エアアジアX KL~札幌線 10月から週4便
マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの関連会社エアアジアXは、クアラルンプール(KL)~札幌線を10月から週4便運航すると発表した。同社はすでに、大阪と東京に就航しており、新路線は3都市目の日本行きルートとなる。
エアアジアX KL~札幌線 10月から週4便
マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの関連会社エアアジアXは、クアラルンプール(KL)~札幌線を10月から週4便運航すると発表した。同社はすでに、大阪と東京に就航しており、新路線は3都市目の日本行きルートとなる。
サークルKサンクス 海外撤退 米社と合弁解消
サークルK サンクスは海外市場から撤退する。米サークルK ストアーズ(アリゾナ州)と2013年に折半出資で合弁会社を設立し、アジアを中心に5カ国で「サークルK 」約620店を共同展開してきたが、合弁を解消した。「サークルK サンクス」の親会社のユニーグループ・ホールディングス(GHD)は、ファミリーマートと統合交渉を進めており、海外でファミリーマートと競合する店舗が多く撤退を決めた。
訪日客消費4~6月82.5%増の8887億円 年3兆円へ
観光庁が7月31日公表した訪日外国人の消費動向調査によると、今年4~6月の外国人による消費額(推計)は前年同期比82.5%増の8887億円となり、四半期として過去最高を記録した。1人当たりでも約17万7400円(前年同期比23%増)と過去最高だった。
この結果1~6月では、1~3月の消費額の7066億円と合わせ1兆5953億円となっている。年間では3兆円ペースで、2014年通年の2兆円程度から大幅に増える計算だ。
国籍、地域別の消費額は、中国が3581億円で全体の4割を占め1位。台湾が1470億円(17%)、韓国が645億円(7%)と続いた。外国人に人気が高いのは日本の家電製品だ。炊飯器や魔法瓶は特に人気で、10万円ほどする炊飯器を3~4台まとめ買いする人も珍しくない。
訪日外国人は増え続け、日本政府観光局(JNTO)によると今年1~6月は前年同期比46%増の914万人で過去最高を記録している。年間2000万人に迫るペースで推移している。日本政府は年間2000万人に達する年に訪日客の消費額を4兆円にする目標を打ち出している。
南海・京阪電鉄が訪日客向けに8/1から割引切符発売
南海電鉄と京阪電鉄は7月29日、訪日観光客向け割引切符を8月1日から発売すると発表した。南海電鉄の「関西空港」駅から大阪市営地下鉄を経由して京阪電鉄の「中書島」駅までの片道切符と京都市周辺のフリー乗車券が付く。価格は1500円。南海電鉄の海外サイトのみで取り扱う。
7/30から週3往復 中部空港にチャーター便 中国LCC
中国の格安航空会社(LCC)、雲南祥鵬航空(雲南省昆明市)は7月29日、湖南省・長沙と日本の中部国際空港(愛知県常滑市)を結ぶチャーター便を30日から運行すると発表した。
火、木、土曜日の週3往復の運航を計画。秋ごろの定期路線化を目指す。同社の日本路線への就航は初めて。主に中国から日本へのインバウンド(訪日旅行者)需要の増大に対応する。
台湾・台北市にアンパンマン海外初公式店
アンパンマンの絵本シリーズを出版するフレーベル館とアニメ制作会社のトムス・エンタテインメント、日本テレビは7月27日、海外初となるアンパンマンの公式ショップを台湾の台北市に9月10日オープンさせると発表した。
台湾では2000年からテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」が放送されているが、関連グッズの販売や登場人物を使った催しなどは実施していなかったという。
アニメを見た子供たちが商品を購入することで、台湾での人気を定着させる。名称は「アンパンマン オフィシャルショップ 台北」。
イトーヨーカ堂 成都モデル軸に中国事業立て直しへ
イトーヨーカ堂が中国事業の立て直しに取り組んでいる。地域1番店である四川省成都市の店舗をモデルとして、日本式のサービスや品質を前面に打ち出し、不採算の北京4店は閉鎖する。
野菜の小分け、産地・生産者・農薬などのトレーサビリティ情報の開示などのコーナーを設けるなど日本式のきめ細かなサービスや品質重視の姿勢が評価され、単価では同業他社より割高にもかかわらず、成都市中心部にある「伊藤洋華堂双楠店」は、2014年における同市内の市場シェアは4割を超える圧倒的な存在となっている。
この成都モデルを中国内における店舗に導入。日本式のサービスや品質を徹底することで生き残りを目指す。
訪日客 年2000万人ペース 1~6月46%増の913万人
訪日外国人が一段と増えている。日本政府観光局(JNTO)が7月22日発表した1~6月の訪日客数は過去最高の913万人となり、前年同期比46%増加した。国・地域別にみると、中国からは前年同期比ほぼ倍増の217万人、韓国は43%増、台湾も20%増だった。通年では1800万人規模は確実視され、訪日客が月を追って増勢傾向をたどっていることから、年間2000万人ペースにある。
上海ディズニー隣接地にアウトレット 三菱地所など
英アウトレットモール運営のバリューリテールと三菱地所は、2016年春に開業する上海ディズニーリゾートの隣接地に、アウトレットモールを開業する。国際的な高級ブランドを中心に240の店舗が出店する。中国では株安や倹約令で個人消費に逆風が吹いているが、好立地を生かして幅広い地域からの集客を目指す。
アウトレットモールの総面積は4万8000平方㍍。上海ディズニーリゾートと同じ区域内にあり、双方を遊歩道やバス、ボートで結ぶ予定。開業時期はディズニーリゾートより先行する見通し。三菱地所は同プロジェクトに20億~30億円を出資、第2位出資者となる見込み。日本経済新聞が報じた。
エアアジア 日本再参入へ認可申請 中部空港が拠点
マレーシア最大の格安航空会社(LCC)、エアアジアは7月21日、2016年春に日本の国内線に参入すると発表した。日本法人を通じて整備体制の構築や、パイロット確保などの準備を進め、中部国際空港を拠点に国内線と国際線を同時に就航させる計画だ。
日本国内では現在4社のLCCが運航を始めているが、中部空港を拠点とするのはエアアジアが初めて。エアアジアや楽天などが出資するエアアジア・ジャパン(東京都港区)が同日、国土交通省に航空法に基づく運送事業の認可を申請した。