三井不動産 海外初の「ららぽーと上海金橋」着工へ

三井不動産 海外初の「ららぽーと上海金橋」着工へ

三井不動産(東京都中央区)は、上海井橋商業管理有限公司を通して中国・上海でリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」の開発を推進し、3月21日に共同事業者の上海金橋出口加工区連合発展有限公司と合同で着工式典を行い、準備工事に着手した。建物本体の工事は5月から入る予定。
三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋は、計画地周辺在住のファミリー層や周辺オフィスワーカー等を主なターゲットとし、約200店舗で形成される海外初の「ららぽーと」として、2020年に開業する予定。

HIS 台湾ホテル大手を買収 海外でホテル事業積極化

HIS 台湾ホテル大手を買収 海外でホテル事業積極化

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は、台湾でホテル事業を展開するグリーンワールドホテルズ(GWH)の第三者割当増資を引き受ける形で子会社化すると発表した。
HISは、GWHが持つ台湾の16軒のホテルのうちの1軒を、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」の隣接地でで展開している「変なホテル」に転換する予定。HISとしてはこれが海外ホテル事業の第1号となる見通しで、今後海外でホテル事業の展開を積極化する。
HISグループでホテル運営などを手掛ける子会社のHISホテルホールディングス(東京都新宿区)がGWHを傘下に収める。HISホテルホールディングスは、第三者割当増資の引き受けにより、議決権ベースの持株比率をこれまでの33%超から51%まで引き上げる。追加の出資額は日本円換算で20億円程度とみられる。

和食店「賛否両論」海外初出店3/21香港島に1号店

和食店「賛否両論」海外初出店3/21香港島に1号店

東京で人気の和食店「賛否両論」が3月21日、香港島の繁華街、コーズウェーベイ(銅鑼湾)に海外1号店をオープンする。出店店舗はコーズウェーベイの商業ビル「Vポイント」の5階。店舗面積は1000平方フィート(約93平方㍍)で、座席はカウンター13席、個室8席。メニューはコース1つのみで、価格は1200香港㌦(約1万7500円)。グランドオープンは4月15日の予定。NNAが報じた。

2月の訪日外国人客数最多の7.6%増の203万6000人

2月の訪日外国人客数最多の7.6%増の203万6000人

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2017年2月の訪日外国人客数は前年同月比7.6%増の203万6000人で、2月としては過去最高となった。
2016年は2月だった中華圏の春節(旧正月)が1月28日に始まったことに加え、うるう年だった同年に比べ2月の日数が1日少なかったことなどから、全体の伸び率はひとケタにとどまった。
市場別では、韓国、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、米国、カナダ、ドイツ、イタリア、スペインの13市場が2月として過去最高を記録。中でもインドネシアは、50%近い伸びを示し好調が続いている。
3月は日本の広い地域で、桜の開花シーズンを迎えるため、花見を目的とした旅行需要が見込まれる。

西武鉄道 マレーシア鉄道公社と姉妹鉄道協定

西武鉄道 マレーシア鉄道公社と姉妹鉄道協定

西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)はマレーシア鉄道公社(KTMB、本社:マレーシア・クアラルンプール)と相互の友好関係を強化するため、3月20日、マレーシア・クアラルンプールで「姉妹鉄道協定」を締結する。
これにより、ムスリムへのプロモーション強化を通じて相互の誘客に取り組むほか、双方の事業の発展を目指す。
ちなみに、マレーシアからの2016年の訪日旅行者は、前年比29%増の39万人。
西武鉄道が海外の鉄道事業者と姉妹鉄道協定を締結するのは2015年3月の台湾鉄路管理局との締結に次いで2件目となる。

ラオックス 香港の宝飾品大手、周大福と業務提携

ラオックス 香港の宝飾品大手、周大福と業務提携

ラオックス(東京都港区)は3月13日、香港を拠点とする世界有数の宝飾品グループ、周大福珠宝集団有限公司(以下、周大福)と業務提携契約を締結し、日本初となる周大福のブランドストアを新宿店舗「WATCH.」(ウォッチドット)へ出店することになったと発表した。
周大福は中華圏、シンガポール、マレーシア、韓国、アメリカなど世界各地で宝飾品や時計を販売する宝飾品グループ。宝飾品の原材料調達からデザイン、加工、販売、市場開拓まで手掛ける垂直統合型モデルに強みを持っている。
周大福の2016年3月期の売上高は565億9150万香港㌦(約7934億2100万円)。

ライトオン 初の海外進出 4/12台湾に第1号店

ライトオン 初の海外進出  4/12台湾に第1号店

ライトオン(本社:茨城県つくば市)は海外初出店の第1号店として4月12日、台湾で「Right-on微風復興店(ビフウフッコウテン)」をオープンする。
日本での品揃えを軸にメンズ・ウィメンズ・キッズで展開する。自社ブランドのほか、人気のナショナルブランドも厳選し、様々なテイストに合うセレクトで、幅広いバリエーションで用意する。オランダのデニムブランド「G-Star RAW」は台湾で独占販売となる。
同第1号店に続き、5月に「Right-on環球中和店」もオープンする予定。

2016年九州から入国の外国人31%増 最多の372万人

2016年九州から入国の外国人31%増 最多の372万人

九州運輸局のまとめによると、2016年に九州から入国した訪日外国人客は約372万人で、5年連続で過去最高となった。前年より約31%増え、そのほとんどをアジア諸国からの訪日客が占めた。
とくに目立ったのがクルーズ船客の増加で、約141万人で前年よりほぼ8割増となった。そのほか、格安航空会社(LCC)の新規就航などもその要因として挙げられる。

四国4県の16年訪日外国人客の宿泊46%増の64万人

四国4県の16年訪日外国人客の宿泊46%増の64万人

観光庁が3月3日発表した宿泊旅行統計調査によると、2016年の四国での訪日外国人延べ宿泊者数(速報値)は、4県合計で64万4750人泊と15年(確定値)に比べて46%増えた。
各県とも過去最高を更新し、中でも香川県は70%増と全国都道府県で最も高い伸びを示した。16年に開かれた瀬戸内国際芸術祭は来場者約100万人の1割以上を外国人が占めた。高松空港の国際線も芸術祭に合わせて16年3~11月に台北線が週6便に増え、7月に香港線が就航するなど、アジアとの結びつきの強まりが伸びを支えた。
各県の官民はインバウンド(訪日外国人)のさらなる呼び込みへ情報発信の密度や受け入れ態勢強化に力を入れる。

印ジェットエア・香港航空が日本便など共同運航

印ジェットエア・香港航空が日本便など共同運航

インドの航空会社大手、ジェット・エアウェイズはこのほど、香港を本拠とする香港航空(ホンコン・エアラインズ)とコードシェア(共同運航)協定を結んだと発表した。
香港と東京、沖縄などを結ぶ便を運航する香港航空との共同運航によってインドからの日本を含むアジア太平洋地域へのアクセスが大幅に改善するとしている。
ジェット・エアウェイズは現在、首都デリーおよび西部マハラシュトラ州ムンバイと香港を結ぶ便を運航している。