JR西日本 特急「はるか」増結用の新型車両 インバウンド対応

JR西日本(本社:大阪市北区)は6月21日、関西国際空港へのアクセスを担う特急「はるか」(通常6両編成が主体)へ、増結用の新型車両を追加投入すると発表した。投入車両数は18両(3両×6本)。営業開始時期は2020年春ごろを予定。訪日外国人旅客数が増え続けていることに対応するもの。これにより、一列車当たりの座席数を約1.5倍にすることが可能という。

イントランス 中国・上海市に現地法人を設立

イントランス(本社:東京都渋谷区)は6月20日、中国・上海市に現地法人「INTRANCE Shanghai Co.,Ltd.」(所在地:上海市浦東新区)を設立すると発表した。新会社の資本金は50万米ドルで、イントランスが全額出資する。7月に設立、8月から営業開始する。情報コンサルティング、コンベンションサービス、各種広告のデザイン、制作などを手掛ける。

海南航空 7/1から関西―西安線を新規就航

関西空港を運営する関西エアポートは6月21日、海南航空が関西―西安線を7月1日に新規就航し、週3便運航を開始すると発表した。同社の関西空港発着路線は深圳、海口に次ぐ3路線目となる。機材仕様はボーイング737-800で、座席164席(ビジネスクラス8席、エコノミークラス156席)。西安市は中国西北地方の最大都市で、かつては長安と呼ばれた古都。今回の就航により、関西―西安線は週18便(経由便含む)となる。

クラスメソッド,インド・ハリヤナ州グルガオンに子会社設立

クラスメソッド(本社:東京都千代田区)は6月20日、インド・ハリヤナ州グルガオンに南アジア初の拠点となる子会社、Classmethod India Private Limitedを設立したと発表した。新会社の資本金は100万インドルピーで、クラスメソッドが全額出資する。この新会社を通じて、インドの現地法人および日系企業の現地支社へのアマゾンウェブサービスの導入、運用支援およびコンサルティングなどを提供する。

三菱電機 ラオスに昇降機事業会社設立 メコン地域で事業強化

三菱電機(本社:東京都千代田区)は6月20日、メコン地域における昇降機事業強化の一環として、子会社Mitsubishi Elevator(Thailand)Co.,Ltd.(以下、MET社)の出資により、MELCO Elevator LaoSole Co.,Ltd.(メルコ・エレベーター・ラオス、以下、MLAO社)を設立し、7月1日に営業を開始すると発表した。新会社MLAO社(所在地:ラオス・ビエンチャン)の資本金は200億LAK(約2.64億円)で、全額MET社が出資する。2023年度にラオスでの昇降機事業の売上高を2018年度比約1.5倍の4.2億円を目指す。

日本精密 カンボジアの連結子会社2社が合併 ガバナンス・基盤強化

時計バンドおよび時計外装部品等の製造を手掛ける日本精密(本社:埼玉県川口市)は6月20日、連結子会社、NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.とNISSEY CAMBODIA METAL CO.,LTD.を合併すると発表した。  NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.(所在地:カンボジア・スバイリエン州バベット市)を存続会社とする。合併効力発生日は10月1日を予定。ガバナンスおよびマネジメント効率を強化し、経営資源を効率的に活用することにより、事業の採算性の向上と事業基盤の強化を図る。

Peachの累計搭乗者数3,000万人突破 日本初のLCC7年4カ月で

全日空系の日本初のLCC(格安航空会社)、Peach Aviation(所在地:大阪府泉南郡田尻町、以下、Peach)は6月20日、関西空港を拠点として2012年3月に運航を開始して以来、国内・国際線の累計搭乗者数が3,000万人を突破したと発表した。就航から約7年4カ月で関西空港、新千歳空港、仙台空港、那覇空港を拠点空港とし、25機の機材で、国内線17路線、国際線16路線の合計33路線まで拡大した。Peachは同業のLCCバニラエアと統合後、保有機材50機体制、就航路線50路線以上の規模を目指して事業を拡大し、中距離LCC事業にも進出する予定。

スターゼン 三井物産などと中国で畜水産物加工・販売事業で3社合弁

食肉の加工・販売を手掛けるスターゼン(本社:東京都港区)は6月20日、三井物産、中国の拓源国際貿易(深圳)有限公司との3社合弁により、中国における食肉をはじめとした畜水産物の加工・販売事業に向けた合弁会社設立に合意し、契約を締結したと発表した。新会社「三創商貿(深圳)有限公司」(所在地:広東省深圳市)の資本金は3,000万人民元(約5億円)で、出資比率は三井物産55%、スターゼン25%、拓源国際貿易20%。

豊田通商 タイに外資規制事業統括の新会社設立

豊田通商は6月19日、特定子会社のToyota Tsusho(Thailand)Co.,Ltd.がタイに子会社(孫会社)を設立することを決めたと発表した。外資規制事業を統括する。今回設立するのは「Toyota Tsusho Thai Holdings Co.,Ltd.」(所在地:タイ・バンコク)で、資本金は23億タイバーツ(約80億5,000万円)。出資比率はToyota Tsusho(Thailand) Co.,Ltd.49%、JAOVISIDHA CO.,LTD.25.5%、CCKVC CO.,LTD.25.5%。7月1日に設立する。