パソナG ベトナム・ダナン市が企業進出、人材育成などで覚書

パソナG ベトナム・ダナン市が企業進出、人材育成などで覚書

パソナグループ(本社:東京都千代田区)は4月19日、ベトナム・ダナン市と「日系企業の進出支援、人材育成・就職支援・観光促進支援」に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。4月23日に東京でMOU締結調印式を開くほか、同日ダナン市への進出を検討する企業を対象に「ダナン進出セミナー」を実施する。
今回締結するMOUでは、パソナグループが日本全国でダナンへの進出を検討する日系企業に対してセミナーなどを通じて進出支援を行うほか、ベトナム中部の大学と連携を図り、現地ベトナム人材にビジネスマナー研修や就職イベントを開催することで、日系企業の印材育成・就職支援を行っていく。

パイオニアとキヤノン 3D-LiDARセンサーを共同開発

パイオニアとキヤノン 3D-LiDARセンサーを共同開発

パイオニア(本社:東京都文京区)とキヤノン(本社:東京都大田区)はこのほど、3D-LiDARセンサーの共同開発契約を締結したと発表した。
3D-LiDARセンサーは、レーザー光で対象物までの正確な距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイムかつ立体的に把握できるため、レベル3以上の自動運転の実現に不可欠なキーデバイスといわれている。
両社は今回の契約締結により、パイオニアが量産化に向けて進めている3D-LiDARセンサーの開発を共同で行う。パイオニアが保有する小型化技術やデジタル信号処理技術などの車載機器開発に関する知見やノウハウに、キヤノンが保有する光学の先進技術とノウハウが加わることで、高度な自動運転車両向けの小型で高性能な3D-LiDARセンサーの早期実現が可能になる。
自動運転レベル3は、すべての自動運転をシステム側が行うものの、緊急時には運転手が運転操作を担うという状態。

日東紡 台湾のBaotek社を連結子会社化

日東紡 台湾のBaotek社を連結子会社化

日東紡(本社:東京都千代田区)は4月19日、昨年実施した台湾Baotek Industrial Materials Ltd.の株式取得(子会社化)に向けた公開買付けの結果を公表した。
公開買付けの実施と私募株式の取得により、同社はBaotek社の持分47.65%を保有することとなり、Baotek社を持分法適用会社とした。この結果、6月21日に予定されているBaotek社の定時株主総会の後、同社の連結子会社となる見込み。
日東紡はBaotek社をグループに加えることで、課題としているガラスクロス製造能力を増強する。

東レ 造水効率2倍の革新RO膜エレメント開発

東レ 造水効率2倍の革新RO膜エレメント開発

東レ(本社:東京都中央区)はこのほど、造水効率を最大2倍に高めた新たな小型RO膜エレメントを開発したと発表した。
RO膜エレメントに通す供給水と透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水流速を高める技術によって、造水効率の良い省エネ運転が可能になるという。今後スケールアップに向けたグローバル実証を進め、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指す。

大正製薬HD ベトナムDHG社への株式公開買付け終了

大正製薬HD ベトナムDHG社への株式公開買付け終了

大正製薬ホールディングスは4月18日、傘下の大正製薬(本社:東京都豊島区)が3月18日から実施していた、ベトナムDuoc Hau Giang Pharmaceutical JSC社(以下、DHG社)の発行済み株式総数の21.7%を対象とした公開買付けについて、4月16日をもって終了したと発表した。発行済み株式総数の15.78%に相当する2063万5966株の応募があり、予定通り公開買付けを実施するとしている。

滋賀銀行 ベトナム・ドンバンⅢ工業団地と協定書締結

滋賀銀行 ベトナム・ドンバンⅢ工業団地と協定書締結

滋賀銀行(本店:滋賀県大津市)はこのほど、ベトナムハナム省が中心となって企業誘致、運営管理を行うドンバンⅢ工業団地インフラ開発との間で「優遇措置に関する協定書」を締結したと発表した。この協定書締結は近畿に本店を置く民間金融機関としては初めてという。
優遇価格の適用で、取引先企業を同団地へ誘致、入居を促すとともに、香港支店、上海駐在員事務所、バンコク駐在員事務所の海外3拠点と営業店・本部とのネットワークを駆使し、取引先企業の海外展開支援の体制を強化する。

住友林業 タイ・バンコクで初の高級分譲マンション

住友林業 タイ・バンコクで初の高級分譲マンション

住友林業(本社:東京都千代田区)は4月18日、タイ・バンコクの現地企業と共同開発した高級分譲マンション「Hyde Heritage Thonglor(ハイドヘリテイジトンロー)」を、4月から本格販売すると発表した。タイでは初の不動産分譲プロジェクトとなる。
これは住友林業の100%子会社Sumitomo Forestry Singapore Ltd.(以下、SFS社)、Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels&Property PCL社(GA社)の3社合弁の特定目的会社(Grand Star社、以下、GS社)が手掛ける物件。
GS社への出資比率はSFS社49%、GA社40%、PF社11%。地上44階建て311戸。販売価格は3800万円から、平均分譲価格は約6700万円の高級分譲マンション。

日東紡 中国の連結子会社の全持分を譲渡

日東紡 中国の連結子会社の全持分を譲渡

日東紡(本社:東京都千代田区)は4月18日、100%子会社の「日東紡(中国)有限公司」(所在地:中国江蘇省無錫市)の持分のすべてを「浙江省銀●新材料股份有限公司」へ譲渡すると発表した。
人件費の上昇や環境規制強化に対応するコストの上昇に加え、汎用品市場における価格競争の激化の影響を受けて業績低迷が続いたため、同社では抜本的な対策を検討、その結果、立て直しは厳しいと判断した。

東洋エンジ BASFとアジア地域で包括パートナー契約

東洋エンジ BASFとアジア地域で包括パートナー契約

東洋エンジニアリングとToyo Engineering Corporation(China)は4月18日、BASF社と包括エンジニアリングパートナー契約を締結したと発表した。
この契約は今後5年間、BASFのアジア・太平洋地域でのプロジェクトに対し、フロントエンドエンジニアリング、詳細設計、調達サービス、工事管理等のサービスを提供するもの。

リコー 韓国X線検査装置メーカーと共同出資会社設立

リコー 韓国X線検査装置メーカーと共同出資会社設立

リコー(本社:東京都大田区)は4月17日、食品分野向けX線検査装置市場へ参入すると発表した。この方針に沿って、韓国X線検査装置メーカー、XAVIS Co.,Ltd.(以下、ジャビス社)との間で、X線検査装置の開発・販売を手掛ける共同出資会社を設立することで合意した。共同出資会社は「リコーテックビジョン」。資本金は1億円。
2019年度から主に日本国内の食品分野向けにX線検査装置の販売を開始する。また、両社が保有する技術・ノウハウを活用し、より検出能力の高い次世代複合検査装置の開発に取り組む。