三菱自「電動DRIVE HOUSE」一部で販売開始、電動車を非常用電源に

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は10月2日、サニックス(本社:福岡市博多区)と提携し、「電動DRIVE HOUSE」を3日から東日本三菱自動車販売世田谷店による一部地域で販売開始すると発表した。電動DRIVE HOUSEは、太陽光パネルやV2H(Vehicle to Homeの略。EVやPHEVに蓄えた電気を家庭で使う仕組みのこと)機器などで構成するシステムをパッケージ化し、電動車の購入と合わせて販売会社で販売・設置からアフターメンテナンスまでをワンストップで案内するサービス。電動車による燃料代の節減はもとより、災害・停電時の非常用電源としても使えるなど、電動車を中心とした新しいエネルギーサイクルを提案する。

西菱電機 ベトナムで位置情報サービスの提供を開始

IT/IoTシステム開発を手掛ける西菱電機(本社:大阪市北区)は10月2日より、ベトナムで位置情報サービス「MAP」のサービスを開始すると発表した。MAPを利用することで、管理者は専用のスマートフォンアプリを利用しているユーザーの現在地や移動履歴をウェブで閲覧できるようになる。ベトナム語、日本語、英語の3カ国語で対応している。

クレスコ ベトナム現地法人が10/1から営業開始、海外のソフト開発強化

クレスコ(本社東京都港区)は10月1日、ベトナム・ハノイ市カウザイ区で設立した現地法人「CRESCO VIETNAM CO.,LTD.(クレスコ ベトナム)」が、同日から営業を開始したと発表した。海外におけるソフトウェア開発力をさらに強化する。現地法人の資本金は50万米ドルでクレスコが全額出資した。ITシステムおよびソフトウェアの開発・保守サービスを手掛ける。

YKK ベトナム・ハナム省の新工場が稼働開始、需要増に応え供給力 強化

YKK(本社:東京都千代田区)は10月1日、ベトナム・ハノイ郊外のハナム省に2018年9月より建設を進めていた新工場(ハナム工場)が今年7月に竣工し、同日より稼働開始したと発表した。新工場への投資金額は5,990万米ドル、土地面積は8万㎡、建屋面積は5万1,000㎡。ファスニング商品の製造・販売を担うYKKベトナムの有力拠点工場となる。同工場は、スポーツ、アウトドア、カジュアルウェアなどの加工輸出向けファスナーの市場拡大が続くベトナムで、さらなる供給力の強化と、北部地域の顧客企業に対する納期面でのサービス向上を図るため建設された。

信金中金 ベトナム人材送出機関 エスハイ社と業務提携

信金中央金庫(本店:東京都中央区、以下、信金中金)は10月1日、ベトナムの大手人材送出機関、Esuhai Co.,Ltd(以下、エスハイ社)および、その日本における連携先、ベトナムコンサルティングとの3者で、信金中金取引先のベトナム人材活用に係る業務提携契約を締結したと発表した。住金中金は、取引先における技能実習、特定技能、高度人材の外国人材活用機会拡大のため、ベトナムの大手送出機関のうち教育レベルがとくに高いエスハイ社と提携し、取引先の事業基盤の強化をサポートしていく。

日鉄興和不動産 ミャンマーでサービスアパートメント着工

日鉄興和不動産(本社:東京都港区)は10月1日、ミャンマー・ヤンゴン市で開発を進めてきたサービスアパートメント「ザ・ゴールデン・テラス」の起工式を9月28日、現地で執り行い、10月から建設工事に着工すると発表した。同事業はミャンマー工業省がヤンゴン市タムウェ郡区に所有する約5,900㎡の土地に、現地法人のNSKRE Residence(Myanmar)が単身駐在員をメインターゲットとしたサービスアパートメントを建設するもの。総事業費は約8,000万米ドル(約90億円)で、2021年11月の竣工を予定。ザ・ゴールデン・テラスは地上12階建てで、総戸数は232戸。ゲストルームは1ベッド、2ベッドルームを中心に、コンパクトながらも日本的な使い勝手の良い間取りや設備を備える。

ユニクロ インド1号店 ニューデリーに10/4オープン

カジュアル衣料品店「ユニクロ」のインド1号店が首都ニューデリーに10月4日オープンする。さらに2店舗を近くデリー首都圏で開業し、早期に3店舗体制とする。1号店はニューデリーのショッピングモール「アンビエンスモール」内に出店した。3フロアで構成され、売場面積は約3,300㎡。レディス・メンズ・キッズ商品のほか、インド人デザイナー、リナ・シンとのコラボレーションによる、インド女性の伝統的な日常着「クルタ」をモチーフにした新しいライフウェアも販売する。同社にとって未開拓だった人口約13億人の巨大市場の取り込みにいよいよ着手する。

九州電力 タイ・バンコクに駐在員事務所開設

九州電力グループで海外エネルギー事業を手掛けるキューデン・インターナショナルは10月1日、タイ・バンコクに「キューデン・インターナショナル タイ駐在員事務所」を開設したと発表した。これにより、引き続き電力需要の増加が見込まれるアジア地域の情報収集等を担う。九電グループはこれまでに、12カ国・地域で12件のエネルギー事業、23カ国・地域で80件のコンサルティング事業を手掛けている。