総務省 5G電波を携帯4社に割り当て
総務省は4月10日、次期通信規格の第5世代(5G)の電波をNTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話、ソフトバンク、の3社グループと、新規参入する楽天モバイルの4社に割り当てたと発表した。
5Gの運営は4社体制となり、2020年春から本格的に高速大容量のサービスを順次展開する予定。
NEC 中国のエネルギーサービス企業に大型蓄電システム提供
NECは4月11日、同社とエネルギー関連子会社NECエナジーソリューションズが、中国のエネルギーサービス企業、Ray Power Systems社へ出力9MWの大型蓄電システムを2基提供し、ともに稼働開始したと発表した。このサービスは内モンゴル自治区のオルドス市のハンジン発電所と、河北省のファルン発電所に提供される。
また、NECは山西省のプーヂョウ市でもRay Power社から出力6MWの大型蓄電システムを受注。現在納入・設置作業中で、2019年前半の稼働を予定。
今回の中国での3件の受注を含め、NECグループの世界各国での蓄電システムの納入実績は750MW以上に達する見込み。
三井住友建設 カンボジアの上水道拡張整備工事が竣工
三井住友建設(本社:東京都中央区)は4月11日、カンボジア・カンポット市で進めていた上水道拡張整備工事が竣工したと発表した。4月2日に挙行された落成式典にはカンボジアのフン・セン首相、在カンボジア日本国大使館の堀之内秀久特命全権大使、国際協力機構(JICA)カンボジア事務所の菅野祐一所長、三井住友建設の栗林武弘執行役員、水ingの二宮朗代表取締役副社長ら工事関係者や地域住民など約7000人が出席した。
このプロジェクトは、カンボジア政府の「国家戦略開発計画2014-2018」において掲げられている「安全な飲料水へのアクセス率向上」のために、日本政府の無償資金協力(ODA)により計画されたもの。取水施設新設8250㎥/日、浄水場新設7500㎥/日が整備され、敷設工事は導水管敷設5km、配水管敷設89kmに及んだ。請負金額はJV全体で約21億円だった。
関電・東芝 比カラカ石炭火力発電所のコンサル業務受託
関西電力および東芝エネルギーシステムは4月8日、フィリピンの大手財閥DMCIホールディングスの火力発電事業会社「Sem-Calaca Power Corp.」が同国のルソン島南部で運営するカラカ石炭火力発電所1号機および2号機の運転・維持管理に係るコンサルタント業務を受託し、契約調印したと発表した。
今回両社がコンソーシアムを組み契約したコンサルタント業務は、発電所の稼働率向上や運転保守員の能力向上等を目的に、約14カ月間、同発電所の運転・維持管理状況を調査したうえで、改善に向けた提案を行うとともに、発電所の技術者を日本に招き必要な研修を実施することと、要員のスキルと意識の向上を図る-などの点。