イトーヨーカ堂 成都モデル軸に中国事業立て直しへ

イトーヨーカ堂 成都モデル軸に中国事業立て直しへ

イトーヨーカ堂が中国事業の立て直しに取り組んでいる。地域1番店である四川省成都市の店舗をモデルとして、日本式のサービスや品質を前面に打ち出し、不採算の北京4店は閉鎖する。
野菜の小分け、産地・生産者・農薬などのトレーサビリティ情報の開示などのコーナーを設けるなど日本式のきめ細かなサービスや品質重視の姿勢が評価され、単価では同業他社より割高にもかかわらず、成都市中心部にある「伊藤洋華堂双楠店」は、2014年における同市内の市場シェアは4割を超える圧倒的な存在となっている。
この成都モデルを中国内における店舗に導入。日本式のサービスや品質を徹底することで生き残りを目指す。