JBICなど日本触媒のインドネシア法人に2億㌦の協調融資

JBICなど日本触媒のインドネシア法人に2億㌦の協調融資

国際協力銀行(JBIC)は5月13日、日本触媒のインドネシア法人、PT.NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下、NSI)との間で4月26日、民間金融機関との協調融資で総額2億米ドル(うちJBIC分は9,600万米ドル)の貸付契約を締結したと発表した。
これはNSIがインドネシア・ジャワ島西部のバンテン州チレゴンで手掛けるアクリル酸等の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、生産能力の増強および既存設備の効率化に充てられる。
アクリル酸は主に紙おむつや生理用品等に用いられる高吸水性樹脂あ粘接着剤あ塗料等に用いられるアクリル酸エステルの原料として利用されている。

JQA ベトナムの拠点JQACVが4月から本格稼働

JQA ベトナムの拠点JQACVが4月から本格稼働

一般財団法人 日本品質保証機構(本部所在地:東京都千代田区)は5月13日、日本電計(本社:東京都千代田区)ならびに日本電計ベトナム有限会社(所在地:ベトナム・ハノイ)との共同出資により2018年11月に設立されたJQA Calibration Vietnam Co.,Ltd.(略称:JQACV、所在地:ベトナム・ハノイ)が、4月から本格稼働したと発表した。
同国で今後ニーズの増加が見込まれる、計測機器の校正をはじめとする計測に関連するサービスを総合的に提供する。

三菱地所設計 台湾・高雄市の再開発プロジェクト受注

三菱地所設計 台湾・高雄市の再開発プロジェクト受注

三菱地所設計(本社:東京都千代田区)は5月10日、南台湾最大規模の再開発「高雄MRT凹子底駅前プロジェクト」を受注したと発表した。
敷地は台湾鉄道高雄駅の北、高雄市の新しい商業ゾーンとして開発が進められている地域の一つ。プロジェクトは、オフィス棟とホテル棟の2棟の高層タワーと、所業施設・エンターテイメント施設・水族館などからなる低層部で構成される。敷地面積3万8,466㎡、延床面積約50万5,000㎡。2020年着工、2025年竣工を予定。

資生堂 シンガポールに「ビューティーセンター」開設

資生堂 シンガポールに「ビューティーセンター」開設

資生堂は5月13日、シンガポールに「資生堂ライフクオリティービューティーセンター」を開設したと発表した。同センターは、あざや白斑などの肌色変化、傷あと・やけどあとなど肌の凹凸、がん治療の副作用による外見上の変化など、様々な肌悩みを持つ方のメイクアップ方法をアドバイスする専門の施設。
同センターの活動は東京・銀座を中心に、海外では上海、香港、台湾に続くもの。

フクビ化学 10億円投じベトナムドンナイ省に新工場竣工

フクビ化学 10億円投じベトナムドンナイ省に新工場竣工

フクビ化学工業(本社:福井市)は5月10日、連結子会社のフクビベトナムが約10億円を投じ、2018年からドンナイ省のアマタ工業団地で建設していた新工場がこのほど竣工し同日、現地でオープニングセレモニーを執り行ったと発表した。
新工場の敷地面積は1万5,773㎡、建築面積は7,708㎡。当初は12ラインで住宅建材、家電用部材などを生産する。これまでの賃借工場は閉鎖した。
同工場をベトナム・ASEANエリアでの製造および販売の中核拠点と位置づけ、今後も大きな市場拡大が見込まれる東南アジア地域の新規市場開拓の戦略基地とする。

北川鉄工所 インド・バンガロールで4億円投じ生産拠点

北川鉄工所 インド・バンガロールで4億円投じ生産拠点

工作機械や自動車・建設機械向けの鋳造部品を手掛ける北川鉄工所(本社:広島県府中市)は5月10日、インドカルナータカ州バンガロールに4億円を投じ、生産拠点を新設すると発表した。
持分適用子会社、Kitagawa Europe Ltd(同社50%出資)の子会社、KITAGAWA INDIA PVT LTDが、工作機器事業関連の生産拠点を建設、運用する。2019年9月に建設完了し、11月のチャックの製造を開始する予定。2022年度に6,000台の生産、10億円の売り上げをそれぞれ見込む。

みずほ銀行 台湾貿易センターと日台企業の連携で覚書

みずほ銀行 台湾貿易センターと日台企業の連携で覚書

みずほ銀行は5月9日、台湾貿易センター(以下、TAITRA)との間で、日台企業の連携に関する覚書を締結したと発表した。これにより、同行は日台双方の企業の橋渡し役として、日台企業の連携機会の創出をさらに推進するとともに、TAITRAと協力・連携関係を深めていく。
TAITRAは1970年、台湾政府と業界団体の支援により設立された非営利公的貿易振興機構。台湾内5カ所(台北、新竹、台中、台南、高雄)、海外約60カ所にネットワークを持つ。

トヨタ紡織 インド・グルガオン市に営業・開発事務所

トヨタ紡織 インド・グルガオン市に営業・開発事務所

トヨタ紡織(本社:愛知県刈谷市)は5月9日、インドの子会社、トヨタ紡織オートモーティブインディア(所在地:インドカルナータカ州)が、ハリヤナ州グルガオン市に事務所を開設すると発表した。
新事務所は営業と開発機能を備え、自動車メーカーの車両開発段階から連携してシートや内装品を提案することで、インドをはじめとする新興国小型車事業の営業活動を強化する。

日精ASB機械 22億円投じインド生産子会社が金型生産能力増強

日精ASB機械 22億円投じインド生産子会社が金型生産能力増強

日精エー・エス・ビー機械(本社:長野県小諸市)は5月10日、全額出資するインド生産子会社、ASB INTERNATIOAL PVT.LTD.の金型生産能力増強のための固定資産の取得等の設備投資を行うことを発表した。
投資総額は約22億円。金型生産設備増設へ2019年8月から固定資産の取得を開始、2020年6月に完了する予定。これにより、増える顧客需要に迅速かつ的確に対応し、金型納期の短縮化、生産効率の向上を図る。

アース製薬 マレーシア・KLに現地法人

アース製薬 マレーシア・KLに現地法人

アース製薬(本社:東京都千代田区)は5月9日、マレーシア・クアラルンプール(KL)に全額出資による現地法人「EARTH HOME PRODUCTS(MALAYSIA)SDN.BHD.」を設立したと発表した。虫ケア用品および家庭用品の販売ならびに輸出入を手掛ける。
すでに進出しているタイ、ベトナムと合わせ、同社が日本で培った製品開発力あ商品コミュニケーション力を活かすことで、ASEANにおける同社のプレゼンスを高め、グループ全体の収益向上に貢献するのが狙い。