神戸製鋼 インドの合弁LTKMを完全子会社化

神戸製鋼 インドの合弁LTKMを完全子会社化

神戸製鋼は4月18日、インドで自動車や建設機械用タイヤなどの製造工程で使用されるタイヤ・ゴム機械の製造・設計・販売を手掛けるL&T Kobelco Machinery Pvt.Ltd.(以下、LTKM社)を完全子会社化したと発表した。
神戸製鋼とシンガポール現地法人のKobelco Machinery Asia Pte.Ltd.の2社で100%出資へと変更し、それに伴い会社名は5月から「Kobelco Industrial Machinery India Pvt.Ltd.」(以下、KIMI)となる予定。これにより、インド国内需要の獲得に留まらず、周辺地域の東南アジア、欧州地域への拡販を強化し、同社タイヤ・ゴム機械事業のシェア拡大を図っていく。

共同印刷 インドネシア現地法人の新工場建設に着手

共同印刷 インドネシア現地法人の新工場建設に着手

共同印刷(本社:東京都文京区)は4月18日、インドネシアの現地法人PT.Arisu Graphic Prima(以下、アリス社)の新工場建設に着手したと発表した。
新工場(アリス社ジャカルタ工場)では、アジア市場で需要の増大が見込まれる主に化粧品向けの高品質ラミネートチューブを製造する。建設地はカラワン県カラワン工場団地。2019年4月に着工し、同年12月に竣工、2020年1月から稼働開始の予定。鉄筋コンクリート造2階建て、建築面積2438㎡、延床面積2963㎡。投資額は約3.8億円(工場建設費含む)。

京セラ 中国・深圳市にイノベーションセンター開設

京セラ 中国・深圳市にイノベーションセンター開設

京セラは4月17日、中国の主要販売会社の「京セラ(中国)商貿有限公司」が中国広東省深圳市竜崗(りゅうこう)地区に、「京セラ(中国)イノベーションセンター」(以下、KCIC)を開設し、同日から運営を開始したと発表した。中国でオープンイノベーションの拠点を設けるのは、京セラ(中国)商貿有限公司として初めてとなる。
政府、グローバル企業、教育機関、投資機関が集結する深圳市竜崗地区にKCICを開設することで、同地区の利点を最大限活用していく。KCIC内には細心の製品・技術を紹介する展示室のほか、オープン・クローズドに対応した技術交流スペースを設置し、情報発信の強化とオープンイノベーションの推進を図る。

日本製鉄 マレーシアの冷延鋼板工場を取得

日本製鉄 マレーシアの冷延鋼板工場を取得

日本製鉄(旧新日鉄住金、4月1日から社名変更、本社:東京都千代田区)は4月17日、オーストラリアの同業会社との折半出資による合弁会社、NS BlueScope Coated Productsを通じて、マレーシアの薄板メーカー、YKGIホールディングスの冷延鋼板工場の取得手続きが完了したと発表した。買取額は1億2500万リンギット(約33億8700万円)。

SBI BITS ベトナムFPTとITソフトウェア開発で合弁設立の覚書

SBI BITS ベトナムFPTとITソフトウェア開発で合弁設立の覚書

SBIホールディングスの子会社でシステム開発会社、SBI BITS(本社:東京都港区)は4月17日、ベトナムのハイテク企業、FPT Corporation(本社:ベトナム・ハノイ、以下、FPT)の子会社、FPTソフトウェア社と、同国でITソフトウェア開発を行う合弁会社を設立する覚書を締結したと発表した。2019年後半をめどに設立する予定。
この合弁新会社はSBIグループ内の企業向けにITソフトウェアの開発を行うほか、SBI BITS開発によるアプリケーションソフトウェアの検査業務や品質保証、SBIグループ外企業への外販に向けたソフトウェアのパッケージ化、およびBPO(Business Process Outsourcing)サービスの提供等を実施する予定。

PPIH シンガポール・チャンギ空港にドンキ初出店

PPIH シンガポール・チャンギ空港にドンキ初出店

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は4月17日、パン・パシフィック・リテールマネジメント(所在地:シンガポール)がシンガポールのチャンギ国際空港に、モバイルフードに特化した小型店「ドンドンドンキ・スイートポテトファクトリー」を5月1日に開業すると発表した。
シンガポール国内4店舗目となる新店舗は初の国際空港内への出店となる。出店するのは第3ターミナルの出発ロビーで、売場面積は30.8㎡。
PPIHはこのほか、同国の中心部ノベナの商業施設「スクエア2」内にドンドンドンキの同国5店舗目の開業準備中で、5月8日にオープンする予定。

SBI ベトナムFPTと事業会社設立の覚書

SBI ベトナムFPTと事業会社設立の覚書

SBIホールディングス(本社:東京都港区、以下、SBI)とFPT Corporation(本社:ベトナム・ハノイ、以下、FPT)は4月17日、ベトナムの共通ポイントプログラム、Uto pの運営会社を共同出資による合弁で設立する覚書を締結したと発表した。
今後、FPTの子会社、FPTソフトウェアがベトナムで会社設立登記、ライセンス取得を行い、2019年6月をめどにSBIが出資参加する予定。

ISID インドネシアのIT企業を子会社化し金融機関向け事業拡大

ISID インドネシアのIT企業を子会社化し金融機関向け事業拡大

電通国際情報サービス(本社:東京都港区、以下、ISID)はこのほど、子会社のPT.ISID INDONESIA(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、ISIDインドネシア)を通じて、インドネシアでIT事業を展開するPT.Ebiz Cipta Solusi(本社:インドネシア・ジャカルタ市、以下、イービス社)の株式75%を取得し、子会社化すると発表した。
これにより、イービス社が持つ現地顧客企業基盤を通じて、各種ソリューションの販売を加速することで、インドネシアにおける金融ソリューション事業の拡大を図る。

ネットワンシステムズ シンガポールのICT企業と資本提携拡大

ネットワンシステムズ シンガポールのICT企業と資本提携拡大

ネットワンシステムズ(本社:東京都千代田区)は4月17日、ASEANビジネスを強化するため資本提携しているAsiasoft Solutions Pte.Ltd.(本社:シンガポール)に追加出資して株式の過半数を取得し、ASEANにおけるネットワングループの戦略子会社と位置付けると発表した。同時に同社の社名を「Net One Asia Pte.Ltd.」に変更し、日系企業および現地企業への提案を拡大する方針だ。

アイシン精機 中国で合弁 アルミダイカスト部品の生産増強へ

アイシン精機 中国で合弁 アルミダイカスト部品の生産増強へ

アイシン精機(本社:愛知県刈谷市)は4月17日、中国における乗用車用オートマチックトランスミッション(以下、A/T)の生産量拡大に対応するため安徽●新集●有限公司との合弁で、A/T用トランスミッションケースなどアルミダイカスト部品の生産を手掛ける「愛信(安慶)汽車零部件有限公司」を設立したと発表した。
新会社の資本金は2億3700万元(約40億3000万円)で出資比率はアイシン精機85%、安徽●新集●有限公司15%。建屋面積は2万9400㎡で、2020年8月生産開始の予定。
アイシングループは現在、中国で唐山、台州、佛山と3つのアルミダイカスト生産工場から中国各地のA/Tおよびエンジン生産工場へアルミダイカスト部品を供給。今回の新会社設立により、主に華東地区のグループ内A/T生産工場への供給能力を増強する。