ヨシムラ・フードHD シンガポールの水産品加工会社を子会社化

ヨシムラ・フードHD シンガポールの水産品加工会社を子会社化

ヨシムラ・フード・ホールディングス(本社:東京都千代田区)は4月19日、100%子会社で海外事業を統括するYOSHIMURA FOOD HOLDINGS ASIA PTE.LTD.がシンガポールの水産品加工メーカー、PACIFIC SORBY PTE.LTD.の発行済み株式70%を取得し、子会社化すると発表した。
取得株式数は21万株で、取得価額は16億2,800万円(アドバイザリー費用800万円含む)。株式譲渡実行日は5月13日の予定。
子会社化する企業は、良質な水産品の仕入れルートと自社の加工工場を持ち業容を拡大しつつあり、今後は設備投資を行うことで生産体制を構築し、さらなる業績拡大を図ることができると判断した。また、同社の既存のシンガポール子会社SIN HIN、JSTTおよび国内の子会社との協業を目指すとしている。

ピクスタ ベトナム・ハノイ工科大学と機械学習で共同研究

ピクスタ ベトナム・ハノイ工科大学と機械学習で共同研究

写真、イラスト、動画、音楽などデジタル素材の活用を手掛けるピクスタ(本社:東京都渋谷区)は4月22日、ベトナム現地法人PIXTA VIETNAMと、ベトナム・ハノイ工科大学は機械学習における共同研究を実施することで合意したと発表した。
この共同研究ではピクスタの海外システム開発拠点のPIXTA VIETNAM内で機械学習などの研究開発を行うラボチームと、ハノイ工科大学SAMI(応用数学・情報工学研究科)の教授・学生が協働し、ピクスタが持つ4,000万点の高品質・高解像度な商用画像素材データを活かしたAIを活用できるようになることを目指す。
ハノイ工科大学は、ベトナムで初めて技術系総合大学として創立され、現在約4万人の大学生、大学院生、博士課程の学生が所属している。

大塚家具 中国越境サイト「天猫国際」に出店

大塚家具 中国越境サイト「天猫国際」に出店

総合インテリア販売の大塚家具(本社:東京都江東区)は4月22日、業務提携先の越境ECマーケティング企業ハイラインズの協力を得て、阿里巴巴集団(アリババグループ)が運営する中国越境ECサイト「天猫国際」(Tmall Global)に出店すると発表した。5月15日にテストオープンし、6月1日から開始する。
創業以来50年にわたり、世界中の高品質な家具・インテリアを扱ってきた選択眼により、厳選したMADE IN JAPANの商品を中心に、心豊かな暮らしを楽しんでもらうための「よいもの」を中国の消費者の提供していくとしている。

コクヨファニチャー事業でインドネシアに現地法人

コクヨ ファニチャー事業でインドネシアに現地法人

コクヨ(本社:大阪市東成区)は4月22日、ファニチャー事業のアジアでの持続的成長を目的に、インドネシアに現地法人を設立し、4月から営業を開始すると発表した。
新会社「コクヨファニチャー インドネシア」(所在地:インドネシア・ジャカルタ)の資本金は100億ルピア(約8,000万円)で、出資比率はコクヨ67%、ワダアトリエ インドネシア33%。インドネシア国内で家具販売事業を手掛ける。

商船三井ロジ マレーシアPKTと代理店契約

商船三井ロジ マレーシアPKTと代理店契約

商船三井ロジスティクス(本社:東京都千代田区)は4月19日、マレーシアのPKT Logistics Group Sdn.Bhd.(以下、PKT)と4月1日付で代理店契約を締結したと発表した。これにより、PKTが有するマレーシアでの物流ネットワークと同社が有するグローバルネットワークの一体化が可能になり、同国発着の国際物流をさらに強化・拡大する。
PKTはフォワーディング、通関、倉庫、陸送、流通加工および在庫・配送管理を含む、総合物流サービスを展開するマレーシア物流業界のリーディングカンパニー。

神鋼環境S ベトナム最大級排水処理施設を受注

神鋼環境S ベトナム最大級排水処理施設を受注

神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区)の100%子会社KOBELCO-ECO-SOLUTIONS VIETNAM CO.,LTD(本社:ベトナム・ホーチミン市、以下KESV)は4月18日、丸紅傘下の段ボール原紙製造会社、KRAFT OF ASIA PAPERBOARD&PACKING CO.,LTD(以下、KOA)より製紙工場向け排水処理施設を受注したと発表した。
同施設の処理能力は1万1,000㎥/日とベトナム最大級。建設場所はホーチミン市中心部から約60kmのバリアブンタウ省の工業団地。2020年下期から操業開始の予定。

ラックランド ベトナムのBKメタルの買収手続き完了

ラックランド ベトナムのBKメタルの買収手続き完了

店舗・商業施設の企画・設計・施工を手掛けるラックランド(本社:東京都新宿区)は4月19日、ベトナム・ホーチミン市でアルミ金属製品の販売あ外装工事を手掛けるBK METAL CO.,LTD.の買収手続きをすべて完了したと発表した。これを機にBKメタルを加えたラックランドグループ26社でさらなる企業価値向上を図っていく。

パソナG ベトナム・ダナン市が企業進出、人材育成などで覚書

パソナG ベトナム・ダナン市が企業進出、人材育成などで覚書

パソナグループ(本社:東京都千代田区)は4月19日、ベトナム・ダナン市と「日系企業の進出支援、人材育成・就職支援・観光促進支援」に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。4月23日に東京でMOU締結調印式を開くほか、同日ダナン市への進出を検討する企業を対象に「ダナン進出セミナー」を実施する。
今回締結するMOUでは、パソナグループが日本全国でダナンへの進出を検討する日系企業に対してセミナーなどを通じて進出支援を行うほか、ベトナム中部の大学と連携を図り、現地ベトナム人材にビジネスマナー研修や就職イベントを開催することで、日系企業の印材育成・就職支援を行っていく。

パイオニアとキヤノン 3D-LiDARセンサーを共同開発

パイオニアとキヤノン 3D-LiDARセンサーを共同開発

パイオニア(本社:東京都文京区)とキヤノン(本社:東京都大田区)はこのほど、3D-LiDARセンサーの共同開発契約を締結したと発表した。
3D-LiDARセンサーは、レーザー光で対象物までの正確な距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイムかつ立体的に把握できるため、レベル3以上の自動運転の実現に不可欠なキーデバイスといわれている。
両社は今回の契約締結により、パイオニアが量産化に向けて進めている3D-LiDARセンサーの開発を共同で行う。パイオニアが保有する小型化技術やデジタル信号処理技術などの車載機器開発に関する知見やノウハウに、キヤノンが保有する光学の先進技術とノウハウが加わることで、高度な自動運転車両向けの小型で高性能な3D-LiDARセンサーの早期実現が可能になる。
自動運転レベル3は、すべての自動運転をシステム側が行うものの、緊急時には運転手が運転操作を担うという状態。

日東紡 台湾のBaotek社を連結子会社化

日東紡 台湾のBaotek社を連結子会社化

日東紡(本社:東京都千代田区)は4月19日、昨年実施した台湾Baotek Industrial Materials Ltd.の株式取得(子会社化)に向けた公開買付けの結果を公表した。
公開買付けの実施と私募株式の取得により、同社はBaotek社の持分47.65%を保有することとなり、Baotek社を持分法適用会社とした。この結果、6月21日に予定されているBaotek社の定時株主総会の後、同社の連結子会社となる見込み。
日東紡はBaotek社をグループに加えることで、課題としているガラスクロス製造能力を増強する。