大陽日酸「酸素ー17安定同位体標識水」を国内初製造

大陽日酸「酸素―17安定同位体標識水」を国内初製造

大陽日酸(本社:東京都品川区)は1月31日、「酸素―17安定同位体標識水」の製造に国内で初めて成功し、研究用試薬として販売を開始したと発表した。
将来MRI用造影剤の原料として、脳血流や脳髄液を含めた脳内水動態の画像化による様々な疾患の病態解析等への利用が期待されている。
山口県周南市で年産30kgの製造プラントを保有、能力増強を研究開発中。

科研製薬 中国AIMに爪白癬治療剤を独占的供給契約

科研製薬 中国AIMに爪白癬治療剤を独占的供給契約

科研製薬(本社:東京都文京区)と、TIPR-HUYA Advancing Innovative Medicines(本社:中国・天津市、以下、AIM)は2月1日、爪白癬治療剤「クレナフィン(R)」の中国における独占的ライセンス実施許諾および供給契約を締結したと発表した。
クレナフィンは、科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物エフィナコナゾールを有効成分とし、日本国内で初めて発売された外用爪白癬治療剤。海外では米国、カナダ、韓国(名称は別)で販売されている。

松田産業 台湾に貴金属関連事業の現地法人

松田産業 台湾に貴金属関連事業の現地法人

貴金属リサイクルなどを主幹事業とする松田産業(本社:東京都新宿区)は1月31日、台湾に貴金属関連事業の現地法人「台灣松田産業股份有限公司(予定)」(所在地:台湾新竹縣湖口郷)を設立すると発表した。資本金は1億台湾ドル(約3億5,000万円)で、同社が全額出資する。2月中旬に設立する予定。東アジアにおける電子材料販売等貴金属事業の拡充を目的とする。

プライメタルズ 中国の楽亭製鉄からスラブ連鋳機を追加受注

プライメタルズ 中国の楽亭製鉄からスラブ連鋳機を追加受注

プライメタルズテクノロジーズは1月29日、中国の鉄鋼メーカー、楽亭製鉄から新たに2ストランド(条)式スラブ連続鋳造機1基を受注したと発表した。
この連続鋳造機は中国河北省唐山市の南東の楽亭県に建設中の高品質鋼用製鉄プラントの設備投資の一環として導入が計画されたもの。スラブの年産能力は200万㌧を誇り、危険性の高い作業は鋳造プラットフォーム用ロボット「リキロボ(LiqiRob)」によって実施される。
楽亭製鉄からは2017年にも2基のスラブ連続鋳造機を受注しており、それらは2019年中に稼働開始する。今回は3基目の受注となり、試運転は2020年2月を予定。

DeNA NetEase Gamesの日本版「永遠の七日」配信

DeNA NetEase Gamesの日本版「永遠の七日」配信

ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、以下、DeNA)は、NetEase Games(本社:中国広東省広州市)が開発するスマートフォンゲーム「永遠の七日(とわのなのか)」の、日本国内向けアプリの配信を決定した。1月28日にティザーサイトをオープンし、2月上旬に公式サイトで事前登録を開始する予定。
永遠の七日は、シナリオが分岐するマルチエンディングRPG。そのため、プレイヤーの選択や行動によって異なる物語が楽しめる。

IIJ ベトナム向けクラウドサービスをハノイに拡大

IIJ ベトナム向けクラウドサービスをハノイに拡大

インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は、ベトナムIT最大手FPTグループ傘下のFPTテレコン(本社:ハノイ)と共同展開しているベトナム国内向けパブリッククラウドサービス「FPT HI GIO CLOUD(エフピーティ ハイ ジオ クラウド)」で、従来のホーチミンに加えハノイに基盤サイトを拡大し、2019年2月下旬からサービスを提供開始する。これにより、顧客基盤の拡大とより幅広いニーズへの対応を目指す。

マブチモーター 中国事業の組織再編 ガバナンス強化

マブチモーター 中国事業の組織再編 ガバナンス強化

マブチモーター(本社:千葉県松戸市)は中国事業の強化を目的に、万宝至馬達(上海)有限公司の称号を変更し、新商号「万宝至馬達(上海)管理有限公司」(略称:マブチモーターチャイナ、所在地:中国・上海市)に変更すると発表した。
今後この統括会社を中心とした中国市場の拡販体制を構築するとともに、中国事業の意思決定の迅速化を図るなど事業活動の強化を推進していく。

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮(JGC、横浜本社:横浜市西区)はこのほど、現地法人JGCベトナム社と共同で2018年3月、ベトナムTTC(タインタインコン)グループが過半出資するサライ電力合弁会社から受注したベトナム最大級の太陽光発電所建設案件(クロンパメガソーラープロジェクト)を同年12月に完工し、商業運転が同月より開始されたと発表した。
これに加え同社グループは、ベトナムタイニン省でTTCグループが主導する後続の太陽光発電所建設プロジェクト2案件を2018年5月および7月に相次いで受注、いずれも今春の完工を目指している。
これら3案件(プロジェクト)の発電容量の合計は約190MW(メガワット、直流)に達し、同社グループは発電容量ベースで同国最大級のメガソーラー発電所建設実績を持つことになる。

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス(本社:京都市南区)はこのほど、グループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバルPTE.LTD.のタイ現地法人、SG佐川タイは2018年12月24日、バンコク北部パトゥムターニー県バンカディ工業団地内で展開する自社倉庫内に定温保管(25℃)が可能な定温倉庫(延床面積4,186㎡)を新たに設置・稼働したと発表した。
近年タイ国内の小売市場は、スーパー・コンビニ等の近代的な小売店が増加し、海外製品の取り扱いや品質管理が求められる商材が増えてきており、定温倉庫の需要が拡大している。
SG佐川タイは、同工業団地からの安全・安心で高品質な定温物流サービスの提供を通じて、タイにおける事業領域の拡大につなげていく。

三井住友建設 フィリピンの南北通勤鉄道事業工事を受注

三井住友建設 フィリピンの南北通勤鉄道事業工事を受注

三井住友建設(本社:東京都中央区)はこのほど、フィリピン南北通勤鉄道事業(マロロス―ツツバン間)CP2工区を受注、マニラで契約調印したと発表した。請負金額は約539億円、工期は42カ月。
これは、日本の政府開発援助(ODA)により実施されるプロジェクトで、首都圏マニラ市と周辺都市を南北軸によって結ぶ総延長約38kmの高架型鉄道を建設するもの。そのうち、同社受注のCP2工区は、北側起点駅(マロロス駅)を含む3カ所の駅舎と14kmの高架橋建設を担当する。