中部電力(本社:名古屋市東区)は10月10日、タイでIoTを活用したコンプレッサー最適運用サービスの実現を目指し、開発・実証事業を開始すると発表した。同事業は、日本で使用しているIoTデバイスをリノベーションし、タイの工場等に設置したうえで、タイ・日本間での通信試験や、現地設備管理者へのコンプレッサ・省エネルギーに関する教育等を行う。 タイ政府は省エネを推進するため、2036年までにエネルギー消費原単位を2010年比で30%削減する計画を発表している。この政策により、タイの製造業では省エネに対する意識やニーズが高まっている。