三菱ふそう インドネシアに中型トラック「ファイター」6機種投入

三菱ふそうトラック・バス(本社:神奈川県川崎市幸区、以下、MFTBC)は7月18日、インドネシア・ジャカルタで7月18~28日の11日間にわたって開催される「ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー」で、中型トラック「ファイター」の新6機種を発表した。インドネシアの商用車市場で中型トラックは、ここ数年で最も急成長を遂げているセグメントの一つ。MFTBCは今回の新車種投入を機に、ホイールベースの長い「ファイター」のラインアップを増やしていく。

小野薬品 210億円投じ山口工場完成、「オプジーボ」など増産へ

小野薬品工業(本社:大阪市中央区)は7月17日、約210億円を投じ山口県で建設を進めていた山口工場が完成し、7月12日に竣工式を行ったと発表した。2020年春操業開始する予定。山口工場では高活性・抗体医薬に対応できる製造ラインを備え、販売が好調ながん免疫治療薬「オプジーボ」や、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス」などの注射剤を製造する。同工場の製造棟4階建て、倉庫棟2階建て、管理棟3階建てで、延床面積2万8,661㎡。

バンダイナムコGなど ドラゴンボールで世界8会場を巡るツアーイベント開催

バンダイナムコグループは7月16日、集英社、東映アニメーションと協力し、「DRAGON BALL」シリーズを、世界中のファンに届けていくべく、世界8会場を巡るツアーイベント「DRAGON BALL WORLD ADVENTURE」を開催すると発表した。開催都市はサンディエゴ(7月18~21日)、上海(8月2~5日)、メキシコシティ(8月2~4日)、香港(8月8~9月1日)、ケルン(8月20~24日)、ニューヨーク(10月3~6日)、バルセロナ(10月31~11月3日)と日本(詳細は後日発表)の8会場。

住友不動産 インド・ムンバイの新都心で最大級のオフィスビル用地を取得

住友不動産(本社:東京都新宿区)は7月17日、新設の現地法人を通じて、インドマハラシュトラ州ムンバイ市の新都心BKC地区で、最大級のオフィスビル用地を取得したと発表した。用地は1万2,486㎡(約3,780坪)の大きな区画で、取得価格は223.8億ルピー(約358億円)。この物件は新都心エリアBKC地区の中心に位置し、日本の経済協力により整備が進められるインド高速鉄道(新幹線)の新駅予定地から徒歩8分、また建設中のメトロ新駅からも徒歩7分の好立地にある。ムンバイはインド有数の商業都市で、銀行や商社も数多く集積するインド経済中枢の都市。

JR西日本 QRコードで切符購入を券売機で対応、20年春から訪日客向け

JR西日本(本社:大阪市北区)は7月17日、2020年春からスマートフォンのQRコード決済アプリを使って、一部駅の券売機で切符を購入できるようにすると発表した。増え続ける訪日客への”おもてなし”精神に基づき、利便性を高める施策の一環。                  対応する駅は関西空港駅、天王寺駅、西九条駅、ユニバーサルシティ駅、大阪駅、新大阪駅、京都駅など。券売機にQRコードの読み取り機を導入し、タッチすることで決済できる。

トヨタ 中国のCATLと新エネルギー車用電池で包括的パートナーシップ

トヨタ自動車は7月17日、中国の車載電池大手の寧徳時代新能源科技(所在地:福建省寧徳市、以下、CATL)と新エネルギー車(NEV)用電池の供給や新技術開発で包括的パートナーシップを締結したと発表した。合意した内容は①NEV用電池の開発と供給②電池システムの審議儒t開発とセルの品質向上③電池のリユースとリサイクル-など。

ユニクロ インド・デリー首都圏に今秋 3店舗を出店、初の試み

LifeWearのコンセプトのもと、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは7月17日、2019年秋、急成長を遂げる巨大なインド市場で、ユニクロ初の試みとして3店舗をほぼ同時期にオープンすると発表した。まずニューデリーに10月中、1号店をオープンする予定。インド1号店は、デリー首都圏で最も人気のあるショッピングエリアの一つ、バサントクンジのアンビエンスモールに出店する。3フロアからなる1号店の売場面積は約1,000坪。2号店は新しく改装されたショッピングセンターにオープン予定の、ユニクロDLFプレイス・サケット店。3号店は新興都市のグルガオンの中心部に位置する、ユニクロDLFサイバー・ハブ店。両店舗とも1号店と同じくメンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー商品をフルラインナップで取り揃える予定。

清水建設 インドネシアでサービスアパートメント竣工,藤田観光G運営へ

清水建設(本社:東京都中央区)は7月16日、海外不動産開発事業の一環として、インドネシア・ジャカルタ東部のチカラン地区で開発を進めてきた「チカラン・サービスアパートメント計画」がこのほど竣工したと発表した。完成した建物は、藤田観光の現地法人が一括賃借し、約4カ月の開業準備期間を経て、今年11月に同社運営の「ISORAS CIKARANG(イソラス チカラン)」としてグランドオープンする予定。                               この計画は、清水建設が約36億円を投じ、全額出資による不動産開発事業現地法人、クドゥアピラ・デベロップメント・インドネシア社を通じて推進してきたもの。同サービスアパートメントの施設規模は地上7階建て、建築面積1,744㎡、延床面積1万2,021㎡で、客室はスーペリアルーム72室、デラックスルーム136室、エグゼクティブルーム6室の計214室を備えている。

INPEX マセラ鉱区の生産分与契約2055年まで延長

国際石油開発帝石(INPEX、本社:東京都港区)は7月16日、インドネシアのアラフラ海・マセラ鉱区の液化天然ガス(LNG)開発について、海上から陸上開発に変更した改定開発計画(POD)がインドネシア政府から正式に承認されたと発表した。ジョコ・ウィドド大統領立会いのもと、改定承認文書を交わした。また、2028年に契約満了を迎える生産分与契約期間について、20年間の再延長とさらに7年間の追加が承認された。この結果、マセラ鉱区の生産分与契約は2055年11月15日まで延長されることになった。

電通 インドのウガム社買収でグローバル企業のオフショアサービス強化

電通(本社:東京都港区)は7月16日、海外本社の電通イージス・ネットワークを通じて、インドのデータ分析会社、Ugam Solutions Private Limited(本社:ムンバイ市、以下、ウガム社)の株式87%を取得すること、および今後子会社化するオプションを電通グループが持つことで、同社株主と合意したと発表した。今回のウガム社買収の目的は、電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの一つで、テクノロジーを活用したデータ分析に強みを持つデータマーケティング会社「Merkle」(マークル、本拠地:米国メリーランド州)の事業規模の拡大と、電通グループにおけるオフショアの分析サービス機能を強化することにある。今後ウガム社のブランド呼称を「Ugam a Merkle Company」(ウガム・ア・マークル・カンパニー)へと改称し、マークルに新たなデータ分析能力を付加することで、より競争力の高いデータマーケティングサービスを提供していく。