伊藤忠 ソウルオブジャパンと陸上養殖サーモンの国内販売で合意

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は7月31日、アトランティックサーモンの陸上養殖会社Pure Salmonグループの日本法人ソウルオブジャパン(本社所在地:東京都港区)と、同社が日本で新設する閉鎖循環式陸上養殖場で生産されるアトランティックサーモンの国内販売を担うことで合意したと発表した。同養殖場では、海水ではなく人工海水を用いて飼育しており、海水からの病気侵入リスクを減少、また高度なろ過技術を用いて飼育水を循環利用しており、環境負荷も低減している。年間1万トンの生産を計画。2020年に三重県津市で養殖場を着工、2023年より出荷を予定。

星光PMC ベトナムに製紙用薬品の製造販売の現地法人設立

星光PMC(本社:東京都中央区)は7月31日、ベトナム南部のバリアブンタウ省で製紙用薬品を製造販売する現地法人を設立すると発表した。建設地はバリアブンタウ省内のフーミー3特別工業団地を予定。2021年中の工場竣工・稼働を目指す。東南アジアにおける製紙用薬品事業の本格的な展開を図る。

CTC インドネシアのIT企業2社の株式70%取得し子会社化

伊藤忠テクノソリューションズ(本社:東京都千代田区、略称:CTC)は7月31日、インドネシアのIT企業2社の発行済み株式のそれぞれ70%を既存の株主から取得し、子会社化することで合意したと発表した。対象企業はPT.Nusantara Compnet Integrator(本社・ジャカルタ、以下、Compnet)およびPT.Pro Sistimatika Automasi(本社:ジャカルタ、以下、Prasia)の2社。2019年9月の子会社化を予定。ASEAN地域でのさらなるビジネス拡大を狙う。今回子会社化する両社は、それぞれシステム構築とアプリケーション開発をコアビジネスとするシステムインテグレータで、インフラからクラウド、アプリケーションを含めたトータルなITサービスを2社共同で提供している。

三菱自 タイの累計輸出台数400万台達成30年かけ輸出拠点に

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は7月31日、タイの工場における累計輸出台数が400万台を達成し、チョンブリ県レムチヤバン港で記念式典を行ったと発表した。同社は1961年、タイで販売会社を設立し、1964年に生産開始、1988年に自動車メーカーとして初めて同国からの輸出を開始した。2018年には同国で生産した44万台のうち約80%が輸出向けだった。現地の生産・販売会社、ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は現在、チョンブリ県レムチヤバンに3つの生産工場と1つのエンジン工場を保有。合計7,000人以上の従業員を雇用、数多くのサプライチェーンを形成している。

カワタ ベトナム・ハノイにプラスチック成形機周辺機器の販売子会社

カワタ(本社:大阪市西区)は7月31日、ベトナム・ハノイ市にプラスチック成形機周辺機器等の販売・据付工事およびアフターサービスを手掛ける子会社を設立すると発表した。新会社「KAWATA(VEITNAM)CO.,LTD.」の資本金は80万米ドル(約8,600万円)で、出資比率カワタ51%、KAWATA(THAILAND)CO.,LTD.49%。2020年1月設立予定。

戸田建設 インドネシア子会社増資し、孫会社設立 不動産賃貸事業

戸田建設(本社:東京都中央区)は7月31日、インドネシアで不動産賃貸事業を行うため同国の子会社の増資により特定子会社化するとともに、同社を通じて新会社(孫会社)を設立すると発表した。今回3,700億インドネシアルピア(約27億7,500万円)増資し、子会社「PT.TODA GROUP INDONESIA」(所在地:ジャカルタ)の資本金は4,700億インドネシアルピア(約35億2,500万円)となる。また、設立する孫会社「PT.TODA EKSEKUTIF PROPERTIES」(所在地:ジャカルタ)の資本金は3,710億インドネシアルピア(約27億8,300万円)で、出資額は戸田建設が10億インドネシアルピア(約800万円)、PT.TODA GROUP INDONESIA が3,700億インドネシアルピア(約27億7,500万円)。8月に設立する予定。

ネクスティエレクトロニクス 中国など海外5販売拠点開設

豊田通商グループのネクスティエレクトロニクス(本店所在地:東京都港区)は7月30日、中国、チェコ、スペイン、メキシコの合わせて5つの販売拠点を開設したと発表した。これらはいずれも半導体および電子部品の販売を担う。5つの拠点は上海法人の天津支店、ドイツ法人のチェコ支店およびスペイン支店、メキシコ法人のデュランゴ支店およびアグアスカリェンテス支店。

NTTデータ イントラマート 中国TIZAの子会社に資本参加

NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、以下、イントラマート社)は7月30日、中国の先進的なデジタル化技術を用いたソリューションの日本市場展開を目的に、中国TIZA(本社:江蘇省南京市)の戦略子会社、MBP SMARTEC(本社:東京都)に資本参加すると発表した。TIZAグループは深圳証券取引所に上場し、建設機械、農機、物流分野をはじめ500社を超える中国の大手企業に、IoTやビッグデータなどの先進デジタルソリューションを展開している成長企業。TIZAグループが蓄積する幅広い技術力と、イントラマート社の自動化ノウハウを融合して、日本の企業の業務効率化を加速するサービスを提供していく。