東レ 造水効率2倍の革新RO膜エレメント開発

東レ 造水効率2倍の革新RO膜エレメント開発

東レ(本社:東京都中央区)はこのほど、造水効率を最大2倍に高めた新たな小型RO膜エレメントを開発したと発表した。
RO膜エレメントに通す供給水と透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水流速を高める技術によって、造水効率の良い省エネ運転が可能になるという。今後スケールアップに向けたグローバル実証を進め、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指す。

大正製薬HD ベトナムDHG社への株式公開買付け終了

大正製薬HD ベトナムDHG社への株式公開買付け終了

大正製薬ホールディングスは4月18日、傘下の大正製薬(本社:東京都豊島区)が3月18日から実施していた、ベトナムDuoc Hau Giang Pharmaceutical JSC社(以下、DHG社)の発行済み株式総数の21.7%を対象とした公開買付けについて、4月16日をもって終了したと発表した。発行済み株式総数の15.78%に相当する2063万5966株の応募があり、予定通り公開買付けを実施するとしている。

滋賀銀行 ベトナム・ドンバンⅢ工業団地と協定書締結

滋賀銀行 ベトナム・ドンバンⅢ工業団地と協定書締結

滋賀銀行(本店:滋賀県大津市)はこのほど、ベトナムハナム省が中心となって企業誘致、運営管理を行うドンバンⅢ工業団地インフラ開発との間で「優遇措置に関する協定書」を締結したと発表した。この協定書締結は近畿に本店を置く民間金融機関としては初めてという。
優遇価格の適用で、取引先企業を同団地へ誘致、入居を促すとともに、香港支店、上海駐在員事務所、バンコク駐在員事務所の海外3拠点と営業店・本部とのネットワークを駆使し、取引先企業の海外展開支援の体制を強化する。

住友林業 タイ・バンコクで初の高級分譲マンション

住友林業 タイ・バンコクで初の高級分譲マンション

住友林業(本社:東京都千代田区)は4月18日、タイ・バンコクの現地企業と共同開発した高級分譲マンション「Hyde Heritage Thonglor(ハイドヘリテイジトンロー)」を、4月から本格販売すると発表した。タイでは初の不動産分譲プロジェクトとなる。
これは住友林業の100%子会社Sumitomo Forestry Singapore Ltd.(以下、SFS社)、Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels&Property PCL社(GA社)の3社合弁の特定目的会社(Grand Star社、以下、GS社)が手掛ける物件。
GS社への出資比率はSFS社49%、GA社40%、PF社11%。地上44階建て311戸。販売価格は3800万円から、平均分譲価格は約6700万円の高級分譲マンション。

日東紡 中国の連結子会社の全持分を譲渡

日東紡 中国の連結子会社の全持分を譲渡

日東紡(本社:東京都千代田区)は4月18日、100%子会社の「日東紡(中国)有限公司」(所在地:中国江蘇省無錫市)の持分のすべてを「浙江省銀●新材料股份有限公司」へ譲渡すると発表した。
人件費の上昇や環境規制強化に対応するコストの上昇に加え、汎用品市場における価格競争の激化の影響を受けて業績低迷が続いたため、同社では抜本的な対策を検討、その結果、立て直しは厳しいと判断した。

東洋エンジ BASFとアジア地域で包括パートナー契約

東洋エンジ BASFとアジア地域で包括パートナー契約

東洋エンジニアリングとToyo Engineering Corporation(China)は4月18日、BASF社と包括エンジニアリングパートナー契約を締結したと発表した。
この契約は今後5年間、BASFのアジア・太平洋地域でのプロジェクトに対し、フロントエンドエンジニアリング、詳細設計、調達サービス、工事管理等のサービスを提供するもの。

リコー 韓国X線検査装置メーカーと共同出資会社設立

リコー 韓国X線検査装置メーカーと共同出資会社設立

リコー(本社:東京都大田区)は4月17日、食品分野向けX線検査装置市場へ参入すると発表した。この方針に沿って、韓国X線検査装置メーカー、XAVIS Co.,Ltd.(以下、ジャビス社)との間で、X線検査装置の開発・販売を手掛ける共同出資会社を設立することで合意した。共同出資会社は「リコーテックビジョン」。資本金は1億円。
2019年度から主に日本国内の食品分野向けにX線検査装置の販売を開始する。また、両社が保有する技術・ノウハウを活用し、より検出能力の高い次世代複合検査装置の開発に取り組む。

神戸製鋼 インドの合弁LTKMを完全子会社化

神戸製鋼 インドの合弁LTKMを完全子会社化

神戸製鋼は4月18日、インドで自動車や建設機械用タイヤなどの製造工程で使用されるタイヤ・ゴム機械の製造・設計・販売を手掛けるL&T Kobelco Machinery Pvt.Ltd.(以下、LTKM社)を完全子会社化したと発表した。
神戸製鋼とシンガポール現地法人のKobelco Machinery Asia Pte.Ltd.の2社で100%出資へと変更し、それに伴い会社名は5月から「Kobelco Industrial Machinery India Pvt.Ltd.」(以下、KIMI)となる予定。これにより、インド国内需要の獲得に留まらず、周辺地域の東南アジア、欧州地域への拡販を強化し、同社タイヤ・ゴム機械事業のシェア拡大を図っていく。

共同印刷 インドネシア現地法人の新工場建設に着手

共同印刷 インドネシア現地法人の新工場建設に着手

共同印刷(本社:東京都文京区)は4月18日、インドネシアの現地法人PT.Arisu Graphic Prima(以下、アリス社)の新工場建設に着手したと発表した。
新工場(アリス社ジャカルタ工場)では、アジア市場で需要の増大が見込まれる主に化粧品向けの高品質ラミネートチューブを製造する。建設地はカラワン県カラワン工場団地。2019年4月に着工し、同年12月に竣工、2020年1月から稼働開始の予定。鉄筋コンクリート造2階建て、建築面積2438㎡、延床面積2963㎡。投資額は約3.8億円(工場建設費含む)。

京セラ 中国・深圳市にイノベーションセンター開設

京セラ 中国・深圳市にイノベーションセンター開設

京セラは4月17日、中国の主要販売会社の「京セラ(中国)商貿有限公司」が中国広東省深圳市竜崗(りゅうこう)地区に、「京セラ(中国)イノベーションセンター」(以下、KCIC)を開設し、同日から運営を開始したと発表した。中国でオープンイノベーションの拠点を設けるのは、京セラ(中国)商貿有限公司として初めてとなる。
政府、グローバル企業、教育機関、投資機関が集結する深圳市竜崗地区にKCICを開設することで、同地区の利点を最大限活用していく。KCIC内には細心の製品・技術を紹介する展示室のほか、オープン・クローズドに対応した技術交流スペースを設置し、情報発信の強化とオープンイノベーションの推進を図る。