JFEスチールの100%子会社、JFEケミカルは8月27日、中国宝山鋼鉄股●有限公司(以下、宝山鋼鉄)の100%子会社、宝武炭材料科技有限公司(以下、宝武炭材)と、中国での電池材料(人造黒鉛負極材)事業の合弁で合意し、26日に株主間協議および調印式を行い、「烏海宝傑新能源材料有限公司」(以下、烏海宝傑、ウーハイバオジエ)を設立すると発表した。新会社への出資比率はJFEケミカル40%(約0.4億元=約15.2億円)、宝武炭材51%(約1.33億元=約19.5億円)、天和炭化9%(約0.23億元=約3.4億円)。今後、総額約5億元(約73億円)を投じ工場建設を進め、年間生産能力1万トンの設備を建設し、2020年後半には営業運転を開始する予定。
クレスコ 中核拠点へベトナム・ハノイで現地法人設立
西村あさひ法律事務所 20年春めどに台北事務所を開設
ITbook ベトナム・ホーチミン市に人材ビジネスの孫会社設立
西村あさひ法律事務所 タイのSCL Lawグループを買収
TOYO TIRE アジアンラリーで5連覇、SUV用タイヤが総合優勝
住友商事 ベトナムでバンフォン1石炭火力発電所の建設工事着工
丸紅 ベトナムのフロン回収・破壊事業で有効性を実証実験
丸紅は8月26日、2020年度にベトナム・ハノイにおけるフロン類の回収・破壊事業への参画を目指し、廃棄家電や大型空調設備などから回収するフロン類の破壊を目的とした専焼炉を途上国で初めて導入し、有効性に関する実証実験を行うと発表した。昨年度に続き環境省の「二国間クレジット制度(JCM)を利用した代替フロン等の回収・破壊プロジェクト補助事業」の採択を受け、事業費の一部は補助金を充当させる予定。 丸紅は実証実験を通じて、ベトナムにおける専焼型破壊設備の有効性を確認し、規制やインセンティブなどを活用したフロン類回収・破壊スキームを確立するために、ベトナム政府等への政策提言や啓発活動を行っていく。有効性を確認後、ホーチミン、ダナンにも展開し、将来的にはその他の途上国で事業化を目指す。 フロン類は地球温暖化係数が二酸化炭素の数十倍から一万数千倍で、世界全体でのフロン類の排出量は二酸化炭素に換算すると年間約9億トン、将来的には20億トン(日本の年間温室効果ガス排出量の1.5倍)を超えると推計されている。
)