パナソニック(本社:大阪府門真市)は7月9日、高濃度セルロースファイバー成形材料を活用した、環境配慮型のリユースカップを開発したと発表した。屋外におけるイベントや店頭での持ち帰り用のビール類の提供を想定し、8月9日からテスト展開を始める。 この高濃度セルロースファイバー成形材料は、パナソニックが開発した金型・成形技術により、木質感を表現し高いデザイン性を提供することが可能で、自然由来の木の風合いを楽しめる。また、パルプを主原料としているため、廃棄する際にも紙製品(可燃物)として分類することができ、プラスチックごみの低減にも貢献する、環境にも優しい素材だ。