プライメタルズテクノロジーズはこのほど、中国の大手鉄鋼メーカーより連続鋳造機1基のプロセス最適化システムを受注した。この結果、同社の連続鋳造機向けプロセスオートメーションシステム(レベル2)の受注件数はこの10年間で150件に到達した。冶金学とデジタル化のノウハウを最適化システムから得ることにより、連続鋳造機のユーザーは時間とコストを節減できる。米国と中国の旺盛な需要がビジネスの拡大をけん引しており、同社製の連続鋳造機用オートメーションシステムやデジタル化のソリューションは、他社製プラントにも適用されるようになっているという。
PPIH「DON DON DONKI」香港・尖沙咀に初出店
阪急阪神HD ジャカルタの複合施設の運営・管理に本格参入
豊田合成 ベトナムでエアバッグの部品工場が稼動開始
豊田通商 タイの使用済み自動車のリサイクル実証事業を受託
豊田通商は7月4日、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募した「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業」のテーマの一つとして、タイにおける使用済み自動車のリサイクル実証事業を受託したと発表した。この実証事業はNEDOとタイ工業省(MOI)、工業団地公社(IEAT)の間で、2019年2月にMOU(覚書)が締結されている。 豊田通商は実証事業の全体設計を担い、Green Metals(Thailand)Co.,Ltd.が実証実施する。このほか、TDEM(トヨタ ダイハツ エンジニアリング&マニュファクチャリング)、TMT(トヨタモータータイランド)がサポートする。
NTTコム 5Gでの放送コンテンツの伝送実験に成功、世界初
トッパンフォームズと岩谷産業 再生医療分野で-150℃以下の低温輸送提供開始
大阪ガスG タイに太陽光発電の電力供給事業で合弁会社設立
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は7月3日、100%子会社のOsaka Gas Singapore Pte.Ltd.とタイの太陽光発電事業会社、Energy Pro Corporation Ltd.が、タイで太陽光発電による電力供給事業を目的とする合弁会社「OE Solar Co.,Ltd.(仮称)」を設立することに合意したと発表した。大阪ガスが東南アジアで再生可能エネルギー発電事業に参画するのは初めて。新会社はバンコクを中心に、主に産業用・商業用の顧客が所有する建物の屋根やスペースを借りて太陽光発電設備を設置し、発電した電力を15~20年にわたって顧客に供給する。これによって同国における環境負荷の低減に貢献していく。
日立造船 タイ・ラヨーン県のごみ焼却発電プラントを受注
日立造船(本社:大阪市住之江区)は7月3日、シンガポールのJurong Engineering Limited(以下、JEL)より、タイ・ラヨーン県で建設されるごみ焼却発電プラント(ストーカ式焼却炉:300㌧/日×1炉、発電出力:9.8MW)の設備工事を受注したと発表した。これはタイの発電事業会社、Global Power Synergy Public Company Limited(所在地:タイ・バンコク、以下、GPSC)が、ごみ焼却発電プラントの建設を計画したもの。 日立造船はJELより同プラントの中心設備である火格子や排ガス処理装置の設計および機器供給、据付・試運転時のSV派遣業務(技術指導サービス)を受注した。同プラントはラヨーン県ムアン郡にあるRDF(Refuse Derived Fuel:廃棄物固形燃料)製造プラントの隣接地に建設され、RDFを燃料として焼却発電する。発電した電力は約6,700世帯の消費電力を賄うことができる。
CCS MV Malaysia 開設 駐在員事務所を現地法人に格上げ
画像処理検査用LED照明メーカーのシーシーエス(本社:京都市上京区、以下、CCS)はこのほど、マレーシア駐在員事務所をCCS Asia(シンガポール)の子会社に格上げし、CCS(Malaysia)Sdn.Bhd.として7月1日から運営開始したと発表した。これまでマレーシアのクアラルンプール近郊およびペナン島の2拠点で駐在員事務所を設置。半導体メーカーや電子部品メーカーへの案件対応を行ってきたが、今回ペナンを本社として現地法人化。顧客案件へのより迅速な対応とサポート力の強化を図る。これに合わせオフィスを移転し、実験室を拡張する。延床面積は116㎡、スタッフ5名。CCSは画像処理検査用LED照明の分野では、トップシェア誇る。