幸和製作所(本社:大阪府堺市)はこのほど、高齢者の歩行補助を目的として開発し、主力製品として製造販売している同社のシルバーカー(Walking Trolleys)が、歩行車(Rollators/ISO11199-2)とは異なる機能や用途を有する歩行補助具として、国際標準規格(ISO19894:2019)として認証されたと発表した。今回シルバーカーが福祉用具のカテゴリーの一つとして国際的に認められたことで、シルバーカーが持つ独自の機能や用途が認知され、海外市場でのシルバーカーの販売拡大が促進されると期待を寄せている。
SBI フィリピン・マカティ市に駐在員事務所開設
アデランス 台北地区に初の路面店オープン
毛髪・美容・健康のウェルネス産業、アデランス(本社:東京都新宿区)は5月31日、グループのアデランス台湾社 愛徳蘭絲股份有限公司(以下、アデランス台湾社)が、レディメイド・ウィッグの販売をメインとした台湾地区初となる路面店「アデランス台北復興店」を6月1日にオープンすると発表した。所在地は台北市大安区で、最寄り駅は忠孝復興駅。同社の台湾における店舗売上高は1~4月累計で前年同期比125%増となっており、今後も成長が見込まれる市場と位置付けた。同社は台湾で2019年6月1日時点で、オーダーメイド・ウィッグの販売や、美髪や育毛サービスを提供するサロンを5店舗、レディメイド・ウィッグ(既製品)を中心に販売するショップを6店舗、計11店舗展開している。
日立G インドのオフィスビル向けにエレベーター106台を受注
日立製作所は6月3日、日立ビルシステムとインドの昇降機販売・サービス会社Hitachi Lift India Pvt.Ltd.(以下、日立リフトインド会社)を通じて、インドのPhoenix グループより、インド南部の主要都市ハイデラバードに建設予定の大規模オフィスビルPhoenix Spaces 285およびPhoenix Aquila向けにエレベーター106台を受注したと発表した。今回の受注はインドにおける日立グループの昇降機の受注としては過去最大級となる。日立ビルシステムと日立リフトインド社は今回、2020年2月竣工予定の大規模複合ビルのPhoenix Spaces 285向けに72台、2019年12月竣工予定のオフィスビルPhoenix Aquila向けに34台のエレベーターをそれぞれ納入する。両案件では、行先階予約システムと将来予測機能を搭載した群管理システムが採用される。
椿本興業 ベトナム・ホーチミンに子会社設立
香港ヤマト 九龍湾基地の保冷倉庫を拡張
住友林業 タイで戸建て住宅・店舗併設型タウンハウス分譲事業
住友林業の友林業(本社:東京都千代田区)は5月31日、タイで戸建住宅および店舗併設型タウンハウス開発分譲事業に着手すると発表した。住友林業の100%子会社Sumitomo Foresty Singapore Ltd.(以下、SFS社)とタイの不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)との共同事業で、総投資額は約1億9,000万米ドル。一戸当たりの平均分譲価格は16万2,000米ドルで、2019年6月に開発開始、2027年に完成を目指す。このプロジェクトはSFS社が49%、PF社が51%出資する特定目的会社が合計で約1,400戸の戸建・店舗併設型タウンハウスを開発・販売するもの。首都バンコクの中心部まで車で約1時間のパトゥムターニ県の約52㌶の敷地に5つのプロジェクトを開発。1一戸当たり延床面積110~230㎡の住宅を建設し、分譲する。住友林業のタイでの戸建分譲事業は初。
三井化学 タイのPPコンパウンド生産能力増強
三井化学(本社:東京都港区)は5月31日、ポリプロピレン(PP)コンパウンドの世界的な需要拡大に対応するため、タイの合弁会社Grand Siam Composites Co.,Ltd.(三井化学45.2%出資、本社:タイ・マプタプット工業地区)に生産設備を増強すると発表した。年間生産能力を1万3,000㌧増強する。2025年5月完工、同年6月から営業運転を開始する予定。三井化学グループは現在、世界8つの地域(日本、米国、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル)に製造拠点、5つの地域(日本、米国、欧州、タイ、中国)に研究拠点を持ち、自動車の軽量化に貢献する高品質なPPコンパウンドの生産・販売・研究体制を強化している。