日本郵便 タイ宛てクールEMSの取り扱い開始

日本郵便 タイ宛てクールEMSの取り扱い開始

日本郵便(東京都千代田区)は、EMSによる小口の保冷配送サービス「クールEMS」について、8月27日から既存の料金引き下げ改定を行うとともに、タイ宛ての取り扱いを開始する。
タイ宛てクールEMSは宛先住所への配達は行わず、バンコク市内タイポストのバンコクEMSセンターから受取人へ電話連絡を行い、同センターで受け取る。

花王 中国・上海工場で太陽光発電設備が稼働

花王 中国・上海工場で太陽光発電設備が稼働

花王はこのほど、上海花王有限公司(中国)の上海工場で、太陽光発電設備の運用を開始したと発表した。サニタリー第一工場の屋根に、発電容量297KWの太陽光パネルを設置している。年間約310MWhの発電により、年間約244㌧のCO2削減を見込んでいる。
同社は事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環として、太陽光発電設備を中心に再生可能エネルギーの導入を推進していく。

エミレーツ航空 関空~ドバイ線に1/28からエアバスA380導入

エミレーツ航空 関空~ドバイ線に10/28からエアバスA380導入

エミレーツ航空(本社:アラブ首長国連邦・ドバイ)は2018年10月28日から、関西国際空港(関空)~ドバイ線にエアバスA380型機を導入すると発表した。ボーイングB777-300ER型機から切り替える。
これを記念して9月4日までの期間限定で、同社の公式ウェブサイトで、往復航空券エコノミークラスを6万6000円からビジネスクラス31万2000円からの特別運賃で提供する。

東芝キヤリア インド現地法人設立 米社と合弁で

東芝キヤリア インド現地法人設立 米社と合弁で

東芝キヤリア(本社:神奈川県川崎市)は8月22日、インドでの業務用空調事業強化のため、8月14日に米国ユナイテッドテクノロジーズ社との合弁で、東芝キヤリア・インド社を設立したと発表した。
同新会社は、東芝のインド現地法人、東芝インド社(所在地:ハリヤナ州グルガオン)内に本社を設置し、インド向け商品の企画・開発・製造・販売を担う。新会社の資本金は2億8500万インドルピー(約4億6500万円)で、出資比率は東芝キヤリア51%、ユナイテッドテクノロジーズ49%。

TATERU シンガポールにTech Lab新設

TATERU シンガポールにTech Lab新設

TATERU(本社:東京都渋谷区)は8月22日、シンガポールに「TATERU Tech Lab」を新設したと発表した。9月1日に業務を開始する。
不動産金融分野におけるブロックチェーン技術活用について研究するとともに、それに関する世界的なレギュレーションの調査、情報収集をし、最先端技術を研究開発する企業や団体とパートナーシップを構築して、不動産金融分野への技術転用を加速したい考えだ。

三井住友海上 スリランカのセリンコ社への出資15%に引き上げ

三井住友海上 スリランカのセリンコ社への出資15%に引き上げ

MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのほど、スリランカ最大手保険グループ、セリンコ・グループの持株会社「セリンコ・インシュアランスPLC(以下、セリンコ社)」の発行済み議決権付き普通株式9%を約30億ルピー(約23億円)で追加取得し、出資比率を15%に引き上げた。これに伴い、同国における日系保険会社として初めて常勤取締役1名を現地に派遣する。
今回の株式の追加取得により、同社のセリンコ社への累計投資額は約40億円となった。

タカラバイオ 抗がん剤「C-REV」韓国での販売権を東亜STに譲渡

タカラバイオ 抗がん剤「C-REV」韓国での販売権を東亜STに譲渡

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は8月22日、同社の抗がん剤「C-REV」について、韓国で治験や販売を行う権利を同国の製薬大手、東亜ST(本社:ソウル特別市)に譲渡したと発表した。
C-REVは腫瘍を溶かす性質を持つ同社の抗がん剤。皮膚がんの一種、悪性黒色腫(メラノーマ)と膵(すい)がんの治験を進め、2019年度中の販売を目指している。
タカラバイオは2016年、C-REVの日本国内での開発と販売の権利を大塚製薬に譲渡している。C-REVの海外展開は今回が初めて。

LCCのノックスクートが関空~バンコク線を10/29から就航

LCCのノックスクートが関空~バンコク線を10/29から就航

関西エアポート(所在地:大阪府泉佐野市)は8月22日、タイのバンコクを拠点とするLCC(格安航空会社)のノックスクートが、関西国際空港~バンコク(ドンムアン)線を2018年10月29日から新規就航し、週4便運航すると発表した。運航日は月・火・木・土。
ノックスクートの関空への就航は今回が初で、人気観光地バンコクと関西がLCCでも結ばれることで、今後のさらなる観光やビジネスでの利用が見込まれる。
ノックスクートは2014年に設立された、シンガポールのLCCスクートとタイのノックエアーの合弁会社。

熊谷組 香港で2件目の道路トンネルMOM事業を受注

熊谷組 香港で2件目の道路トンネルMOM事業を受注

熊谷組(本社:東京都新宿区)は7月30日、香港の大老山(Tate’s Caim Tunnel)の管理・運営・保守事業(マネジメント・オペレーションズ・メンテナンス、以下、MOM事業)を受注し、7月11日から運営を開始したと発表した。これは2016年8月受注した香港東部海底トンネルに引き続き、同社の香港2件目のMOM事業となる。
大老山トンネルは、香港九龍地区のダイヤモンドヒルと新界地区のシャーティンを結ぶ全長およそ4㌔㍍、片側2車線計4車線の道路トンネル。1日あたりの平均交通量は6万2500台前後を見込んでおり、今後3年間の道路の管理・運営・保守事業を担う。

TOWA マレーシアの子会社が20億円投じ新工場建設

TOWA マレーシアの子会社が20億円投じ新工場建設

精密金型や半導体モールディング装置などを手掛けるTOWA(本社:京都市南区)は7月30日、100%子会社のTOWAM Sdn.Bhd.(所在地:マレーシア)が、同国で新工場を建設すると発表した。
7655万マレーシアリンギット(約20億9200万円)を投じ、8月に着工、2019年8月に竣工の予定。新工場の生産能力は現行の3倍を計画している。今後需要拡大が見込まれる大判化対応装置の生産や、TSS(トータル・ソリューション・サービス)事業における部品製作専用ラインの設置などに取り組む。