摩擦について、売り上げの増加を見込む製品があるものの、今年度1年間のグループ全体の売り上げ予想の1.4%程度にあたるおよそ370億円の減収要因になるとしている。

DIC インド・ムンバイに販売子会社南アジアの事業拠点開設

DIC(本社:東京都中央区)は6月12日、インド・ムンバイで「DIC South Asia Private Limited(以下、DSA社)」を設立したと発表した。新会社の資本金は1.2億ルピー(約2億円)で、出資比率はDIC Asia Pacific Pte Ltd75%、DIC25%。塗料用樹脂製品、顔料、コンパウンド、工業用テープなどのDIC関連製品の販売、マーケティング、輸出入を手掛ける。今後、同社グループの販売拠点として南アジアにおける事業拡大を加速し、中東地域やアフリカへの輸出拠点とする。

イオンモール 中国江蘇省常熟市に今夏、初の出店

イオンモールは6月11日、中国江蘇省常熟市の高新技術産業開発区内に常熟市初出店となるショッピングモール「イオンモール常熟新区」を今夏オープンすると発表した。イオンモールとして、中国20店舗目となる。同モールは常熟市中心部より約6km、常熟市政府が最も開発に注力している高新技術産業開発区(国家級開発区)に位置し、周辺は住宅エリア、官庁エリア、文化エリア、教育エリアなどの整備が進んでいる。

不動産事業のいちご 台湾のEasy Storageの株式取得

不動産関連事業を手掛けるいちご(本社:東京都千代田区)は6月10日、セルフストレージ(トランクルーム・ミニ倉庫)事業の拡大を目的とし、100%連結子会社のセントロを通じて、台湾で業界4位のセルフストレージ・オペレーター、Easy Storage Taiwan Co.,Ltd.(所在地:台湾・台北市、以下、Easy Storage)と株式取得契約を締結、同社の発行済み株式の49%を取得し、筆頭株主になったと発表した。取得額は非公表。Easy Storageはセルフストレージ・シェアオフィス事業などを手掛けている。

大塚テクノ ベトナムドンナイ省に医療用包装資材の新会社

大塚テクノ(本社:徳島県鳴門市)は6月10日、海外展開の一環としてベトナムドンナイ省に医療用包装資材等の製造・販売を手掛ける「大塚テクノベトナム有限会社」を6月7日に設立し、新工場の建設に着手したと発表した。2021年10月の稼働開始を予定。新会社の資本金は1,500万米ドル。従業員数は100名を予定。

上組ベトナムがハノイ支店開設北部地域の物流サービス網整備

上組(本社:神戸市中央区)は6月6日、ベトナム現地法人Kamigumi(Vietnam)Co.,Ltd.(以下、上組ベトナム)が、首都ハノイに支店を開設したと発表した。これにより、同国北部地域へ進出している日系メーカーへ、細やかな物流サービスを提供していく。6月1日からすでに営業開始している。上組ベトナムはこれまで、南部のホーチミンを中心に設備・プラント輸送事業、工業製品・青果物等のフォワーディング事業等を展開し、同国での実績およびノウハウを蓄積してきた。

日本美食 インドネシア「Tokopedia」でインバウンド飲食予約開始

日本美食(本社:東京都千代田区)は6月5日、インドネシア最大級マーケットプレイス「Tokopedia」で訪日外国人観光客向け国内飲食店のコース予約販売を開始したと発表した。同社はインバウンド対応のマルチスマホ決済サービスとインバウンド集客サービスを手掛けている。多くの訪日外国人観光客が抱える「探せない」「通じない」「払えない」といった3つの悩みを解消するためのインフラ整備のサポート、海外メディアの運用や予約代行による集客サービスを提供している。今回提携したTokopediaはインドネシアで月間8,000万人のアクティブユーザーが利用しており、集客効果が期待される。

ルネサスと上海フォルクスワーゲン、中国に次世代共同研究所

ルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は6月10日、上海フォルクスワーゲン(本社:中国・上海市)とオートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所を設立したと発表した。同研究所は、中国の自動車市場に向けた次世代のデジタルコクピットや車載制御システムをはじめとする最新の車載用アプリケーションの研究開発を加速するもの。ルネサスの得意とする高性能マイコン、SoC(System on Chip)およびソフトウェアの知見と、上海フォルクスワーゲンの研究開発力を結集する。