愛知製鋼 中国の磁石事業の製造・販売力強化
愛知製鋼(本社:愛知県東海市)は3月25日、中国における磁石事業の強化を図るため、2018年2月に出資した「浙江愛智機電有限公司」(本社:浙江省平湖経済開発区、以下、浙江愛智)の生産能力増強のための増資引き受けを実施すると発表した。
この結果、出資額は900万元から1700万元に増加し、出資比率は33.3%から48.6%に高まる。また生産能力は、将来需要拡大が見込まれるEVモータ市場への参入も視野に入れ、月産80万個から同140万個に拡大する。
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NTTドコモ「AI運行バス」4/1から全国で提供開始
NTTドコモ(所在地:東京都千代田区)は3月26日、AI(人工知能)を活用したドコモのオンデマンド交通システム「AI運行バス(R)」を、4月1日より日本全国で提供を開始すると発表した。
AI運行バスは、乗りたいときに行きたい場所まで自由に移動できるオンデマンド交通システム。リアルタイムに発生する乗降リクエストに対して、AIを使い膨大な計算量から効率的な車両・ルート(乗り合わせる組み合わせ)をリアルタイムに算出する。
AI運行バスの提供価格は営業区域数とバスの車両台数により異なるが、初期導入費用は50万円。月額利用料は18万円(システム内で利用するタブレット・回線費用は別途必要)から提供する。同社では2020年度末までに100エリアでの導入を目指す。
東電G バングラのDPDC社と地下変電所建設でコンサル契約
東電設計(本社:東京都江東区)および東京電力パワーグリッド(本社:東京都千代田区、以下、東電PG)は3月25日、バングラデシュの配電事業会社、ダッカ配電会社(本社:ダッカ、以下、DPDC社)と地下変電所建設プロジェクトに関するエンジニアリングサービスの契約を締結することで合意し、DPDC本社で調印式を行ったと発表した。
このプロジェクトは国際協力機構(JICA)による円借款貸付け契約の対象事業の一つ。これまでに東電設計と東電PGは、すでにダッカ電力供給会社(DESCO社)向けの地下変電所建設事業(グルシャン地区)に関わるエンジニアリングサービスを受託しており、今回はカウランバザール地区の地下変電所建設プロジェクトに関わるエンジニアリングサービス業務となる。
アイシン精機 タイ子会社がマノヨン社と資本・業務提携
アイシン精機は3月25日、100%子会社アイシンアジア(本社:シンガポール)が、タイおよびその周辺国のアフターマーケット事業強化を目的と市、子会社のアイシンアジアタイランド(以下、AA-T)とマノヨングループのアフターマーケット部品販売を手掛けるマノヨンチャン(以下、マノヨン社)との資本・業務提携契約を締結したと発表した。これに伴いAA-Tはマノヨン社より25.5%の出資を受け入れる。
ASEAN地域では今後アフターマーケット市場の拡大が見込まれており、地域部品商への販路に強みを持つマノヨン社との資本提携により、AA-Tの営業体制を強化する。